アーカイブ: 日本会議・神道政治連盟

前川喜平・前文科事務次官が警告「いま日本は、ファシズムの入り口に立っている」

竹下雅敏氏からの情報です。
 前川喜平氏が、今の日本は“ファシズムの入り口”だとして“「全体主義に向かって国を変えていこう」とする勢力がある”と言っています。これはまったくこの通りだと思います。
 その勢力として一番目立つのが、日本会議ではないでしょうか。その日本会議を、前川喜平氏は“害虫の巣”と呼び、ゴキブリ扱いしていますが、全く同感です。
 講演の一番面白いと思われる部分を切り取って、動画にしてくれています。日本会議をよく知る菅野完氏のツイートを見ていると、氏は日本会議を、“男尊女卑のバカなおっさんの集まり”と見ているようですが、私もそう思います。今の安倍政権の閣僚たちは、そのほとんどが日本会議のメンバーです。あの連中の顔を思い出しただけで、菅野氏の発言がその通りだとはっきりとわかります。
 それにしても、バカなおっさんの集まりで良かった。トルコのエルドアン大統領ほどの頭があると、日本は本当にやばかったと思います。その意味で、あべぴょんには、そのアホさ加減を知らしめてくれてありがとう、と言わなければならないかも知れません。
 それにしてもゴキブリ扱いはひどい。ゴキブリは自然界にとってなくてはならない生きもので、その有用性はダントツです。それに引き換え、安倍政権は無用性においてダントツだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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前川喜平・前文科事務次官が警告「いま日本は、ファシズムの入り口に立っている」
引用元)
(前略)
前川:非常に大きな構図でいえば、「全体主義に向かって国を変えて行こう」とする勢力があるのだと思います。「政治を牛耳り、行政も牛耳る」という状況にあると私は危惧をしています。自由に物が言える状況が失われてしまうのではないか。
(中略)
私は、いま日本はファシズムの入り口に立っていると思います。そっちに行くのか、そうでない方向に行くのか。もう一回、この社会を立て直していけるのか。我々が試されているのではないかと思います。
(中略)
一人ひとりが尊厳ある個人であることを忘れないでほしい。一人ひとりが精神の自由を持っている。何を考え、何を信じてもいい。『自分を失うな』と言いたい。
(以下略)
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講演会は大盛況!前川喜平・前文科省事務次官曰く「日本会議は害虫の巣」だって
引用元)
日本会議は害虫の巣
戦前は教育勅語というものがあって(中略)… 戦前の日本人の精神を支配していた。これは一人一人の自由な精神の開発というものを押さえ込む、ひとつの型にはめてしまう強力な武器になったわけであります。人間の自由を殺す武器です。
(中略)
文部省が1937年に発行した『国体の本義』の中に、我が国は一大家族国家であるということが出て来ます。国民はすべて天皇の子供である、と。(中略)… こういう国家観を持っている人は、実はいまもたくさんいます。
(中略)
その中に岸信介なんて人もいたんですね。戦後、教育勅語、修身、道徳を行う教科を復活させようという動きは何度もあった。実際に週1回の「道徳の時間」を始めたのは1958年、岸内閣の時です。それを「教科」にしたのが安倍内閣です。お祖父さんの始めたことを完成させたと言ってもいい。
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配信元)

安倍首相改憲発言は「日本会議」のシナリオ 「但し書き」で9条2項を空文化 吹き込んだのは伊藤哲夫氏

竹下雅敏氏からの情報です。
 あべぴょんは、憲法9条に3項を設けて自衛隊を明記する案を発表しましたが、これは日本会議の幹部である伊藤哲夫氏によるものとのことです。その真意は、“自衛隊を明記した第3項を加えて2項を空文化させるべきである”ということらしい。2項は戦力不保持と交戦権を禁じたものなので、これを空文化するという事は、武力行使を無制限に行いたいということになります。戦争がしたくて仕方がないあべぴょんなので、まずはここからという事でしょう。
 ただ、目論んでいた自民党の改憲草案に比べると、随分後退した形になっています。これは、森友学園の事件以来、安倍政権に対する警戒心が高くなり、このままでは憲法改正が出来ないという危機感から、まずは取り組みやすいところから手をつけようというつもりだと思います。
 「ゆるねとにゅーす」さんは、“護憲派をだまし撃ちにするつもり”で出した案のようだとしていますが、そうかも知れません。ただ、記事にある通り、結果として自民党内の混乱を引き起こしていて、政権としては末期症状ではないかという気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍首相改憲発言は――「日本会議」のシナリオ 「但し書き」で9条2項を空文化 東京・大田区演説会 志位委員長が告発
引用元)
(前略) 

 日本会議の政策委員で、第1次安倍政権から安倍首相のブレーンをつとめてきた伊藤哲夫・日本政策研究センター代表は、「憲法第九条に三項を加え、『但し前項の規定は確立された国際法に基づく自衛のための実力の保持を否定するものではない』といった規定を入れること」(同センター機関誌『明日への選択』昨年9月号)と提案。さらに同センターの小坂実研究部長は、「『戦力』の保持を禁じ、自衛隊の能力を不当に縛っている九条二項は、今や国家国民の生存を妨げる障害物…。速やかに九条二項を削除するか、あるいは自衛隊を明記した第三項を加えて二項を空文化させるべきである」(同誌昨年11月号)としています。

(中略) 

ここには、9条に3項を加え自衛隊を位置付ける狙いが、9条2項の空文化=死文化にあることがあけすけに語られています。

(以下略) 

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【やっぱね】自民党内もざわつく安倍総理の突然の「9条に自衛隊明記」案、吹き込んだのは日本会議幹部の伊藤哲夫氏だった!
転載元)
どんなにゅーす?

安倍総理が憲法記念日の2017年5月3日に、突然に自民党改憲草案にもなかった「9条に自衛隊を明記する案」を発表したことが波紋を呼んでいる中、これを安倍総理に吹き込んだのは、日本会議の幹部で新興宗教「生長の家」出身の活動家としても知られている伊藤哲夫氏だったことが分かったという。

(中略) 


(中略) 


(中略) 


(中略) 

安倍総理が日本会議幹部の伊藤哲夫氏からの”入れ知恵”をそのまま「垂れ流し」!その結果、かえって自民党内の混乱と批判を招く状況に…



↓安倍総理を裏で操っていると言われる「愛国カルト政策」のブレーン、伊藤哲夫氏。

出典:YouTube



なるほどね。安倍総理によるあまりに唐突な「9条に自衛隊明記案」の入れ知恵をしたのは、日本会議の重鎮の伊藤哲夫さんだったのね。

(中略) 

ボクも当初の記事で、「安倍総理は、不安を感じている国民を安心させるため(騙すため)に、どんどんソフトな内容に改変しつつ、とりあえず改正することを優先した上で、その後に徐々に『当初企んでいた内容』に変えていく作戦に切り替え始めた」と評したけど、やはりリテラによると、ボクが感じていた通りの思惑の元に、「護憲派をだまし討ちにするつもり」で、伊藤氏がこの案を考え出したようだ。

(中略) 

そして、結果として、自民党内の混乱まで招いて、石破さんらによる痛烈な批判まで呼び起こしてしまったというオチね。


そのあまり不誠実さと、主張や内容がコロコロ変わる「節操の無さ」に、メディアからも批判が出る始末になってしまっているからね~。
伊藤氏自身も「策に溺れた」感は否めないかもしれないね。

それにしても、ツイッターでも意見が出ているけど、カルト宗教関係者の意のままに操られ、日本会議の「愛国カルト思想」と同期しながら民主主義や法治国家そのものを破壊し続けている安倍総理と安倍政権は実に恐ろしいね。

ええ。今回のも、今の日本が得体の知れないカルト宗教たちに完全に乗っ取られている実態がよく分かるエピソードであることは間違いないわね。
もっと、この恐ろしい現実を認識できる日本国民が増えればいいんだけど…。

(以下略) 

森友隠し…あべぴょんのスピン緊急記者会見 / 政治家・官僚を支配する日本会議

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭のツイートにある通り、森友学園の記者会見に合わせて、あべぴょんは、南スーダンからの自衛隊撤退に関する緊急会見をぶつけてきました。田崎史郎は、森友問題が収束に向かうという見通しを示したようです。安倍政権の願望を彼が代弁していると見て良いでしょう。しかし、国民はずっと偉くなっており、こうしたこれまでの手方が通じるとは思えません。大概の国民は、このような政府の意図を見破っており、森友問題から意識を逸らすとは思えないからです。
 実際、菅野完氏のツイートを見ても、森友問題の講演会で真相を求める人たちが多数集まっている様子が伺えます。
 “続きはこちらから”以降のツイートで指摘している通り、この問題は日本会議問題と言ってもいいものです。日本会議の連中は基本的に、“籠池的なるもの”を共有しているように思います。この連中は、日本を戦前の状態に戻そうとしているので、「表現の自由」だとか「基本的人権」を認めません。ところが、自分の都合が悪くなると、突然、“基本的人権は大切だ”と言い出す連中なのです。
 ダブルスタンダードと言うか、ご都合主義と言うか、ジャイアニズムと言うか、要するに自己中心的で未成熟なオッサンの集まりではないかと思えます。下のツイートにある通り、“日本会議は…今上天皇が日本会議と違う認識なら「天皇が悪い」”と言う連中なのです。“こんな奴が愛国心だの、教育勅語だの”と語っているのです。こうなると、もはや偽善者と言う表現では、とてもこの連中を理解することは出来ません。サイコパスと言うのが、適切な表現ではないでしょうか。
 こうしたカルト集団とも言うべき日本会議に、政治家はもちろん官僚も支配されているのですが、“なんと佐川理財局長も日本会議だった”というのは知りませんでした。こうなると、官僚組織にも日本会議がかなり入り込んでいると見るべきなのかも知れません。
 なぜこんなことになったのかは、最後のツイートを見ればわかります。官僚の人事権を握る組織(内閣人事局)が2014年に設置され、組織の局長は日本会議のメンバーだというわけです。
(竹下雅敏)
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配信元)




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配信元)

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配信元)

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配信元)


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教育勅語を園児に暗唱させる幼稚園、存続自体が怪しい日本会議

竹下雅敏氏からの情報です。
 引用元で動画をご覧下さい。幼稚園児が教育勅語を暗唱している映像が出て来ます。この塚本幼稚園には、昭恵夫人が視察に訪れています。入園者が増えているということと、新しく出来る小学校では、明恵夫人は名誉校長だということです。園長の籠池泰典氏は、憲法改正を目指す日本会議のメンバーです。
 第三次安倍再改造内閣の閣僚20人のうち、16人が日本会議国会議員懇談会に所属しています。安倍内閣の政策は、基本的に日本会議の運動方針と一致しているわけです。
 ところで、当の日本会議の結成に深く関わった元自民党参議院幹事長の村上正邦氏は、安倍政権を厳しく批判しています。もっとも村上氏は、現在の日本会議からは距離を置かれているとのこと。要するに、日本会議のメンバーは、強固な思想的地盤を持っているわけではなく、単なる封建思想のオッサンたちの集まりに過ぎないわけです。男尊女卑の観念でまとまっているだけという気もします。
 憲法を改正して彼らが国家元首に仰ごうとしている天皇陛下御自身が護憲の立場であり、“国民主権、平和主義、基本的人権の尊重”を重視していることを、はっきりと知ったら、この連中はどうなるのでしょうか。会の存続自体が怪しくなるように思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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園児に「教育勅語」 安倍政権の支持勢力が…
引用元)
20160828-205603

編注)クリックで引用元に飛び、ニュース動画が再生できます。


こちらの幼稚園児。掲げられた日の丸に向かって暗唱しているのは、戦前の軍国主義の象徴とされる「教育勅語」です。今なぜ、「教育勅語」なのか。憲法改正の動きが注目される中、背景には、安倍政権とも関わりが深いとされるある団体が…。その実態を特集しました。
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日本会議と戦う!?「度胸の天皇陛下」がついに決意された
引用元)
(前略)
 2012年4月に発表された「自民党憲法草案」は第1条に「天皇は、日本国の元首」と明記。(中略)... 自民党憲法草案第102条は「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」と書いてある。(中略)... 先の大戦への反省の上、現憲法が大事にする「国民主権・平和主義・基本的人権の尊重」の柱がいつの間にか消えている。
 与党が参院選で圧勝した3日後、憲法改正論議が始まろうとした矢先の7月13日、「天皇に生前退位の意向がある」とNHKニュースが報じた。(中略)... 天皇は国民に対して「天皇は元首ではない。国民に寄り添う象徴である!」と明言された。(中略)... 大日本帝国憲法を復活させ天皇を元首にしたい日本会議からすれば、生前退位は絶対に認められないはずだ。(中略)... 天皇と日本会議の緊張関係。我々は時が経(た)つと、天皇の「お気持ち」が日本会議への「お諫め」であったことに気づくはずだ。

[Sputnik]憲法改正はあるのか?安倍政権に圧力をかける謎多き市民団体「日本会議」のベールを剥がす 〜まず自分自身の内なる声に耳を傾け、自分自身を癒す必要がある〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ベストセラー「日本会議の研究」の著者の菅野完氏によると、日本会議に集まっている人たちは、“あまりにも多種多様な人たち”であるため、思想的な中心軸があるわけではないとのこと。それなのに、あるレベルで一致団結出来るのは、彼らに共通するポイントがあり、それは、“女・子どもは黙っていろ”という点だということです。したがって、夫婦別姓や男女平等など、彼らには論外というわけです。憲法改正もその延長線上にあるもので、昔の家長が尊重される時代に戻したいというところのようです。
 菅野氏によると、“国内外の圧力団体に比べると、組織としての力は、極めて限定的”だということです。要するに、ほとんど何も考えていない、精神的にも未成熟なただのオッサンの集まりで、男性としての成熟度に欠けているため、女性の発言や社会進出が鼻について仕方がないという人たちの集まりのようなのです。
 彼らに必要なのは、彼らが黙っていろという“女・子ども”の意見をよく聞くというよりも、まず自分自身の内なる声に耳を傾け、自分自身を癒す必要があるのではないでしょうか。
 以前紹介した動画のメッセージこそ、彼らに必要なものではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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憲法改正はあるのか?安倍政権に圧力をかける謎多き市民団体「日本会議」のベールを剥がす
転載元)
徳山 あすか

10日の参院選で与党が勝利し、憲法改正にリアリティが出てきた今、急にメディアを賑わすようになり、海外からも注目を集めている組織「日本会議」。スプートニクは、今年4月に発売されたベストセラー「日本会議の研究」の著者、菅野完(すがの・たもつ)氏に話を伺った。本稿では、インタビューの抜粋をお届けする。

スプートニク:ひとことで言えば日本会議とは何なのでしょうか。

菅野氏「メディアではよく、会員数約3万8千人の日本最大の右派系市民団体という風に表現されます。私も基本的には、その見方で間違いないと思っています。」

スプートニク:海外メディアではナショナリスト団体、安倍政権を操る極右団体とも表現されています。右派系市民団体、という表現と温度差がありますね。

菅野氏「日本会議の主張(皇室崇敬、再軍備、憲法改正、外国人参政権の反対など)はとてもナショナリスティックです。一方、『安倍政権を操る』というのは、正確に言えば、そうとも言い切れない側面があります。確かに安倍政権の閣僚の多くは日本会議国会懇談会という議員連盟に所属しています。その意味では日本会議が安倍政権に対し、強力な圧力をかけているのは事実です。安倍晋三氏個人に対する影響力、これまでの付き合いの長さ・深さを考えると、日本会議は無視できない存在です。

しかし
日本会議が自民党の強力な支持母体なのかどうか、という点で考えると日本会議の票数は大したことはありません。国内外の圧力団体に比べると、組織としての力はきわめて限定的だと思います。日本会議の運動だけが安倍政権を誕生させたのではありません。」

12日、日本会議は参院選の結果を受け、オピニオンを公式サイトに掲載した。それによれば「憲法改正に前向きな政党が3分の2の勢力を確保したことは、国民の間の憲法改正への理解が表れた結果であると受け止めている。各党はこの民意を厳粛に受け止め、速やかに国会の憲法審査会の審議を再開し、改正を前提とした具体的な論議を加速させるべき」とある。

同サイトのトップページには、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」という団体のバナーがある。菅野氏によれば、「日本会議」と「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は、名称も所在地も異なるが、ほぼ同じ団体だ。田久保忠衛氏や三好達氏、椛島有三氏といったメンバーがどちらの団体でも主要ポストを占めている。美しい日本の憲法をつくる国民の会は、日本会議が憲法改正運動を行うときに使う団体名称であると言える。菅野氏は「憲法改正の内容について言えば『あまり具体的ではない』というのが日本会議の特徴。それが日本会議を理解するための鍵になる」と指摘している。

スプートニク:あまり具体的ではない、ということで言えば、日本会議地方議員連盟のメンバーと話していると、日本会議の公式見解とギャップがあると感じています。個人的に話す限り、彼らは本当に日本のことを憂いているように思うのですが。

菅野氏憲法改正において、憲法何条をこういう風に書き換えるといった具体案は、両団体とも明確に出したことはありません。美しい日本の憲法をつくる国民の会は1000万の署名を獲得する運動をしていますが、署名の際に配られる紙にも『憲法改正を求めます』としか書いていません。あまりにも多種多様な人々が日本会議の中に集まっているため、どの条文をどう変えるかを書くことができないのです。憲法九条を変えるのが先だという人もいれば、緊急事態条項を入れるのが先だという人もいて、会の総体としての意見を集約しきれていないのです。憲法改正をするのだ、という一致点だけがある。そのような具体性のなさが、ギャップという形であらわれてくるのだと思います。」

様々な思想をもつ人々が集まり、具体性のない改憲活動をしている日本会議。それにもかかわらず一万人規模の動員力があったり、一致団結することができるのは、彼らに共通するポイントがあるからだ。

菅野氏「有象無象の人々の集まりである日本会議の会員が最大公約数的に一致できるポイントは『左翼が嫌い』『女・子どもは黙っていろ』という点です。ポジティブな運動をするよりも、ネガティブな運動をする方が人は団結します。とりわけ日本社会の場合はそうです。日本会議は公式サイトで、設立以前から2007年まで展開してきた運動を年表形式で公開しています。それを注意深く読んでみると、彼らが運動と称するものは8割方、夫婦別姓や男女共同参画事業等、何かに対する反対運動なのです。これが日本会議の運動の歴史です。憲法改正もその延長線上にあると捉えれば、日本会議の意図や目標が透けて見えてくると思います。」

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