注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
今日のポリタスでも検証したけど、日本学術の騒動って激しいフェイクニュースに晒された沖縄県知事選よりも多く、速いペースでデマが流されてるんだよね。しかもこれまでと違ってネットだけでなく地上波テレビもそれに加担してるのが特徴。メディアの役割がが一層問われてる。https://t.co/TBRyGdCCZg
— 津田大介 (@tsuda) October 15, 2020
辞職ものだろう。国政上の焦点になっている問題でデマを飛ばした責任は重いぞ。 / 他3件のコメント https://t.co/vNhiVULOCr “甘利氏「そう見えた」 学術会議巡るブログで釈明” https://t.co/jy2vn8wg06
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) October 14, 2020
甘利が修正した理由をブログで読んだが学術会議への謝罪がないぞ。学術会議が中国千人計画に協力した証拠があって初めて「積極的に協力」と書ける。証拠なしにそう書いたんだからネトウヨ得意の誹謗中傷に当たる。謝罪して議員辞職!#日本学術会議への人事介入に抗議します https://t.co/sfthjfIsic
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) October 14, 2020
デマは意図的に流布される。「英米では税金は投入されていない」「年金250万円」「中国に協力」ーーいずれも学術会議を貶める印象操作。加えて法律違反の人事介入という問題の本質をスルーする共通点も。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) October 16, 2020
科学者の代表機関への「批判」が、極めて非科学的になされている。https://t.co/bLwoE3fWo6
自民党の下村博文政調会長は7日の記者会見で、日本学術会議のあり方について「行政改革の残された課題の一つという視点で検討し、プロジェクトチームを設け政府への提言をまとめる」と述べた。
— HIRO (@cooo55) October 7, 2020
世界的な流れだと言い、組織の在り方に対して揺さぶりをかけて来た。#日本学術会議への人事介入に抗議する pic.twitter.com/TRtf6gFuDe
下村博文政調会長には政治家としての良心がない。「2007年以来、学術会議が1つの答申もしてない」だって?政府が諮問してないんだから当然で、実は今年だけでも64の有益な提言をしてるんだぜ。おい、そのデマはこの事実を知って流したか知らずに流したか、どっちなんだ?で、200万円の説明はいつする?
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) October 16, 2020
サイテーやな。国家権力を使った露骨なパワハラ。 https://t.co/Lz7K9Eexk6
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) October 14, 2020
「グダグダ言うなら予算減らすぞ」と菅自民党。ただでさえ研究予算を削られて、大学院を出ても博士号をとっても食べていくのがやっとの日本の学術界。一方で総理やそのお友達には湯水のように金が使われる。税金による花見で、総理の後援会も持て成す。権力の私物化がこの国を滅ぼす。止める以外ない。 https://t.co/YRjhXVy37V
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 15, 2020
前例関係ないだろう。総理大臣ですら国会に出るのに、その部下が出られない理由はない。 https://t.co/vXGkGs5O8w
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) October 14, 2020
たとえば、任命拒否が伝えられた直後からネット上で拡散されてきたのが、「日本学術会議は軍事研究に反対しながら、中国の軍事研究『千人計画』には積極的に協力している!」というもの。そして、その根拠とされてきたのが、甘利明・自民党税調会長のブログでの記述だった。
(中略) しかし、この「『千人計画』に協力している」というのは完全なデマだった。
(中略)
「千人計画」に協力していることの根拠などまったくないのに、政権与党の幹部である甘利氏の無責任な書き込みによって、あたかも事実であるかのようにデマが拡散される──。しかし、下劣なのはその後の甘利氏の言動だ。
(中略)
(中略)〈積極的に協力しています〉という部分を、しれっと〈間接的に協力しているように映ります〉などと修正し、さらに昨日14日も「私にはそう見えた」などと強弁したのだ。
(中略)デマを流したことの責任から逃れようとしているのである。
(中略)
実際、北大の広報課は「押しかけたという報道を受けて、当時の総長の面談記録を確認したが、日本学術会議関係者の方が総長に面談されている記録はなかった」とコメントし、学術会議の大西元会長も「圧力をかけるというのはあり得ない。そのような権限もない」と事実を否定(中略)。
(中略)
(中略)日本学術会議をめぐるデマは、まだまだある。橋下徹氏が6日に〈学者がよく口にするアメリカとイギリス。両国の学者団体には税金は投入されていないようだ。学問の自由や独立を叫ぶ前に、まずは金の面で自立しろ〉などとツイートしたが、米国科学アカデミーも英・王立学会も政府から補助金が出ており、税金は投入されているのだ。
そのほかにも「レジ袋有料の提言をおこなったのは日本学術会議」「日本学術会議は科研費4兆円の再分配をおこない、圧力団体と化している」など、デマが指摘されるとまた新たなデマが湧いてくる(中略)
(以下略)
悪質なデマとして、甘利明自民党税調会長の中国の軍事研究「千人計画」デマ。奈良林直・北大名誉教授の「防衛省に採択された研究を日本学術会議の幹部が押しかけて辞退させた」デマ。そしてメディアを圧するような橋下徹氏の「アメリカやイギリスの学者団体には税金が投入されていない、自立しろ」デマ。さらに有料レジ袋まで飛び出すフェイクな日本学術会議叩きが次々湧いて出て、下村博文・自民党政調会長は「答申も出さない」と怠慢の言いがかり、果ては日本学術会議そのものを行革対象にして廃止も検討など、まさしくイナゴの襲撃のようでした。この上さらに日本学術会議の予算削減で首を締めるつもりのようです。
15日の野党合同ヒアリングでは、学術会議側からも政府担当者側からも、これら全て根も葉もない悪質なデマであることが確認されました。日本学術会議の「答申」も、政府の「諮問」がない限り出せないもので怠慢は政府の方であったことが発覚。学術会議からの有意義な提言や報告の活動実績はバッチリあります。
何よりも今回デマに加担したメンツが全てを物語っています。甘利明氏は原発事故後「日本なんてどうなったっていい!私の知ったことではない」と言い放った挙句に、取材記者にスラップ訴訟を仕掛けた輩です。こんな人物に日本を任せる方が無茶です。甘利・下村両氏は人前に出るならばワイロ疑惑の説明をせんかい。
デマを広めたい者にとっては真実などどうでもよいのかもしれません。その刃は自身に向いているというのに。