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偽造マイナンバーカードによる「なりすまし詐欺」を受け、河野デジタル相が「目視でチェック」「ICチップ読み取りアプリ」で偽造カード対策 / 「日本のセキュリティレベルではアプリこそハッキングのリスク

 ネット上で、偽装マイナンバーカードを使って本人になりすまし、スマホの機種変更手続きをして高額商品を購入するなどの被害が話題になっていました。報道された被害者が二人とも政治家だったことから誰にでも起こりうる深刻さをいっそう感じました。もっともこの事件については、スマホのSIMカードの乗っ取りによる被害で、本人確認に使われたのがたまたま偽造マイナンバーカードでした。マイナンバーカードが「3日もあればすぐ作れる」ことがそもそもの問題ですが。
 さて、こうした被害を受け、河野太郎デジタル大臣の行った注意喚起がまたまたツッコまれています。本物のマイナンバーカードは、カード右上にあるウサギの「マイナちゃん」が偽造防止対策のパールインキで印刷されていて、角度によって色が変化するらしい。「色の変化を目視で丁寧にチェックしろ」との大臣のお達しですが、「それはアナログ化では?」。しかも色を変化させるパールインキは「誰でも簡単に買える代物」なのだそうです。だめじゃん。
 マイナンバーカードは2021年時点で500万人分のデータが流失したと報道がありました。その後も流出の危険があるからこそ、国家公務員とその家族の「マイナ保険証」利用率が3月時点でも5.73%に止まっていると思われます。
 河野デジタル大臣は「ICチップの読み取りに必要なアプリを開発」する意向も示していますが、苫米地英人氏によると「アプリそのものがハッキングされるリスクがある。 今のマイナンバーに関わる日本のセキュリティレベルでは、特にステートプレイヤーの餌食になる可能性が高い。 相手がステートプレイヤーだと、ハッキングしてもダークウェブに上げるなどせず、有事やテロ、重要スパイ活動などの時まで収集されて、関係者なりすましに使われる。それも同時多発的に。既にLINEなどで抜かれた個人情報とも合わせて使われるだろう。 」と恐ろしい警告をされています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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偽造マイナカード、見分けるコツは「ウサギ」 スマホ乗っ取り被害相次ぎ、河野太郎デジタル相が注意喚起
引用元)
(前略)
 偽造マイナカードを巡っては、交流サイト(SNS)「X」で被害が報告されている。何者かが偽造マイナカードを使って本人になりすまし、機種変更手続きをしてスマホを乗っ取った上、端末にひも付くクレジットカード情報を悪用した決済なども相次いだ。中には200万円を超える高額商品を購入された例もあったという。
(中略)
 河野氏は、券面に描かれたウサギの色が角度によって変わるかどうかなど、本物と見分ける方法はいくつかあると指摘。各事業者には見分け方を記載した文書を配り、改めて注意喚起と確認の徹底を促す。
 「(その場での)ICチップの読み取りが確実な偽造対策で、厳格な本人確認ができる」とも述べ、読み取りに活用できる民間開発アプリの有無を調べる方針。そのアプリがなければ、デジタル庁が早急に開発し、事業者らへ無償提供する意向を示した
(以下略)
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[政経プラットフォーム] 森永卓郎先生と深田萌絵氏の「竹中平蔵が日本を破壊した」/ 公務員も非正規化が進み、フルタイムとパートタイムで差別化し、退職金を無くす待遇

 深田萌絵氏の「政経プラットフォーム」という番組で、森永卓郎先生が「竹中平蔵が日本を破壊した」という、そのものズバリなテーマを語っておられました。「竹中平蔵」がネット上で取り上げられるたびに「なぜ捕まらないんだ?」と疑問が付されていますが、今回も「日本で起こっている悪いことのほとんどが彼の名前に集約していくという怪奇現象を、なぜ日本は解決できないのだろう?」と深田氏が問うていました。
 前半部分は、竹中平蔵が2000年初頭から小泉構造改革の経済財政政策担当大臣として金融再生プログラムを作り、全く必要のない不良債権処理を強行し、そのまま放っておけば生き残っていける日本企業を片っ端から潰し、アメリカのハゲ鷹ファンドや竹中平蔵のお友達企業の餌食にされた経緯を語っています。その時にでっちあげた「有りもしない不良債権の損失は1兆円」だったという凄まじさです。
こうして倒産の嵐で生じた大量の失業者は非正規社員となり、派遣が伸びていきました。竹中平蔵がパソナの会長に収まったのは有名です。
深田氏の「なぜ政府はこの非正規雇用問題を解決しないのだろう?」という問いに、森永先生は2つの圧力を上げました。1つは「財界」です。いつでもクビにできる大量の低賃金労働力が労せずして手に入る環境です。2つ目は「アメリカ」です。日本型終身雇用をやめて労働市場を構造改革しろという命令です。この強烈な対米服従のきっかけとなったのが「日航123便撃墜」と語っています。
 5月9日の東京新聞は、全国の自治体が非正規公務員の勤務時間をフルタイムからパートタイムに落とし、退職金を支給しない人を増やしている可能性を報じました。非正規の地方公務員は週38時間45分以上がフルタイム、未満だとパートタイムに区分され、フルタイムのみが退職金の支給があるそうです。そもそも公務員を非正規にすること自体が問題ですが、さらにそれを時間だけで差別化し、待遇を変えるのは分断統治の典型です。非正規公務員はパソナからの派遣でしょうか。「いつでもクビにできる低賃金労働」が公共サービスをも破壊します。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[泉房穂氏による衆院3補選の分析] 核心は容赦ないマスコミ批判「日本は政治も酷いが、マスコミはもっと酷い」日本を歪ませるメディアが政権交代を阻む

 すでに様々な方が先日の衆院3補選の結果を分析していますが、ひと段落した今、泉房穂氏が政権交代を意識した目線での選挙結果を語っておられました。島根1区からは「一騎打ちに持ち込めば与党に勝てる」、東京15区のように一騎打ちにならない場合は「野党がバラけると与党が強い」、長崎3区からは「関西以外では維新と立憲はダブルスコアで立憲が強い」と、それぞれ今後の政権交代に向けたヒントとなる指摘をされました。
 そしてこの動画の核心となる後半では、容赦なくマスコミ批判をされていました。有権者は「お金の力にものを言わせた政治にNO」「生活が苦しいので国民を救う政治に変わってほしい」という目線で選択肢を選んでいるのに、マスコミは「本当に分析が間違っていますね(4:30〜)。」「マスコミはホンマにひどいです。新聞も酷いし、テレビも酷いです。選挙報道もなっていません。全然分かっていないです。」「まさに国民の立場に立った目線ではないということです。」「新聞やテレビが相も変わらず権力者目線というのか、政局目線でしかないので、国民としてはある意味世論が高まっているにも関わらず、またあきらめに戻りかねない状況」「日本は政治も酷いけれど、マスコミはもっと酷いくらいです。」「ちゃんと国民の立場に立った報道をしてほしいと切に願っています(6:45〜)。」そして泉氏はマスコミのあり方について「そろそろ転換の時期だと自分は思っている」と述べています。
 日本の報道の自由度はG7最下位、私たちは現在戦争中のウクライナよりも不自由な情報統制下にあります。この国を大きく歪ませている第四の権力マスメディアが病んだままでは、速やかな政権交代を果たし日本を立て直すことはできません。
(まのじ)
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【泉房穂】衆院3補選を徹底分析!救民内閣構想、加速させます〈マスコミも目を覚ませ!〉
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大西つねき氏が伝える「世界の仕組み」③ ~日本が世界を救う3つの切り札「世界一の対外純資産」「日本国憲法第9条」「自分の意志をどれだけ通せるか」

竹下雅敏氏からの情報です。
 大西つねき氏は日本が世界を救う「3つの切り札」について説明しています。
 今の金融の仕組み、お金の発行の仕組みを変えるんだったら日本が1番変えやすい(2分22秒)。日本の国債は、ほとんど日本人が買っていて国内問題でしかない。だから、どんな方法でお金を発行しようが地域通貨を発行するのと一緒(2分30秒)。
 日本が世界を変えるには基本的に3つの要素がある(4分19秒)。一つは「世界一の対外純資産」。これを日本のインフラを作り替えて完全に循環型社会を作るとか、農地とかを整備して食料自給率を上げるとか、未来への投資に使える(8分35秒)。
 “日本は世界一黒字を33年間稼いでいる。ということは、それだけの生産性をみんな既に持っていて、しかも日本の場合、江戸時代までは超循環型社会をやっていたわけですよね。そのマインドもあってノウハウもあって知恵もあって、それを作るだけの生産性もあって、もうだから何でもできる国なんですよ(9分15秒)”と話しています。
 もう一つは「日本国憲法第9条」(13分」35秒)。“押し付け憲法なのかどうかってのは、とりあえずどうでもよくて、書かれていることが素晴らしい(13分42秒)…本気でやったら、たぶん誰も手を出せない国になると思うんですよ(14分24秒)。…そもそも我々は何のために生きるのか、何のために死ぬのかっていうことを、我々自身がちゃんと覚悟した上で、平和のためだったら死んでもいいよぐらいの覚悟があれば…(14分42秒)。…今、世界で1番戦争をしている国は紛れもなくアメリカ合衆国なんですよ(16分13秒)。…何の生産もしていないんですよ。自分たちに必要なものを買ってくるしかなくなっちゃうんです。その分結局赤字になっているんですよ。つまりアメリカの貿易赤字は何が作り出してるかっていうと、アメリカの軍事費が作り出していて、アメリカの戦争ごっこが作っているんですよ。…アメリカの「戦争ごっこ」をやめさせてあげることが、世界にとって、とっても大事なことなんです(17分45秒)”と言っています。
 日本が一番米国債を買っているので、アメリカの戦争費用を一番ファイナンス(資金調達)しているのは日本人(18分34秒)。“日本人が本当に今ここで、もう根性入れて「(在日米軍に)もう出てっていいよ」「米国債売るよ」とやったら、アメリカは戦争できなくなるじゃないですか。その鍵を我々自身が握っているんだけど、その覚悟が我々自身にあるかどうか(19分13秒)”と話しています。
 3つ目が一番大事で「自分の意志をどれだけ通せるか(24分22秒)」。“空気を乱さないっていうことじゃなくて、場合によっちゃ空気を凍らしたところで、言いたいことを「バン!」と言えるかどうかとか、そういうことから日本人は始めてみないと残念ながら日本が世界を変えるようなことは難しいかな…(24分57秒)”と言っています。
 他人の言葉の受け売りではなく、自分の意見をハッキリというためには、自分自身の内側から出てきた言葉で話さなければなりません。私が平均的な地球人を見ていて思うのは「手を抜くこと」ばかりの人生だな、ということです。「力を抜いて気は抜かない」のなら、何事かを成し遂げる人でしょう。
(竹下雅敏)
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【決断の時】もうすぐ時代が大きく変わります。日本人が世界を救う「3つの切り札」が未来を変える!?
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没後20年を過ぎた石井紘基衆議院議員の刺殺事件が再び注目され始めた 〜 「殺人事件の真相よりもその背景の社会の利権構造、問題に目を向けてほしい」国民が連帯し政治に参加できる日を

 石井紘基衆議院議員が自宅前で刺殺されたのは2002年でした。TTBジャーナルの動画の概要欄には「3日後に控えた国会質問のために提出予定であった国の特別会計に関する資料と、日記の綴られた手帳が消え、今なお、見つかっていない。事件の実行犯として逮捕された伊藤白水は、事件から8年後の取材に対して、何者かより依頼があったことを供述している。」とあります。没後20年の節目に行われた2022年の偲ぶ会の動画や、石井紘基氏の長女ターニャさんのインタビュー動画を知りました。今改めて事件の背後にあったものに目を向けることは、これからの日本を考えるための参考になると思いました。
 最初の動画の、石井紘基後援会長だった阿部武彦氏の言葉は20年間の無念が込められていました。遺体の前で絶叫した阿部氏のお話は衝撃的です。葬儀に参加した「バッジ(議員)」は少なかったこと、そしてその後立ち上がった「資料を解明する委員会」には「一回も民主党は来ないです!」「石井紘基の資料を見に、江田五月あるいは他の方でもいい、調べようということは一回も来ない。」
 2つ目の動画では、当時、民主党の横道孝弘議員が実行犯の伊藤白水と〇〇とのつながりを国会で質問し、「お答えできません」という答弁を得たにもかかわらず、そのことをメディアは追求してこなかったと話しています(11:00〜)。石井紘基氏がRCC(整理回収機構)に関する銀行の資料を国会に提出する直前の事件だったことや、「いつも(国会では)冷飯食わされていた紘基が(珍しく)委員会公用車を回されて、使えるんですよと嬉しそうに言っていた。」つまり前日までに衆議院に行き先を知らせなければならなかったことなど「もうちょっと警視庁が緻密に調べてくれれば」と語っています。
 サルサ岩渕氏によると、RCCの業務内容には「特定回収困難債権」つまり反社の債権の買取もあり、石井紘基氏が問題視していた「闇金」との関係が確認できます。当時の小泉政権下の竹中平蔵金融大臣には、りそな銀行のインサイダー疑惑があり、その時代には石井紘基氏だけでなく、りそな銀行を追っていた記者や監査法人の担当者が不審死をしていたそうです(23:00〜)。
 60箱の残された資料を、民主党の議員が一度も誰も見に来なかったことについて阿部氏は「当時の民主党の議員は誰も信用していない」と言い切っておられ、それを庇うようにターニャさんは「あの時、民主党が真相究明委員会というものを立ち上げたために、Gメンの人たちが入りたくても入れない人たちが出ちゃった(33:20〜)。」と話されていました。一回だけ開かれた究明委員会では、いろんな議論が出た末に決まったことは「(資料を入れる)本棚を1つ買いましょう」ということだけだったそうです。国会議員の追求の腰が引けていたことは確かです。
 最後にターニャさんは「真相が何かということも大事だけれども、石井紘基が投げかけた社会の構造に対する問いの方に皆さんが意識を向けていただければ父は嬉しいと思う。父の死んだ日の瞬間よりも、父の生きた時間と思いを伝えられたらと思う。」と話されていました。
 3つ目の動画では、石井紘基氏の事件があって以降、特別会計、特殊法人の利権問題がタブー視されてきたけれども、20年後の今、再びファイティングスピリッツが蘇ったと語られています。
石井紘基氏が作ろうとしてポシャってしまった「国民会計検査院」というものがあったそうです。国民自身がこういうお金の使い方は本当に正しいのかどうかをチェックするもので、国民が広く政治に参加していく形です。国民を信じて戦っておられた石井紘基氏の意思を、私たちは連帯という形で繋いでいきたいと話されていました。
(まのじ)
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石井紘基が残した資料を民主党は一回も調査に来なかった!石井紘基後援会長 阿部武彦氏 「石井紘基没後20年を偲ぶ会」での登壇
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石井紘基が残した「問い」を伝える!21年後に明かされる真実! 石井紘基後援会長 阿部武彦 × 石井ターニャ 対談インタビュー
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【独占インタビュー】石井紘基の遺志は消えない!これからは地方の時代! 石井ターニャさんインタビュー 前編
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