注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
〈妻や私、事務所が関係していたら総理も国会議員も辞める〉
この発言についてあらためて追及したのは、立憲民主党の本多平直議員。問題視したのは、昭恵夫人付職員だった谷査恵子氏が森友学園の籠池理事長(当時)の要望を受け、財務省に問い合わせ、籠池氏にFAXで回答した一件だ。政府側は「ゼロ回答だった」と過去に答弁しているが、本多氏は、「ゼロ回答だったから、昭恵氏が関わっていないと言えるのか?」と詰めたのだった。
(中略)
背景には安倍首相がここへきて「昭恵夫人と森友の関わり」に関して微妙に答弁を変えてきていることがある。安倍首相は「国有地の払い下げや認可には関わっていない」としきりに強調するのだ。
(中略)
「では(昭恵夫人は)貸し付けの時期には関わっていたということですね?」と確認すると、安倍首相はさらに動揺し(中略)… 「その(貸し付けの)段階で(昭恵夫人は)名誉校長を引き受けていたわけですから、全く無関係ということは申し上げたことはない」と認めざるを得なかったのである。
(中略)
野党は安倍首相の“急所”をもっと攻めるべきだ。
今日の本多議員と安倍さんのやりとりの冒頭部分。
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2018年2月26日
これだけでも、びっくり。
この会話の流れで、なんで質問の意味すら把握できないの?
なんで、そんな頓珍漢な答えが出てくるわけ?
と私は思うのですけど。
思いません? (ちなみに冒頭サムネは谷FAX。念のため) pic.twitter.com/M6PAjnpuN0
国会
— 胡蝶蘭 (@3SC5vunUPhy5Env) 2018年2月26日
立憲.本多平直氏
森友問題
谷さんが問い合わせをした
役所に問い合わせをしたがゼロ回答だった
ゼロ回答だったとしたら関わってないことになるんですか
関わっているじゃないですか
問い合わせをしているんだから
斡旋利得とか斡旋収賄も結果が出なくてもお金をもらって働きかけをしたら捕まる pic.twitter.com/TCrdbFsasM
昭恵夫人が「貸付」に関わっているだけでもアウトなんだけどなぁ。
— baribari (@jinkebaribari) 2018年2月26日
貸付契約が当初から8年後の「売払」を前提としたものだから。
もはや「貸付の段階」とか「売却には関与していない」なんて話ではない。
財務省公開資料
「売払前提の土地賃貸借契約について(回答)」平成25年9月10日
↓↓↓ pic.twitter.com/HC586muSW6
しかし本多氏は、“ゼロ回答だったとしたら関わっていないことになるんですか? ”とあべぴょんに迫りました。
さすがにあべぴょんは返答に困ったらしく、当初本多議員の質問の意味すら把握できないフリをして、トンチンカンな答えに終始しています。
あべぴょんは当初、“私や私の妻や事務所が関わっていれば、責任を取る”と言っていたわけですが、ここのところ、“国有地の払い下げ、認可には一切関わりがない”というように、答弁を変化させてきています。結局、「まったく無関係ということは申し上げたことはない」と認めざるを得なかったとあります。
あべぴょんはこれまで、“一切関わりがない”と言っていたはずで、一切関わりがないというのは、通常の人間であれば、“全く無関係”であることを意味します。
あべぴょんの詭弁は、確かに同じ言葉は使っていないのですが、日本語としては虚偽答弁になると思います。おそらく彼は、普通の人間ではないのです。普通の人間で、これだけ平気で嘘が言える人はまずいません。
この昭恵夫人問題は、あべぴょんの“急所”のようです。モリカケ問題の追及を緩めてはならないと言えるでしょう。
buuさんが、このやりとりを文字起こししてくれています。このやりとりを文章で見ると、これが国会でのやりとりだと言うことが信じられません。それほどあべぴょんの答弁は支離滅裂です。精神状態がおかしいのではないかと言われても仕方がない類のものです。日本が終わった感があります。