2026年5月2日 の記事

UAEのOPEC脱退とペトロダラー解体 ~エプスタイン文書からトランプ一族の仮想通貨まで

竹下雅敏氏からの情報です。
 13分38秒以降でアラブ首長国連邦(UAE)が石油輸出国機構(OPEC)を脱退した背景を説明しています。
 “UAEという国はね、世界中の港に結構な支配権を持っているわけですよ。それが彼らのビジネスですね。元々世界の貿易ハブ、ビジネスハブという戦略を取ってきたアラブ首長国連邦のドバイは、港湾運営・管理・建設ノウハウが世界トップクラスなんですよね。…それは紛れもなく、ドバイの港湾運営管理会社であるドバイ・ポーツ・ワールド(DPワールド)の影響がすごく大きいわけですよ。(21分10秒)。…世界のいろんな国々の港に、かなり強大な支配権を持っているDPワールド。このDPワールドがエプスタイン文書に出てくるわけですね。…これは何を意味するかと言うと、イスラエルの方につかないとUAEは生き残れないのかもしれない。…政府系企業の世界最大の港湾管理の会長が、エプスタイン文書に4000回名前が載ってくるという話なので、どう考えてもドバイの王族、アブダビの王族、その周辺の官僚とか大統領とかその辺もね、ジェフリー・エプスタインと非常に親交が深かったというのは、非常に可能性として高いわけですよ。(22分54秒)。”と話しています。
 J Sato氏のツイートにリンクされた記事『衝撃!アラブ首長国連邦がOPECを脱退』には、この件についての本質ともいえる内容が記されています。
 この出来事は、「ペトロダラー・システムという、世界のエネルギー取引の構造が解体され、置き換えられることを正式に宣言した」ものだということです。
 UAEのOPECからの離脱は、インド・中東・欧州経済回廊(IMEC)プロジェクトを加速させることになる。IMECは、2023年9月9日にニューデリーで開催されたG20サミットで発表され、インド、米国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、フランス、ドイツ、イタリア、そして欧州連合(EU)によって署名された。
 この回廊はホルムズ海峡の混乱に耐えられるように建設された。トランプ政権下で回廊は端から端まで完全に民営化された。決済システムは連邦準備制度を流れるドルではなく、ドナルド・トランプ大統領とその家族が関与する仮想通貨USD1である。ガザ復興のための行政機関「平和評議会」の初代議長に就任したのはドナルド・トランプであり、再建後のガザ地区はIMECとは別個の開発ではない。ガザ地区はIMECのルートに重なっている。
 ジャレッド・クシュナーはこの構想全体の外交的前提条件を設計した人物だ。彼はガザ復興マスタープランの共同執筆者であり、平和委員会の執行役員も務めている。
 2025年1月のドナルド・トランプ氏の大統領就任式の4日前に、アラブ首長国連邦(UAE)の国家安全保障顧問で大統領の弟であるタフヌーン・ビン・ザイード・アル・ナヒヤン氏は、トランプ一族の仮想通貨ベンチャー企業であるワールド・リバティ・フィナンシャル(WLF)の株式49%を5億ドルで密かに取得した。
 USD1ステーブルコインを用いて取引を決済するプラットフォームの過半数に近い株式を保有することで、UAEはペトロドルを「代替」するのではなく、「迂回」する仕組みを構築した。USD1はドルにペッグされている。排除されるのはSWIFTネットワーク、コルレス銀行網、そして連邦準備制度(FRB)である、ということです。
 興味のある方は、記事の全文をご覧になることをお勧めします。
(竹下雅敏)
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【石油危機】"サウジ×UAE分断" OPEC脱退は石油の問題ではなく別の意味がある
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※全文はツイッターをクリックしてご覧ください

[X]トルコ市議会での子ネコのベラ

編集者からの情報です。
子猫ちゃんに気に入られたトルコの市長さん。
(まのじ)
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[山本理顕氏] 投資家のための再開発で街の豊かなコミュニティは破壊され「富裕層の植民地化」が進んだ / 建築を通じて協力し合えるコミュニティを作る試み

 2026/4/30時事ブログの松橋農場さんの試みは、備蓄という軸で人々が助け合える新たなコミュニティを作る活動でもありました。危機に際して個人で立ち向かうよりも、協力し合えるコミュニティの方が強く安全に立ち向かえそうです。
 プリツカー賞受賞建築家の山本理顕氏は、建築を通したコミュニティを語っておられました。
「東京は富裕層の植民地になりつつある」。そして「富裕層の植民地」の象徴的なプロジェクトとして森ビルの「六本木ヒルズ」や「表参道ヒルズ」などの開発を指摘されました。
2002年の元麻布ヒルズを始めとして、森ビルは住みやすい豊かなコミュニティのあるところを狙って建物を作っていきました。この頃、日本の金融システムやさまざまな状況が変わっていった時代で、「不動産の証券化」という手法で、デベロッパーは金利の低い時代に高い利回りで証券化して一般の人に売ることで資金調達をしました。その結果、デベロッパーは住む人ではなく、証券を買ってくれる投資家のためにビルを作るようになりました。そしてそれまで安定した価格で供給されていた付近の住宅が、このタワーひとつで周りの経済状況が一気に変わり、周りの物件もつられて値上がりしました。
「ヒルズ族」は優越感みたいなものを買い、周辺の人たちとは全く関係のない人たちが住み、地域のコミュニティが失われました。コミュニティが失われた街は最終的にはどうなるのか?
「人はコミュニティがないと生きていけない。現代でもいろんな形でコミュニティを作ろうとしている。共に助け合わないと人は住めない。その助け合い方が非常に困難になっている。」「マンションがセキュリティ、プライバシーを売りにするようになると、マンションの中で事件が起こり始めた。殺人事件、孤独死など田舎だったら絶対にあり得ないことが起こり始めた。」
 山本氏は「投資家のための街」のアンチテーゼとして、北京の「建外SOHO」、チューリッヒ国際空港、ベネズエラの住民の手による再開発、そして日本では土地の風土を生かした再開発の可能性として「コーポラティブハウス」という会員でマンションを作るというやり方を試みているそうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【タワマンは廃墟化する】東京は「富裕層の植民地」/ヒルズ族が壊した「地域コミュニティ」/「200年住宅」は実現できる/新自由主義と不動産証券化の闇《プリツカー賞建築家・山本理顕》
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【要点を書き起こし】
「富裕層の植民地化」になっていく東京について。
外国人記者クラブ(FCCJ)で「富裕層の植民地」の象徴的なプロジェクトとして、「六本木ヒルズ」「表参道ヒルズ」など、〇〇ヒルズというプロジェクトを開発している森ビルという開発会社を取り上げたが、これは森ビルだけの問題でなく、三井不動産や三菱地所などのデベロッパーは全て同じ状況にある。

森ビルが何をしたかというと、「元麻布ヒルズ」が典型だったが、元々元麻布の住民にとって住みやすいコミュニティがあった。公共空間としての古いお寺や小さな商店街、緑のある豊かな場所だった
2002年に巨大なタワー、元麻布ヒルズが建った。地上29階建て「そのタワーのあまりの醜さに驚いた」(3:35)

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