注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
「SANAE TOKEN(サナエトークン)」は、高市早苗首相を応援する目的で発行された仮想通貨として大きな注目を集めました。
しかし、高市首相本人が関与を完全否定したことで価格は大暴落し、金融庁の調査が検討されるなど、異例の炎上事態に発展しています。
(中略)
2026年3月2日、高市早苗首相は自身の公式X(旧Twitter)で、自身の名前を冠した仮想通貨「SANAE TOKEN(サナエトークン)」について「全く存じ上げません」「承認も一切与えていない」と関与を完全に否定する声明を発表しました。
この首相本人の発言により市場では売りが殺到し、トークン価格は一時60%近くも大暴落しました。
発起人である実業家の溝口勇児氏や運営元のNoBorder DAOに対する信用は失墜しており、サナエトークンが今後コミュニティ主導のプロジェクトとして存続する可能性は事実上ゼロになったと言えます。
(以下略)
「高市総理の後援会アカウントからお墨付きを得ていた」
溝口氏は「最新技術で(民意を)集約し、政策決定に届ける取り組みを進めてきたんですけれども、参加者を広げるためにインセンティブとしてトークンを活用できないかっていう声がコミュニティの中からあがりました」と説明した。
さらに「高市さんサイドとは結構コミュニケーション取らせて頂いていて、リアルバリュークラブの集まりにも来てくださいって話はさせて頂いている」と現職総理との近しさをアピールした。
実際、X上の高市事務所の後援会アカウント「【公認】チームサナエが日本を変える」も同日にこんな投稿をしていた。
〈『日本列島を、強く豊かに。』いま、民間から力強いプロジェクトが立ち上がっています。その名も『Japan is Back』。民主主義をアップデートし、最先端テクノロジーで国民の声を政治へ届ける挑戦です。
コミュニティ提案により実現した『SANAE TOKEN』という新たなインセンティブ設計も注目されています。(中略)チームサナエはこの取り組みに共感し、我々のVeanas号での活動と連携をして、共に日本の明るい未来を紡いでいきたいと思います〉
(中略)
同アカウントは、高市総理が支部長を務める政党支部「自由民主党奈良県第二選挙区支部」の青年局メンバーを中心に運営されている。
過去の総裁選期間中には、高市氏の政策や応援メッセージを募集するキャラバンカー「Veanas号」を全国で走らせるなど、活動してきた。
高市総理も2025年10月の総裁選の投開票日前日に、Xで同アカウントを引用リツイートし、「本当にありがとう」などと感謝を述べていた。
(以下略)
【サナエトークンについて国会で追及】詐欺罪の可能性は?無登録で暗号資産交換業を行った場合の罰則は?
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) March 4, 2026
中道改革連合・伊佐進一議員「"業"としての要件は」
金融庁・岡田審議官「無登録で暗号資産交換業を行った場合は、3年以下の拘禁刑もしくは300万円以下の罰金」#国会中継 #サナエトークン pic.twitter.com/pOAZcBeEfg
暗号資産を総合課税から分離課税、いわゆる暗号通貨減税を決定してからですね。権力者はすごいなぁ。 https://t.co/7UHiWZq5PG
— 深田もえ MoeFukada (@MoeFukada) March 4, 2026
この動画を見る限り、発案者(初期の提案者)は藤井聡氏としか取りようがないのだが。
— くろやす (@kuroyasu17) March 3, 2026
また高市早苗は知らなかったと言っているけど、宣伝していたVeanas合同会社の代表は奈良県第二選挙区支部青年局長の亀岡宏和なのでそれもキツいなぁ。pic.twitter.com/896ld60JwB https://t.co/UDMbTlK3Wc
高市早苗後援会チームサナエの会計責任者木下さんは高市さんの公設第一秘書だった。
— Z李 🇺🇦 NO WAR 🕊 (@ShinjukuSokai) March 3, 2026
こうなってくるとチームサナエがサナエトークンとの連携を表明したポストしてるのに「勝手にコインを作られた」ってのは厳しくないか?
少なくとも第一秘書は知ってたって事になる。 pic.twitter.com/qEqewGpGqJ
Veanas合同会社の登記簿確認したけど、Veanas合同会社の所在地住所と高市早苗さんが代表をつとめる自民党奈良県第二選挙区支部事務所の所在地住所が全く同じなのはどういうことなんでしょうなぁ。 https://t.co/cnQbDIzkVq
— 菅野完 (@noiehoie) March 3, 2026
ますますヤバいやつやね。さなえトークンの被害金額すでに25億円だろ。これ総理辞任しかないやろ。 https://t.co/Nv5XskXT3t
— 江草乗(維新の会被害者同盟・専務理事) (@exajoe) March 3, 2026


しかしXの高市後援会アカウント「チームサナエが日本を変える」は、高市総理が支部長を務める政党支部「自由民主党奈良県第二選挙区支部」の青年局メンバーを中心に運営され、高市応援キャラバンカー「Veanas号」を全国で走らせるなど熱心に活動していたそうです。高市総理もXで同アカウントを引用リツイートし、「本当にありがとう」などと感謝を述べるなど、存在を認識しています。奈良県第二選挙区支部の青年局長の亀岡宏和氏は、サナエトークンを発行した合同会社Veanasの代表でもあります。さらに「Veanas合同会社の所在地住所と自民党奈良県第二選挙区支部事務所の所在地住所が全く同じ」で、しかもその上、「高市早苗後援会チームサナエの会計責任者木下さんは高市さんの公設第一秘書」とくればもう、高市早苗首相が知らなかったというのは見苦しいほどのウソか、第一秘書すら管理できていないことになります。
おまけにこの合同会社Veanasはそもそも金融庁に業者登録せずに販売しており、 資金決済法違反に抵触しているようです。「無登録で暗号資産交換業を行った場合は、3年以下の拘禁刑もしくは300万円以下の罰金」の可能性があります。そればかりか合同会社Veanasが設立されたタイミングは、高市総理就任後、暗号資産が分離課税(減税)を決定してからだそうです。
2月25日の公開直後には急騰したサナエトークンは、3月2日に高市首相が「全く存じ上げません」「承認も一切与えていない」と関与全否定の声明を出したことで大暴落し、25億円もの被害が出たそうです。けれども当初最高値を記録した時に売った人は減税効果もあって「ホクホク」でしょう。