ロシアの資産を凍結する不法な決定に対抗して、プーチン大統領が宣言「非友好国に供給するロシア産天然ガスの支払い手段をロシアルーブルに変える…すなわち、ロシアは、信頼をなくしたすべての通貨をこの決済に使用することを拒否する」

竹下雅敏氏からの情報です。
 “ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、米国と欧州の政府はロシアの米ドルとユーロの準備金、つまり国の累積貯蓄を凍結。それは約 3,000 億ドル(36兆円)の価値がある。ロシアの銀行は、国際電信送金システムである SWIFT から追い出された”のですが、この事に対してプーチン大統領は、「西側各国ではロシアの資産を凍結する不法な決定が行われた。これにより、西側集団は、事実上自国通貨の信頼性を失わせたことになる」と言っています。
 ロシアの資産を凍結する不法な決定に対抗して、プーチン大統領は、「非友好国に供給するロシア産天然ガスの支払い手段をロシアルーブルに変える…すなわち、ロシアは、信頼をなくしたすべての通貨をこの決済に使用することを拒否する」と宣言しました。
 ラブロフ外相は、“米国は各国にロシアとの協力停止を要求、さもなければ制裁を課すと伝えた。…中国、インド、エジプト、トルコを相手にこのような最後通牒や要求を以て行動するとは…”と言っています。この発言から、これらの国は、ロシアがウクライナに介入することを事前に知らされており、承諾していたと思われます。また、制裁後にロシアと協力することも約束していたでしょう。恐らく、八咫烏、白龍会、ドラゴンファミリー、米宇宙軍も同様でしょう。
 ラブロフ外相は、“すでに多くの国々は、何とかしてドル建ての国際決済からこっそり抜け出す方法がないか、「頭を掻きながら」考え始めています。”と言っていますが、「基軸通貨としてのドルの崩壊」を見据えての動きです。
 “続きはこちらから”でIn Deepさんは、“最近の対ロシア制裁の流れを見ていますと、「ロシアは、わざとやっているのでは?」 と思うこともある”と言っていますが、その通りです。私の感覚では、地球同盟(アース・アライアンス)とフルフォード氏の言及する「ホワイトハット同盟」の共同作戦です。
 カバール殲滅の動きなのですが、問題がひとつあります。殲滅対象の頭とも言えるのがロスチャイルド家のはずですが、そのロスチャイルド家は「ホワイトハット同盟」の中核でもあるのです。
 2021年12月20日の記事でキンバリー・ゴーグエンさんが、“ドラゴンファミリーはブラックサン(裏のイルミナティ)とロスチャイルドによって支配されている。中国の長老たちのほとんどは、中国人ですらないのです。32人のメンバーがいて、約半分が白人のロスチャイルド、ブルードラゴン、それにイラン人やグプタもいる”と言っていた通りです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン大統領 ロシアの天然ガス購入“ルーブル支払いのみ”
引用元)
(前略)
ロシアのプーチン大統領は23日、関係閣僚とのオンラインの会議で西側の各国がロシアの外貨準備を凍結したことを批判し「このような状況でドルやユーロなどの外貨でわれわれの商品の支払いを受ける意味はない」と述べました。

そのうえで「まず非友好国と地域に供給する天然ガスの支払いをルーブルに変更する。一連の措置を速やかに講じることを決定した」と述べて、ロシアが非友好的と指定した日本やアメリカ、それにヨーロッパなどがロシアから天然ガスを購入する際には通貨ルーブルでの支払いしか認めない方針を示しました。
(中略)
ロシア宇宙開発公社も海外取り引きをルーブル建てへ
 
ロシアの宇宙開発公社「ロスコスモス」は23日、海外との取り引きは通貨ルーブル建てにすると明かしました。これは「ロスコスモス」のロゴージン社長の話としてロシア国営のタス通信が伝えたものです。

ロゴージン社長は、ルーブルでの支払いを求める動きは全国で始まっていると指摘したうえで、「われわれも海外との取り引きはすべてルーブル建てにする」と述べました。

今後もあらゆる分野でルーブルで支払うことを求める動きは広がる可能性があるとみられます。
(以下略)
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配信元)




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金融と覇者交代の大地震が近い…のかも
転載元)
(前略)
景気循環サイクルの指標として、よく言われるものに「コンドラチェフ・サイクル(コンドラチェフ循環)」というものがあります。
 
これは金融や経済の普通の用語ですが、約55年のサイクルで景気が循環する、というようなものです。
 
このコンドラチェフというのはロシアの経済学者のお名前ですが、その後、マーチェッティという人が、この約 55年サイクルというのは、景気や経済だけではなく、あらゆることとサイクルとして共通していることを見出しています。
 
『太陽活動と景気』には以下のようにあります。

 > マーチェッティ (G.Marchetti)は、いわゆるロジスティックス方程式を用いることにより、地下鉄の敷設から発明・イノベーション、殺人、自殺率に至るまで、人間の物的営為に約55年の周期があると説いているが、その究極の理由は定かではない。 (太陽活動と景気)

そして、この約 55年の周期というものが「太陽活動のサイクルと一致する」ことを突きとめた方がいまして、それは東京大学の太陽物理学者であった吉村和准教授という方でした。
 
1979年に、太陽活動周期の「ダイナモ理論」(天体磁場の運動理論)から、黒点活動に存在する約 11年サイクルの運動周期と共に、「太陽活動の 55年サイクルの運動周期」を見出したのでした。
 
そして、その後、「コンドラチェフ・サイクルと太陽の 55年周期が一致している」ことがわかったことが『太陽活動と景気』に書かれています。
(中略)  
最近の対ロシア制裁の結果としての「最も大きなブーメラン」のひとつとしてあることが、「基軸通貨としてのドルの崩壊」ではないかと述べる専門家が増えています。
 
最近、サウジアラビアが、中国への石油輸出の一部をドル建てから変更して「中国元」建てにすることを検討すると報じられていましたが、なんだか……最近の対ロシア制裁の流れを見ていますと、「ロシアは、わざとやっているのでは?」と思うこともあるのですよね。
 
それはつまり、「アメリカを没落させるため」にです。
 
SWIFT だとかいう国際金融取引からロシアは閉め出されましたけれど、閉め出されたらどうしなければならないかというと、他の国際金融取引システムに加わるか、「新たに作る」しかなくなるわけで、それを合理的に行うための「流れを作っている」ようにしか見えない面がありまして……。
(中略)

ロシアの金準備に対する米国の脅威は、通貨のリセットが差し迫っていることを意味する理由がここにある
Here’s Why US Threats Against Russian Gold Reserves Mean a Monetary Reset Is Imminent
internationalman.com

「複数の準備通貨があることは可能だ」
 
これは誰の言葉かというと、米連邦準備制度理事会のジェローム・パウエル議長の最近の言葉だ。これは、現在の世界の準備通貨である米ドルを最も支配している一人からの驚くべき発言ともいえる。
(中略)
つまり、万事休すだ。
 
連邦準備制度理事会の議長でさえ、もはやドルの覇権を維持するという茶番劇に賛成することができなくなっている。
(中略)
ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、米国政府はこれまでで最も積極的な制裁キャンペーンを開始した。イランや北朝鮮をも超えて、ロシアは今や世界で最も制裁された国となった。(中略)… そして、米国と欧州の政府は、ロシアの米ドルとユーロの準備金、つまり国の累積貯蓄を凍結した。それは約3,000億ドル(36兆円)の価値がある。
 
ロシアの銀行は、国際電信送金システムである SWIFT から追い出された。欧米の多くの企業がロシアを去り、ロシア市民が彼らのプラットフォームを使用することを禁止した。
 
人気のある暗号通貨取引所 Coinbase は、ロシアにリンクされた 25,000を超えるアカウントをブロックした。 Visa、MasterCard、American Expressは、ロシアをネットワークから切り離した。
(中略)
もちろん、これはすべてロシア人にとって驚くことではない。彼らは、中国とともに長年にわたってこのような制裁に備えてきた。中国共産党は、米国がプーチンを倒すことができれば、次は米国の標的は中国になることを理解している。そのため、中国がロシアとの戦略的パートナーシップを放棄する可能性は低い。
 
したがって、ロシアは米国の圧力に屈服する代わりに、米ドルと米国が管理する金融機関を迂回するための代替案を「即座に」実施した。(中略)… ロシアの銀行は支払い処理の多くを中国銀聯にシームレスに切り替えた。
 
銀聯は、中国の国際決済処理ネットワークだ。(中略)… 中国銀聯は世界中で急速に成長している。140カ国以上の加盟店と ATM がそれを受け入れている、現在、世界最大の支払い処理業者の 1つとなっている。
 
さらに、中国、インド、イラン、トルコは、とりわけ、米ドルではなく現地通貨でロシアと取引を行うことを発表したか、すでに行っている。これらの国々の人口は 30億人を超える人々の市場であり、相互に取引するために米ドルを使用する必要がなくなった。
 
米ドルは世界有数の準備通貨であるため、莫大な権力を獲得している米国政府にとって、これはすべて大きな問題だ。ドルという準備通貨があるからこそ、米国は偽のお金を無から印刷し、実際の商品やサービスのために世界中に輸出することができてきた。これは他の国にはない特権だ。
 
ドルはまた、人々と企業に同様に圧力をかけるための途方もない力を与えてきた…しかしそれは、代替案の開発あるいは使用がされない場合に限る。
 
しかし、まさにそれが起こっている。
 
ロシアとその貿易相手国を孤立させることにより、米国政府は結果的に人類のほぼ半分が、ドルに代わるものを見つけるように動機付けているのだ。言い換えれば、米国は自身のシステムを弱体化させ、前例のない規模での脱ドル化を促進しているということをしてしまっている。
 
これは、北朝鮮、シリア、イランのような比較的小さな国がドルから切り離されるのとはまるで意味が異なる。ロシア、中国、およびその「友好国」に代表される何十億人もの人々がドルの使用をやめると、それは非常にダイナミックなことになる。
(中略)
米国の制裁から身を守るための戦略の一環として、ロシアは世界最大の隠し場所の 1つに 2,300トン以上の金を蓄積してきた。その金のすべて(執筆時点で 1400億ドル以上の価値がある)はロシア国内で保有されている。
(中略)
金は、価値の保存と交換に適した独自の特性があるため、2,500年間以上にわたって人類の最も永続的な貨幣の形だった。金は耐久性があり、分割可能で、一貫性があり、便利で、希少であり、最も重要なのは、すべての商品の中で「最も生産が難しい」ことだ。
(中略)
ロシアはその金を使って国際貿易に従事し、おそらくルーブルを支援することができる。ロシアの金は、中国の金とともに、米国の支配の及ばない新しい通貨制度の基盤を形成する可能性がある。
(中略)
米国とその同盟国はこれを知っているように思われる。それが彼らがロシアの金準備を標的にしようとする前例のない措置をとった理由だろう。
 
最近、米国とその同盟国は、ロシアをロンドン金塊市場協会から追い出した。また、米国の上院議員のグループは、ロシアの金を売買する人を制裁することを目的とした法案を提出した。
 
これらの措置は、米国の一方的な制裁に従う可能性が低い巨大なアジアおよび中東市場と相互作用するロシアの能力にほとんど影響を与えない。(中略)…つまり、私たち(アメリカ人)は歴史的な金融大地震の危機に瀕している可能性が高い……。
(中略)
ロシアの金準備をターゲットにする動き、そして金価格の高騰は、それが差し迫っていることを示唆している。

(中略)  
対ロシア制裁が始まった時から個人的に薄々と感じていた、「もう勝負はついているんだなあ」ということを改めて思いますが(中略)… 信じられないような「大地震」が近づいているのかもしれません。
 
ダグさんは、金の重要性を説いていますが、そのうち、金より小麦や大豆のほうが貴重になる時が来るような気もします。

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