部下の不祥事は上司の不祥事、仮に上司が潔白であったとしても部下がクロを認めれば相応のペナルティがあるのが「普通」ですから、それで武田総務大臣は徹底した調査に後ろ向きなのだろうと善意に解釈しておりました。なんのことはない、大臣自身がクロだったらしい。手回し良く文春が「NTTが総務大臣、副大臣も接待していた」ことを報じました。10日の参院予算委員会で白眞勲議員からNTTの接待を受けたことがあるかというシンプルな質問を受けた武田大臣は、何度聞かれても「国民が疑念を抱くような会食会合に応じたことは一切ない」と答弁拒否を繰り返し、ついに10日はそのまま休会になりました。11日も野党議員の度重なる質疑に対し、同様の答弁拒否で踏ん反り返っていました。森ゆうこ議員曰く「お手本のようなご飯論法」と。つまり疑念を抱かれないように注意した豪華会食はあったんだなと国民は納得です。大臣が第三者による徹底した調査を望まれるのであれば、野党議員の精鋭もメンバーに加えれば良いと思いますぞ。すでに部下の官僚は処分を受けたのですから、閣議決定違反の武田総務大臣が辞職されるのは自然な流れだと、文春の「背後の人」が言っていそうです。
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配信元)
内部文書入手 NTTが総務大臣、副大臣も接待していた | 文春オンライン
— 但馬問屋 (@wanpakuten) March 10, 2021
政務三役として職務権限を持つ者が接待を受け、その席で職務権限に絡む話が出ていれば、何も請託(お願い事)がなくても単純収賄罪に該当する可能性があります(若狭弁護士)。
ほぉ…。文春凄いな👍 https://t.co/95wGXcxtzA
大臣規範(閣議決定)は「関係業者との接触に当たっては、供応接待を受けてはならない」と明記。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 10, 2021
武田大臣はNTTから接待を受けていれば閣議決定違反となる。
大臣は必死に答弁拒否を繰り返し、委員会が中断。ついには散会し、明日に持ち越しとなった。
接待を受けているのではないか、、と思う。 https://t.co/a1zvaTNf2K
部下の官僚にはNTTとの会食を証言させ懲戒処分を行うのに(既に更迭は実行)、自分は一切喋らない。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 11, 2021
政治家以前に人としてのあり方としておかしいのではないか。
なお、昨日も答弁拒否で委員会が中断・散会したのに、今日も全く同じ答弁拒否だった。
官邸の驚くべき機能不全がよく分かった。 https://t.co/kqwJ7rvJ77
武田大臣は今日もNTTとの会食の有無を答えず、「国民から疑念を招くような会食はない」と繰り返すばかり。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) March 11, 2021
岩渕議員は総務大臣、副大臣、政務官の会食の事実を明らかにするよう求めたが、応じようとせず。疑念だらけ。
武田大臣の下で、どうやって事実を解明できるというのか。https://t.co/KB2tGwsqTD
ドコモがいきなりahamoという激安プランを出して業界に衝撃を与えたが、なんでいち早くそんなことができたのかというと、背景に総務省とNTTの癒着接待があったかと思うと、しらけると同時に納得しちゃうよね。
— 竹熊健太郎《地球人》 (@kentaro666) March 9, 2021