竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
————————————1点目————————————
尖閣問題に言及しTPPで大幅譲歩を迫るオバマもTPA無しの「丸腰交渉」を日本側に見透かされ…
記事配信元)
日々坦々 14/4/26
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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————————————2点目————————————
TPP日米交渉 事実上合意、懸案項目全てで着地点
記事配信元)
TBS 14/4/26
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“続きを読む”以降では、TBSが“全ての項目について着地点を見出し、事実上合意していた”と報じたことで、これが事実なら大変なことです。政府は国民を騙したことになります。さっそく天木直人氏が今日の記事において、“密約されていた”と報じました。おそらくそれは記事を誤解したものだと感じます。TBSの記事の内容はかなり具体的な部分に踏み込んでおり、こうした方向で話し合いをしていること、また今後この方向で話し合いを継続することが確認されただけだと思います。従って甘利大臣の言う通り、「日米間での大筋合意はない」というのが事実だろうと思います。ですから“事実上合意”という表現自体が間違っていると感じます。
現実にこの方向で交渉を進めようとしても、議会がそれを受け入れるか否かまったくわかりません。麻生財務大臣の“オバマがまとめる力は無いだろう”という発言が、それを裏付けていると思います。オバマの議会に対する影響力の低下に加えて、交渉権限を持っていない人物と合意したところで、何の意味があるのかということです。
いずれにしても、中間選挙まで何も決まらないでずるずると引き延ばしていれば、いずれTPPは空中分解するのではないかと思います。メディアの報道はTPPが国家の主権を放棄することだという本質的なところに触れず、個々の品目の交渉に問題があるかのように報じていますが、これはいつものことなので、私たちはTPPの本質を見誤らないようにしなければなりません。