竹下雅敏氏からの情報(2点)です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
――――――――――――1点目――――――――――――
アメリカ上院、対イラン追加制裁の行使について警告
アメリカ上院・情報特別委員会のファインスタイン委員長が、「イランに対してさらに厳しい制裁を行使すれば、核協議でのイランとの合意ができなくなるだろう」と警告しました。
カリフォルニア州選出の民主党議員であるファインスタイン委員長はまた、イランとの核協議のさなかにあっての、
対イラン追加制裁に関するあらゆる措置に、強く反対するとしました。
アメリカのオバマ大統領も14日木曜、同国の議会に対し、対イラン追加制裁を行使しないよう求めています。
アメリカのケリー国務長官は、上院銀行委員会のメンバーとの機密会談にて、新たな制裁により核協議が本筋から外れる可能性があると述べました。
シオニスト政権イスラエルは、対イラン追加制裁にオバマ政権を同調させることで、国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランの合意を妨げようとしています。
イランと6カ国は、スイスのジュネーブで今月7日から3日間に渡り、イランの核エネルギー問題について協議を行いました。
この集中協議は、今月10日未明まで継続されています。
この核協議で、双方は合意に至ることが出来ませんでしたが、重要な進展が見られたことを強調しています。
なお、
イランと6カ国による次期協議は、同じくジュネーブで今月20日に実施される予定です。
――――――――――――2点目――――――――――――
イスラエル首相、イラン核問題のIAEA報告に怒り
フランス通信によりますと、
ネタニヤフ首相は、14日木曜夜、イランの核問題に関する
IAEAの新たな報告に対して、「イランの核活動が過去3ヶ月拡大していないとするIAEAの報告は、価値が低い」と述べました。
ネタニヤフ首相は、「重要なのは、イランの核活動が拡大していないということではなく、その完全な停止であり、このためイランに対する圧力が制裁の継続によって拡大されるべきだ」としました。
イスラエルの首相は、同政権の核計画が世界の治安にとって深刻な脅威となっている中で、イランの平和的核活動の停止を強調しています。
イスラエルは数百発の核弾頭を保有しており、国際社会に対して何の回答もしていません。
IAEA国際原子力機関の天野事務局長が、「イランは、IAEAとの協力において重要な歩みを進めている」と述べました。
天野事務局長の報告では、「イランはこの3ヶ月、核施設を拡大しておらず、
IAEAはこのアプローチをさらなる信頼醸成のための
イラン政府の新たな努力と評価する」とされています。
アメリカは8日~15日、イスラエル・サウジアラビア・フランスは昨日、日本は今日だったのです。私は物事が進行している最中のことは出来るだけ触れないようにしていますが、恐らく記事が出た頃にはすべて終わっているので、書いても大丈夫だろうと思います。2本目の記事はその事に関連した内容です。時期的にフィリピンを襲った台風30号(ハイエン)に関連している様に思えるかも知れませんが、そうではありません。
アメリカはこれから革命へと突入していくことになりますが、この世界的な劇的な変化に影響を受けない国があるはずがありません。日本は最も大きな影響を受ける国なのです。とても良い方向に向かっています。