[ラジオイラン]アメリカ東部被災地の生活は今も回復せず

竹下雅敏氏からの情報です。

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ東部被災地の生活は今も回復せず
転載元)
6日のアメリカ大統領選挙を前に、同国東部のハリケーン「サンディ」の被災地の人々の生活は今も回復していません。


ドイツのZDFテレビは5日月曜、伝えたところによりますと、「被災地の人々の生活状況はまるで中世の生活のようだ」と伝えました。

現在、被災地でのガソリンの配布は、非常に困難を極めています。

ニューヨーク州とニュージャージー州のガソリンスタンドの前には長蛇の列ができています。

アメリカ人数千人は今も仮設住宅をあてがわれておらず、彼らの多くが食料や感染症に対する適切な処置を受けられずにいます。

ニューヨークでは今も60万世帯が停電になっています。

慈善団体は、この街では、一日に100万食の無料の食事が必要だとしています。


この報告によりますと、さらにアメリカ東海岸のおよそ250万世帯が、電気のない困難な状況の中で生活しています。

支援物資の移送の遅れ、混乱は、被災地の数百万人の住民の激しい非難を引き起こしています。

被災者は先週半ばから、燃料や食料の不足に直面しており、夜間は暗闇の中で過ごしています。

ニューヨーク州とニュージャージー州は、ここ数日、市の関係者の無関心に不満を持ち、食料やガソリンの配給の長蛇の列にいらだった人々の間で小競り合いが生じています。

人々は気温が低下する中、燃料やガソリンの不足に苛立ち、責任者は支援物資の移送を遅らせていると述べています。

ハリケーン「サンディ」は、先週月曜、ニューヨーク州とニュージャージー州を襲い、人的被害を出した上、大きな物的被害ももたらしました。

ブルームバーグ・ニューヨーク市長は、同市の市民およそ4万人が住む家を失っていると発表しています。
サンディは600万人の生活に影響を及ぼしました。


最新の報告によれば、サンディにより、少なくとも110名が死亡しています。

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