注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
この仮説はスペインから提唱されました。スペインの病院に入院していた新型コロナ患者の男性41人のうち、29人(71%)がAGA(男性型脱毛症; Androgenetic Alopecia)であったというものであり、これはスペインの男性におけるAGAの頻度である31%‐53%よりもずっと多いものであるとのことです。
(中略)
AGAは、アンドロゲンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれるホルモンが関与しているとされます。DHTは(中略)… 毛母細胞の働きを低下させる作用があります。AGAの方ではこのDHTが多く発現しています。
(中略)
一方、新型コロナウイルスがヒトに感染する際には、TMPRSS2と呼ばれる酵素がウイルスのスパイク蛋白質を活性化することで、ACE2受容体を介してウイルスは細胞内に侵入することが分かっています。
TMPRSS2をコードする遺伝子は、男性ホルモン、特にDHTがアンドロゲン受容体(毛髪細胞だけでなく肺細胞などの細胞表面にも発現している)に結合すると活性化され、TMPRSS2が増加します。つまり、DHTという男性ホルモンが多ければ多いほど、DHTはアンドロゲン受容体と結合し、TMPRSS2が増加することで新型コロナウイルスが侵入しやすくなるというわけです。
(以下略)
薄毛の人はコロナが重症化しやすい?(忽那賢志) - Y!ニュース https://t.co/3JMbP4oj0G
— yumi ゆみ (@ygjumi) August 20, 2020
#SARSCoV2 に感染すると女性よりも男性の方が重症化しやすいとされる。
— yumi ゆみ (@ygjumi) August 20, 2020
・日本の入院患者全体のうち男性は58.9%を占め、
さらに重症者全体の78.9%を占める
(国内227施設で症例登録された全国の入院例2638人)https://t.co/fEvpYoR253https://t.co/3JMbP4oj0G
スペインから175人のAGAに関する解析報告https://t.co/aoJyf9nxGv
— yumi ゆみ (@ygjumi) August 20, 2020
入院患者175人のうち122人が男性
男性のうち79%がAGA
女性でも42%がAGAと判定
どちらの集団も、スペインの一般的な集団におけるAGAの頻度よりも高い
AGAが #COVID19 の重症化に寄与しているのではないかhttps://t.co/3JMbP4oj0G
AGAは、アンドロゲンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれるホルモンが関与しているとされる。
— yumi ゆみ (@ygjumi) August 20, 2020
DHTは毛髪の元となる細胞である毛母細胞のアンドロゲン受容体に結合し、毛母細胞の働きを低下させる作用がある。
AGAの方ではこのDHTが多く発現している。https://t.co/3JMbP4oj0G pic.twitter.com/pxHbbLFAkR
#SARSCoV2 がヒトに感染する際には、
— yumi ゆみ (@ygjumi) August 20, 2020
TMPRSS2と呼ばれる酵素が
ウイルスのスパイク蛋白質を活性化することで、
ACE2受容体を介してウイルスは細胞内に侵入するhttps://t.co/3JMbP4oj0G pic.twitter.com/pUHGWX5xYF
TMPRSS2をコードする遺伝子は、
— yumi ゆみ (@ygjumi) August 20, 2020
男性ホルモン、特にDHTがアンドロゲン受容体
(毛髪細胞だけでなく肺細胞などの細胞表面にも発現)
に結合すると活性化され、TMPRSS2が増加する。https://t.co/3JMbP4oj0G pic.twitter.com/C4LrJsbguo
つまり、DHTという男性ホルモンが多ければ多いほど、
— yumi ゆみ (@ygjumi) August 20, 2020
DHTはアンドロゲン受容体と結合し、
TMPRSS2が増加することで #SARSCoV2 が侵入しやすくなる。 https://t.co/3JMbP4oj0G pic.twitter.com/4XUUewdRRQ
イギリスからこの仮説を裏付ける研究報告(査読前論文)https://t.co/XJrH5GCQqG
— yumi ゆみ (@ygjumi) August 20, 2020
この報告によると、男性のアンドロゲンの濃度と#COVID19 の重症化が関連しているhttps://t.co/3JMbP4oj0G
AGA(男性型脱毛症)には、“毛母細胞のアンドロゲン受容体にジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンが結合し、毛母細胞の働きを低下させる”と言う側面があるらしい。
一方、肺細胞などの細胞表面にも発現しているアンドロゲン受容体にジヒドロテストステロン(DHT)が結合すると、TMPRSS2と呼ばれる酵素がたくさん作られる。このTMPRSS2が新型コロナウイルスのスパイク蛋白質を活性化することで細胞内に侵入しやすくなるということらしい。
テストステロンが上昇してくると、健康のバロメーターである「朝勃ち」となって表れる。しかし、AGA(男性型脱毛症)に抗うなら、男性ホルモンを「増やさない」食事が正解で、“牛乳や肉類、香辛料、ニンニクのような食品の摂り過ぎは避け、野菜を多く食べる「草食系男子」として過ごしましょう”ということになる。
男性ホルモンから男性ホモルンへということなら、「恋愛ホルモン」と言われるオキシトシンかも知れない。「幸せホルモン」とか「抱擁ホルモン」とも呼ばれているが、“オキシトシンの出し方を知ることは、まさに「無敵の自己治癒力」をマスターすること”であるらしく、「脳・心が癒され、ストレスが緩和する」「感染症予防につながる」などの様々な効果が知られているとのこと。