1956年の制作のソ連のアニメ「森は生きている」
おめえ、
ソ連のアニメ、見たことあるか?
ソ連のアニメ? 怖そう。
どうせ共産党のプロパガンダでしょ?
ま、そう言わずにこれを見ろ。
ロシアの児童文学者、サムイル・ヤコヴレヴィチ・マルシャークの童話「森は生きている」のアニメだ。
ソビエトアニメ 森は生きている(1956) 日本語字幕 1/3
きれいなアニメだね、続きは?
ホイ!
2/3と
3/3。
おれもアニメには、ちいとばかしうるせえが、
こいつは傑作だな。
CGもない時代に、よくこんなにヌルヌル動かせたもんだ。
ソ連時代の、国営の強みだな。
まさに、芸術作品!
ストーリーもいいし絵もきれい、人物の動きはまるでバレエだし、音楽も本物。
最後の馬の走るシーンは、特にすばらしいね。
とても、1956年の制作とは思えない。
おれのお気に入りは、「12の月の精」のシーン。
森に季節をもたらす妖精たちが、まるで実在するかのように描かれている。
動物・植物・鉱物たちには彼らが見えてるし、会話もしてるからね。
「
人間以外の生き物は実相が見えており、互いに情報を交換し合っている事がわかります。要するに自然の中で、人間だけが孤立しているのです。(中略)...あらゆる生命との差別感を消滅させない限り、人類は自然に迎えられることはないでしょう。」(
時事ブログ)
はあ、人間は置いてけぼりかあ。
でも、このヒロインも人間なのに、彼らが見えて会話もしてる。
心がきれいな人だからかなあ。
おれも、ああゆう、心がきれいでかわいい女性が好みだなあ。
ザンネンでした!
彼女は4月の精から婚約指輪をもらって、将来は4月の精のお嫁さんでした。
ガックシ!
にしても、庭の木もネコもみんなおしゃべりしてるんだろ?
なのに、おれだけカヤの外。
さびしいなあ、おれもいつか、彼らとしゃべれるようになるのかなあ。