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ぴょんぴょんの「キツネ目の男(2)」 ~犯人グループは親族の6人、キツネ目は今なお健在
いくつかの「タブー」が折り重なった末に生まれた難事件
グリコ森永事件についてわかりやすく解説します
〈世界に誇る優秀な捜査能力を持っているはずの日本の警察当局〉が、そのグリコ・森永事件を解決できなかった裏には、(中略)...グリコ・森永事件が〈いくつかの「タブー」が折り重なった末に生まれた難事件〉であったことだという。その〈いくつかの「タブー」〉とは、(中略)...〈警察内部犯行説〉である。(中略)...その根拠となったのは、〈警察情報が筒抜けなのではないかという疑惑(中略)...〉B元組長を取り巻く事件師グループの中に、(中略)...元警察官のZ氏がいたというのである。しかし、〈このZ氏についての捜査記録だけが、(中略)...ファイルから剥ぎ取られていた〉というのだ。しかも〈(中略)...Z氏が警察情報を収集したり、犯行計画を作成するなど、グループの中心的存在だった可能性が高いにもかかわらず、完全に捜査記録から抹消されている〉(中略)...〈Z氏ら真の「最重要参考人」のほとんどは、捜査当局から事情聴取された形跡さえない〉のだという。(神戸事件を読む189p〜191p)


『罪の声』/塩田武士
— NATSUKI@読書大好き📚 (@XeXNatsu) April 12, 2025
★★★★☆
実在の「かい人21面相事件」を題材としたサスペンス⏳男が偶然自宅で見つけたカセットテープ📼そこには35年前に日本中を巻き込み世間を震撼させた重大事件に関わる痕跡があった🐾録音されていた子供が発する脅迫文🗣️それは紛れもない35年前の自分の肉声であった… pic.twitter.com/W4QTgnjJ6x
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滋賀県警の本部長が焼身自殺したのが1985年8月7日。その5日後に、犯人はマスコミに宛てて、「くいもんの会社いびるの もお やめや」という犯行終結宣言を出しました。
なんとその日は1985年8月12日。日航機123便の墜落事故の日だったのです。しかも、その123便には、脅迫されたハウスの社長も乗っていました。
この偶然は巷でも騒がれましたが、どこを調べても、因果関係はないようです。
しかしそれから、グリコ・森永事件の報道はピタリと止まり、犯人にとってはラッキーでした。