注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
「触るな、くそ。どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」
— Yoshiko Matsushima (@yotikopiko) 2016年10月18日
大阪府警の警察官が言い放った言葉。胸がえぐられる。
「土人」という言葉を、何の躊躇もなく使うその感覚に恐怖を覚える。
沖縄県民を土人呼ばわりする大阪府警の機動隊員 https://t.co/ktWcsV9UN4
沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設現場付近で、大阪府警の機動隊員が「土人」「シナ人」と発言した問題で、沖縄県議会は2016年10月28日、「県民に対する侮辱」だとして抗議する意見書案を賛成多数で可決した。
翁長雄志(おながたけし)知事を支持する県政与党とあの公明、維新までが賛成しました。
意見書は国家公安委員長、警察庁長官宛てで、土人等の発言は
「県民の心に癒やしがたい深い傷を与えた」
と批判し、再発防止を求めました。
さてこの「土人」発言に抗議する市民の集会が10月29日、同県東村高江で開かれました。約400人(主催者発表)が
「沖縄の不条理はいつ終わるのか。県民の怒りは頂点だ」
と声を上げ、北中城村の男性(76)は
「琉球処分から続く蔑視、差別の表れ。沖縄の人を野蛮人扱いするからそんな言葉が出る」
と指摘し、沖縄市の女性(70)は
「こんな発言が出るほど機動隊の人間性を壊している責任は、ヘリパッド建設を強行する日米両政府にあると思う」
と話しています。
沖縄平和運動センターの大城悟事務局長(53)は、土人発言が県民全体に向けられた暴言だと強調し
「沖縄の歴史や過重な基地負担を何一つ顧みていない。沖縄に対する構造的な差別意識の中から生まれた言葉だ」
と非難しました。
沖縄県議会の抗議声明について、県政野党の自民は反対し、全会一致にはなりませんでした。自民会派は
「発言は不穏当だが、県民に向けられたものではなく、県民への差別発言でもない」
として反対したのですが、上の県民の方がいかにも全体の意味を見通していて賢明です。
なにより、県民が侮辱された場面で県民を守らないで機動隊の弁護ばかりしているのでは、これからも支持を回復することはないでしょう。
これが自民党の本音。県民、国民の側には立たないのだと言わざるを得ません。
沖縄県議会の自民会派は酷いと思いますね。
土人と言われても県民が言われたんじゃないとか、それこそ支配されていることに慣れ過ぎた感覚でしょう。
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こうした国民の側に立たない政治家に票を入れるのはやめましょう。自民以外ならどこでもいいとまでは言いませんが、少なくとも今よりもひどい政治は考えられないと言えるほど、今の自民党はひどいです。