新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策にともなう留学生への対応あまりにもひどいので、いち大学教員として「皆さまへのお願い」を書きました。私が知っているのはヨーロッパ留学のケースだけですが、他の地域の留学生への対応についても、情報を共有できればと思います。https://t.co/aAAWj8MC7a pic.twitter.com/Ypyd6ywCPq
— 朝守飛阿弥 (@heero108) March 22, 2020
こちら、ご指摘があったので一点追記を。上記の文章では「日本政府からの要請を受けて帰国を余儀なくされています」としましたが、厳密に言うと、日本政府(外務省)が「要請」したのは「帰国」ではなく「渡航自粛」です(https://t.co/r7hg4cdP33)。やや誤解を招く表現であったことをお詫びします。
— 朝守飛阿弥 (@heero108) March 22, 2020
「自粛要請」って「命令しないが忖度して自主的に活動やめろ。負担はなんとかしてね」の略語だよね
— 増田聡 (@smasuda) March 22, 2020
» 続きはこちらから
日本政府の新型コロナウイルス対策があまりにもひどいのは周知の通りですが、学生や学者に対する日本の冷淡さは最低最悪かもしれません。
3/16日に外務省が渡航危険レベルを引き上げ、それに伴い「留学生が受給する予定だった奨学金が止められ、しかも、その状態で早期帰国を命じられている」と言うのです。
なぜ、日本政府はいきなり奨学金を停止するのか??
多くの留学生が困惑する中、勇気を奮って、ふんどし姿で声をあげた方がいました。新型コロナウイルスの感染について世界の留学生の状況は一様ではなく、イタリアなど確かに感染が心配な国もあれば、ポーランドのように日本の感染者よりもはるかに少ない国の日本人留学生もいます。それなのに今、無理に帰国しようとして空港やフライトなどで感染リスクを負うことが妥当なことなのか、さらに帰国後2週間の自主隔離期間は公共交通機関は使えず、ホテル滞在などの生活費は全て自己負担とされ、事実上「自己責任」で放り出されています。
そもそも自己負担での留学が困難な学生さんが奨学金を受給していることを考慮すると、危険だから帰国しろ、奨学金は止める、帰国後は自分でなんとかしろ、とは、あまりにも残酷です。
学問を軽視し、人様の生活を蹂躙するにもほどがある安倍政権。
せやろがい留学生さんは、なにも外国のように留学生のためにチャーター便を出せとは要求されていません。もともと受給するはずだった奨学金を停止せずに支給してほしい、そしてその使い道を帰国や滞在費に当てるなど裁量を持たせてほしいと訴えているだけです。
こんな当たり前の融通がきかないほど日本の行政は硬直化してしているのでしょうか。ぜひ、留学生の方々が安心して学び続けられるよう当然の対処をしてほしい。署名も集めておられます。
明日の日本を造る宝だぞ!