注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
エクアドル外務省の公表した声明文書には、ウィキリークスはここ最近米国大統領選挙に関する文書を多量に公表しているものの、「エクアドル政府は他国の事情には介入しない原則を尊重しており、現在の選挙前プロセスにも介入せず、いずれの候補者への支持も表明しない」と書かれている。
また、接続が立たれた時間も制限的なものであり、ウィキリークスのジャーナリストらの作業を阻害するものではないとも指摘されている。
ウィキリークス側は、エクアドルがアサンジ氏のネット接続を切断したのはヒラリー・クリントン氏がゴールドマンサックスで行なった演説内容を公開した直後だったことを明らかにしている。
これより前、アサンジ氏自身は自己の活動について、具体的に民主党推薦の候補者(クリントン氏)に反対して行なっているわけではないことを明らかにしていた。
これまではアサンジ氏のインターネットの接続は「ある国によって」切断されたとのみ発表されていた。アサンジ氏はすでに数年にわたりロンドンのエクアドル大使館内に滞在している。
「我々は、土曜、エクアドルがアサンジ氏のインターネット接続を切断したことを確信を持っていうことができる。」ウィキリークスのツィッターにはこう書かれている。
ウィキリークスは、切断されたのは「ヒラリー・クリントン氏がゴールドマンサックスで行なったスピーチが公表された直後」であったと主張している。
英国のAP通信の報道では、エクアドル政府内の消息筋は状況へのコメントを拒否する一方で「エクアドルはこれからもジュリアン・アサンジ氏を保護し、2012年に氏に対して提供した政治的避難を提供し続ける」と語っている。
米国のエスタブリッシュメントはウィキリークスによるクリントンメールの公開でパニックになっているhttps://t.co/3m5M8Nfro7
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年10月19日
ウィキリークスのポデスタメール第12弾公開。これで公表分が21000。公表予定は50000。今日はクリントンの側近がクリントンの気ままな物言いに苦り切っている様子が活写されている。タカ派で賄賂だらけの彼女の実態をいかに取り繕うかだ。https://t.co/ip8Mg7cS3L
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年10月19日
“アメリカに脅されたので、ちょこっと切断してみました”と正直に言ってもらうと、わかりやすかったと思います。