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[Sputnik]プーチン大統領は明仁天皇と謁見せず、秋田犬はモスクワに来ない… 〜安倍外交はことごとく失敗 いつでもひっくり返る状況〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 日本政府がプーチン大統領の天皇陛下への謁見を企画しなかったために、プーチン大統領は秋田犬の受け取りを拒否したというのは、わかりやすいです。交渉の流れを見ていると、“諸島の地位と平和条約問題が解決される事はなさそうだ”というのは、大方予想通りです。ロシアとの交渉を含め、安倍外交はことごとく失敗と言って良いのではないでしょうか。
 はっきり言って、これほど無能な政権はこれまでなかったように思います。メディアのコントロールで国民は今のところうまく騙せていますが、実のところ、いつでもひっくり返る状況ではないかと思います。
 というのは、時々我が家にかかってくる勧誘の電話で、オペレーターのアルバイトをしているおばさんに、相手のセールストークを聴く傍ら今の日本の状況をかいつまんで説明し、安倍政権が何をやっているかを直接講義することがよくあるのです。そうすると、例外なく全く政治に興味のないおばさんが、突然ひらめきを得たように、“ものすごくよくわかります”と言ってお礼を言われるのです。要するに、一般庶民は生活実感から何かおかしいと思いつつも、真相がつかめないでいるのです。
 なので、日本でトランプ氏のように本当のことを言うカリスマ的な人物が1人現れると、その瞬間に全てがひっくり返ってしまうのです。日本の場合、周回遅れでアメリカの後を追っているので、いずれ、日本にも革命が起きるのは間違いありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン大統領は明仁天皇と謁見せず、秋田犬はモスクワに来ない…プーチン大統領と安倍首相の会談から待たれるものは?
転載元)
© Sputnik/ Dmitry Astakhov

© Sputnik/ Dmitry Astakhov


今週、この数年で最大の日露首脳会談が行われる。双方は平和条約だけでなく、経済での新プロジェクトも審議する予定だ。

現在のところ、プロジェクトは資源採取、インフラ刷新に集中している。一方、日本政府は、係争諸島の経済的地位とビザ発給緩和の審議へと議題を拡大するよう望んでいる。

ロシアは何よりも、日本からの投資活発化に期待している。ロシア経済への投資額において、日本は中国をすでに凌駕しているが、うち多くの部分は石油ガスブロジェクトに向けられている。現在、ロシア側は投資誘致分野の拡大を期待している。

諸島の地位と平和条約問題が解決されることはなさそうだと、双方が認めている。

また同時に、G7諸国が支持する、日本による、個人と個々の銀行に対する対露制裁は続いている。会談の象徴的な瞬間から察するに、楽観的な予測は未だ許されない。日本報道各社によると、日本政府はプーチン大統領の天皇陛下謁見を企画せず、ロシア側もまた、贈り物としての2匹目の秋田犬受取を拒否した。ロシア報道各社の情報によると、係争諸島に関する主要な肯定的なニュースとなるのは、ビジネスマンに対する両国のビザ要件緩和と、両国での経済協力拡大だ。協力拡大に主に関係するのは漁獲と海産物の加工、ツーリズム。しかし、この問題にも、一連の規制に関する意見の相違が残っている。

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北方領土でロシアとの共同統治案 政府検討
ともに主権行使、12月首脳会談で協議探る
引用元)
 日本政府がロシアとの北方領土問題の打開策として日ロ両国による共同統治案を検討していることが16日、分かった。最終的な帰属の扱いで対立する国後・択捉両島などでともに主権を行使する手法で、双方が従来の主張を維持したまま歩み寄れる可能性があるとみている。北方四島のどの島を対象にするかや施政権をどちらの国にどの程度認めるかなど複数の案を用意し、ロシア側との本格協議に入りたい考えだ。

(以下略) 

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配信元)

[Sputnik]天皇陛下 米国の立場を受け、プーチン大統領と面会しない 〜スプートニクの誤字はロシア側のメッセージ〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 これは読み解くのが難しい記事ですね。実は、今日の昼頃まで、タイトルは天皇陛下ではなく、天王陛下になっていたのです。元記事のコメント欄をご覧になると、“「天王陛下」とは何事か”という書き込みがあります。スプートニクは時々誤字脱字が見受けられるので、今回も誤字だったと考えることも出来ますが、今回の件はロシア側の意図的なメッセージだと考えた方が良いと思います。
 板垣英憲氏のブログを見ると、プーチン大統領の訪日の主目的は、天皇陛下への謁見だということです。これが実現しなかった理由は、記事によると米国からの圧力のようです。ロシア側は米国の圧力に天皇陛下が屈したと見たのかも知れません。  
 ここで思い出すのが、秋篠宮様のご家族の先日の自動車事故です。本当に事故だったのか。そういうことを考えると、今でも、日本そして日本の皇室は米軍の監視下にあると考えざるを得ません。
 ロシア側は、今回の日本側の決定を不満に思ったのは間違いありません。それが、侮蔑的な表現である天王陛下と言う記述になったとすれば、一応つじつまは合います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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天皇陛下 米国の立場を受け、プーチン大統領と面会しない
転載元)
© Sputnik/ Sergey Subbotin

© Sputnik/ Sergey Subbotin


ロシアのプーチン大統領は、12月15、16両日の日本訪問中に天皇陛下に謁見しない。日本は、対露制裁に関するG7の結束を懸念する米国の不満を危惧している。

今月中旬に山口県と東京で開かれるロシアのプーチン大統領と日本の安倍首相の会談について、米国が東京での開催を自粛するよう日本に求めていたことが分かった。共同通信が、複数の日米関係筋の情報として報じた。

マスコミによると、露大統領の東京訪問実施の必要性について長い間迷っていた日本は、同盟国の米国に、プーチン大統領の天皇陛下謁見を企画しなかったことで、今回の訪問を熱意のあるものとして考えることはできないと説明したという。

共同通信によると、米国は11月ごろ「ロシアのプーチン大統領を日本の首都に招き厚遇すれば、日米欧の『対ロ包囲網』が緩むとの懸念を伝えていた」という。

しかし日本側は応じず、12月16日の東京での首脳会談を正式に発表した。

プーチン大統領の訪日は12月15、16の両日。日本のマスコミは、会談では南クリル4島での共同経済活動の可能性やビザ緩和、クナシリ島、エトロフ島、ハボマイ島、シコタン島のいわゆる「北方領土」の問題が主なテーマになるとの見方を表している。

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米、日ロ会談の東京開催自粛要請 決定前、包囲網への影響懸念
 山口県長門市と東京で開かれる今月中旬の日ロ首脳会談について、米国が11月ごろ、東京での開催を自粛するよう日本に求めていたことが分かった。ロシアのプーチン大統領を日本の首都に招き厚遇すれば、日米欧の「対ロ包囲網」が緩むとの懸念を伝えていた。複数の日米関係筋が10日、明らかにした。日本は応じず、東京での会談を8日に正式発表した。米側には不満がくすぶる。

 ウクライナ問題やシリア情勢を巡ってロシアと鋭く対立するオバマ米政権と、ロシアと良好な関係を維持することで北方領土問題を動かしたい安倍晋三首相の思惑の違いが浮き彫りになった。

死に物狂いの支配層と売女マスコミ 〜表層と深層の意識の統合:3ヶ月ほどで影響が 3年後には完全に1つに〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ポール・クレイグ・ロバーツ氏は、“連中は…敗北しつつある…国民を騙す時代は終わりつつある”としています。そのため、“一握りの支配集団と…売女マスコミは死に物狂い”で、ポール・クレイグ・ロバーツ氏のように、真実を語るインターネット・ジャーナリストたちの情報を、“偽ニュース”であるとか“ロシアの手先”だとして非難しています。
 元財務次官補で、ウォール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者である氏の論説は、ものが見えていない人には、陰謀論だと映るようです。大手メディアが出す情報は重要な部分においてことごとく嘘なので、大手メディアを信じる限り、真実の情報は陰謀論になってしまいます。元記事では、アメリカ人はまだ覚醒が足りないので、本格的な変革は無理だと指摘しています。確かに、その通りだと思います。実は人類は、肉体の意識のレベルですら表層と深層に分かれており、その2つが繋がっていないのです。単なる肉体の意識でありながら、その深層の意識をハイアーセルフからのメッセージだと信じきっているチャネラーまで居る始末です。地球人は、表面的な部分で生きているのです。
 ところで、その表層と深層の意識が、昨日の20時頃に統合されました。この影響が現れてくるのに3ヶ月ほど時間がかかります。そして、3年後には完全に1つの意識になるでしょう。今から3年後には、精神が破綻した悪人たちがたくさん現れるでしょう。なぜなら深層の意識では、彼らはすでに精神が破綻しているからです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ひと握りの支配集団にとって、状況は不利になりつつある
Paul Craig Roberts
2016年12月5日

“社会が真実から遊離すればするほど、社会は真実を語る人々を、益々憎悪するようになる” ジョージ・オーウェル

(中略) 

今や連中は、言説とアメリカ人の心の支配において敗北しつつあるため、ひと握りの支配集団と、連中の売女マスコミは死に物狂いだ。そこで、連中は、私のような自立したインターネット・ジャーナリストたちを、偽ニュースを広めるロシアの手先だとして非難している。

(中略) 

私がひと握りの支配集団の注目を得ているのは確実だ。

(中略) 

推測すれば、ひと握りの支配集団の敵「200のリスト」は、きっと、CIA (アメリカ人の税金か、麻薬で儲けた金)や、全米民主主義基金(アメリカ人の税金)や、ジョージ・ソロス (通貨操作でイギリス国民から盗んだお金)の資金で作られたに違いない。

(中略) 

おそらく、惑わされたアメリカ国民を騙す時代は終わりつつある。

(中略) 

ウソの蜘蛛の巣を紡ぐ者は自分がからめ捕られるということわざがあるが、まさにアメリカのひと握りの支配集団と連中の売女マスコミがウソの蜘蛛の巣にからめ捕られたのだ。

戦いはまだまだ続く。ひと握りの支配集団が、自分たちの危機を理解した以上、事態は一層危険になるだろう。

(以下略)

[逝きし世の面影]【政治用語の基礎知識】 右翼とか左翼とか保守とか 〜右翼、左翼、保守…竹下氏はどのタイプ!? 優先しているのは◯◯〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 これは〜わかりやすいですね。現状に不満があり、感情を優先する右翼は頭が空っぽで目が節穴なのは当然だとのこと。なるほど〜。安倍政権は、間違いなく右翼政権ですね。右翼の特徴は、世の中を内と外に分けるということらしく、あべぴょんにとっての内は自分をヨイショする人たちで、外は自分を批判する人たちなのでしょう。また右翼は、“失われた理想の過去に立脚して、現在に異議を申し立てる思想や勢力”とのことなので、あべぴょんにとって、戦前こそ失われた理想の過去なのでしょう。今やっていることを考慮すると、エセ右翼、売国右翼と言うのが、適切な表現なのかも知れません。
 面白かったのは、保守の概念に最も合致する政党は、今の日本共産党で間違いないとする部分です。記事を読むと、その通りだとしか言いようがない。
 ところで、私は理論を優先する左翼でも、感情を優先する右翼でもありません。私が優先しているのは良識です。また、“手品や詐欺のネタを一目で見破る”タイプの人間ではありません。ただ、その人が善良な人かどうか、嘘をついているか否かはかなりの精度でわかるので、嘘をついていないと思われる誠実な人の情報を頼りにしています。
 そうすると、ロシアの情報であったり、一見陰謀論に見える情報であったりするのです。私から見ると、保守とか、右翼、左翼という分類は非常に曖昧な概念で、かえって本質をわからなくさせるように感じます。相手を右翼だの左翼だのとレッテルを貼って攻撃をしている人を見ると、ただの阿呆にしか見えません。その阿呆が権力を握っているという救われない状況が今の日本に見えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【政治用語の基礎知識】 右翼とか左翼とか保守とか、・・・
転載元)
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『保守の正しい定義』

社会科学的に判断すれば、『保守』とは現在に依拠し、現在を守る勢力のことで、土台からの根本的な造り替えは警戒するが、漸進的な改良を最善と考えている穏健思想で、少しずつ着実に前に向かって動いて行くところに特徴がある。今までの古き良き権威や伝統を『守り』『保つ』政治姿勢で現在の生活や体制に基本的に満足している。
現状に不満はあるが右翼や左翼より相対的に小さい。
『今』にまったく不満で社会の根本的な改革を主張しているのが『右翼』や『左翼』で、現状に『満足出来ない』だけなら同じだが、両者は時間軸が違っている。
左翼はまだ見ぬ未来に自分の理想を期待し、右翼は『失われた理想の過去に立脚して現在に異議を申し立てる』思想や勢力のこと。
思考形態なら右翼は情緒的・主観的に判断し、左翼は理論的・客観的に判断しようとする。

『左翼右翼の裏定義』

政治的な戦略や主義主張ではなくて、その戦術的スタンスで右と左を分類すると、『左』とは社会を上と下(弱者と強者)に真っ二つに分けて、自分を下(弱者)側に味方して上(強者)に抵抗していると思い込む。
『右』の手法も矢張りまったく同じで、社会を真っ二つに分ける。
違うのはその分け方だけ。
右翼は、世の中を内と外に分け自分を『内』に分類し、それ以外の全てを『外』(内に敵対する危険な存在)と認定する。
結果的に左は『上』(権威や権力を持った強者)を攻撃するので必然的に連敗する。
右は自分が『外』だと思ったものは社会的な弱者でも見境無く攻撃するので良識ある大人に嫌われる。
典型的な弱者である落ちこぼれのニートやフリーター(ネットウョ)が、『弱者の味方』と自分で思っている『左』を攻撃するなどの不思議な現象は社会を『上下』か『内外』かの、『分け方の違い』での衝突と考えれば分かりやすい。

『左翼と右翼がメルトダウンしている日本』 『両方が融合してデブリ状態に、』

『理論』を優先するから左翼になって『感情』を優先するから右翼になる。これでは右翼が頭が空っぽで目が節穴なのは当然であり何の不思議も無い。
ところが驚くことに日本だけは世界の例外で、左翼も右翼も内容的に違いが無い。
右翼の特徴である『世の中を内と外に分ける』手法ですが、これは『絆による日本的共同体』(ムラ社会)の典型的な特徴
でもあるので、我が日本国では左翼とて例外では無い。困ったことに内外に分けるのである。(密かに右翼の悪い部分を真似る?)
超越的な価値観が存在していない日本では、左翼さえ簡単に右傾化するのですから面白い。
日本では『左右の違い』を簡単に克服して、挙国一致現象が起き易いので、右翼左翼の分類は外国ほど大事では無い。
みんなが思うほど左右の立場に、それほど大きな意味が無いというか、そもそも東のはずれの東経180度の地点とその真逆の地点である西経180度とはまったくの同一地点なのである。

『左右よりも上下の違いの方が大きい』

根本的な大きな違いがあるのは、科学的な懐疑心の有る無し(信じるか。疑うか)なのである。
世の中には三種類の人間がいて、手品や詐欺のネタを一目で見破る人は極少数しかいない。
進化人類学によれば600万年間も他人の言葉を疑うことなく信じるように人類は進化してきたので、疑う人は最初から極少数なのです。
二番目は自分で見抜けなくてもヒントを与えられたら気がつく注意深い人ですが、矢張り賢い人は絶対数が少ない。
三番目がその他大勢で、悲しいかな誰かにヒントを教えられても、何故か頑強に騙され続ける方を選ぶのです。手品や詐欺など、騙しのネタはそんなに種類があるのではなくて、人々は同じネタで何べんも騙される。
世の中で子供だましな真っ赤な嘘を信じる人が大勢いるから人類社会では絶えることなくお粗末な悲劇が繰り返される。

『分けないことにはわからないが 分けてもわからない』

簡単に分けれる思う生物と無生物、生と死さえ中間的な存在がある。蝶と蛾の違いですが、人が追いかけるのが蝶で、人が追いかけられたと思い込んで逃げるのが蛾らしい。
保守の定義ですが、今の日本国で最高の『古き良き権威と伝統』といえば政治なら間違いなく日本国憲法で、経済なら若者の完全雇用と職業訓練を可能にした日本独自の終身雇用制と年功序列賃金である。
危機的な有様の憲法と正規雇用に一番拘っている政党とは共産党なのですから、一番の保守政党とは、自民党ではなくて今の日本共産党で間違いない。

(以下略) 

[Sputnik]プーチン訪日を前に増す日本のマスコミの情報漏洩は世論チェックの試みか? 〜誰からも相手にされない安倍外交〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 現在の日本のマスコミは、“世論の反応を計るために、積極的に利用されている”として、日本のマスコミが出す日露関係の情報は“偽情報が伝えられている”と書かれています。こうしたやり方は、“重要な交渉前にパートナーを操ろうとする世界中で広く使われる手段だ”とまで書かれています。
 例えば、“日本とロシアは… 北極圏における中国抑止策をテーマに話し合うだろう”という情報はありえないとして一蹴されています。ロシア政府にとって、中国との友好的関係の方が優先的意義を持つと言っています。
 こうして見ると、安倍外交というのは何だったのか。トランプ次期大統領には相手にされず、ロシアからも中国の方が大事だと言われ、当の中国には完全に嫌われている状態です。金をバラ撒いている時だけ、形だけの友人関係を演じてくれているということでしょう。あべぴょんの、日常の人間関係そのまんまではないかと思います。金が工面出来なくなれば、誰からも相手にされません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン訪日を前に増す日本のマスコミの情報漏洩は世論チェックの試みか?
転載元)
© Sputnik/ Mikhail Klimentyev

© Sputnik/ Mikhail Klimentyev


アンドレイ イルヤシェンコ 
今月15・16日に予定されているプーチン大統領の訪日が違づくにつれて、日本のマスメディアに漏れる、この訪問に関する情報の数は、考えられるすべての限界を超えるものとなった。

例えば8日だけでも、日本の尊敬すべき2つの新聞は同時に、信頼すべき権威ある筋の情報を引用する形で記事を載せた。そのうちの一紙の中では、日本企業は、日露首脳会談の結果、クリル南部へのビザなしビジネス渡航の権利を得るだろう、と述べられている。そうした事は全くあり得ることとはいえ、それはまずロシアのビジネスマンに対する同様の措置、つまり日本渡航手続き緩和との交換でのみ可能である。

そしてもう一紙の中では、日本とロシアは、外相と防衛担当相が参加する所謂「2+2」のフォーマットでの協議を再開させ、その中で北極圏における中国抑止策をテーマに話し合うだろうと伝えられた。こちらの方はあり得ない。中国との友好的関係は、ロシア政府にとって優先的意義を持つものだからである。

また5日には別の日本の有力紙も、信頼すべき情報を引用し、日本とロシアは、経済関係発展と平和条約問題解決に関する交渉の枠内で、クリル南部に特別経済ゾーンを作るプランを討議していると報じた。そうした事もあり得るが、法律面での問題がある。 さらに多かれ少なかれ、信頼できるように見える戦略的情報も、この一年、何度も公表されている。

プーチン訪日自体、西側との厳しい対決状態を考えれば、十分にセンセーショナルなものである。それ以外に肝心なのは、双方が南クリルについて、この問題の政治的経済的側面を話し合う用意があることだ。すでに今年5月の措置での会合で、両国のリーダーは、平和条約のようなデリケートな問題の討議を大きく損なう恐れがある情報流出や行為を抑えることで合意している。実際露日の公人達は、公式的な立場を確認し、意見の異なるいかなる問題も熱心に討議する心づもりを示すだけで、最大限の自制を発揮しており、それはもうすでに、当たり前のことになっている。とはいえ新聞は、読者の要求を満足させなければならない。それゆえ最前線で取材するジャーナリスト達は、センセーショナルな話題を探すことになってしまう。相手側にも、問題があるにもかかわらずである。

現在日本のマスコミは、クリル問題への新しいアプローチに対する日本の世論の反応を計るために、積極的に利用されているようだ。ソチで安倍首相は「新たなアプローチ」という用語を使うだけで、それに人々は慣れてしまったが、それが何なのか明らかにし、具体的に述べるのはプーチン来日時である必要がある。多くのバリエーションが考えられるが、それらはすべて、日本側がどんな一歩を踏み出すかにかかっている事は明らかだ。例えば、何人かの所有者が不動産を合同で所有するコンドミニアムのように、南クリルを統治するやり方だ。これについては、10月17日、日本のエスタブリシュメントのための主要紙が見出し入りで報じた。また、こうした情報のリークを放っておきながら、ロシア側、ロシアの政治家や外交官、専門家、ジャーナリストの反応を知ることもまた常に興味深い。

ロシア側も、マスコミルートで東京にデリケートな情報を発信することに反対ではない。例えば、南クリルに「バスティオン(地上発射型超音速対艦ミサイル)」及び「バル(地対艦ミサイル)」を配備するとの情報は、大きな騒ぎを引き起こした。

特筆すべきは、そうした情報源が、ロシアであまり知られていない新聞「ボエヴァヤ・ヴァフタ(戦闘当直班)」だった事だ。この新聞は、ロシア中央のジャーナリスト達が自由に取材できない太平洋艦隊の公式機関紙である。それゆえ信憑性について疑いはない。また同紙は、中央紙が扱わないローカルなニュースのみを報じている。

そして最後に忘れてはならないことがある。マスコミにおけるいかなる情報リークも、それは常に、世論を惑わすものであり、重要な交渉前にパートナーを操ろうとする世界中で広く使われる手段だという事だ。もし偽情報が伝えられていると分かったら、なぜ今それがリークされたのか、その事もじっくり考える必要がある。