青森県で米軍F16の燃料タンク2個が民家付近に落下、世界の中で唯一日本のルールを無視できる駐留米軍 / 日米地位協定に逆らおうとしない日本政府

 11/26沖縄県宜野湾市で民家の敷地内にオスプレイから水筒が落下する事件があったかと思うと、12/1には青森県で米軍F16から燃料タンクを2個投棄する事件が起きました。緊急事態でのマニュアルに従って切り離したとの説明ですが、燃料タンクとは「タクシーを真空パックして灯油を詰めたモノ」が空から落ちてくるようなもの、落ちた地点は民家から20メートルの国道でした。青森県ではこれまでも人々がシジミ漁をしていた現場に燃料タンクを投棄する事件が起きており、米軍が日本人の安全など全く配慮していないことは明らかです。今回、岸防衛相がF16の飛行中止を要請をしたことについて「沖縄では燃料タンク投棄くらいでは中止要請なんか絶対しない」というツイートがありました。改めてひどい日本の隷属ぶり、そしてさらにひどい沖縄への蹂躙ぶりを見せつけました。れいわ新選組・山本太郎代表の実にタイムリーな発言がありました。世界の中で日本の駐留米軍だけが異常な状態であることをこれほど分かりやすく伝える政治家があるでしょうか。「まず、日本のルールに従え。」
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米軍機燃料タンク投棄 防衛省、大きさや重さなど「確認中」
引用元)
 米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が11月30日に県内で燃料タンク2個を投棄し、うち1個とみられる部品は民家から約20メートル離れた国道で発見されたことが判明した。米軍側は「飛行中に緊急事態に陥り、非居住地域に投棄した」と説明。12月1日午後7時までに人的・物的被害は確認されていないが、地元は強く反発している。防衛省は安全が確認されるまでの間、F16の飛行を停止するよう米軍側に要請した
(中略)
三沢基地のF16戦闘機を巡っては2018年2月、離陸直後にエンジンから出火し、燃料タンク2個が青森県東北町の小川原湖付近に投棄された。地元町長は原因が究明されるまでの飛行停止を求めたが、米軍は間もなく飛行を再開。19年11月には誤って牧草地に模擬弾を落下させた
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