約16年前、2001年1月号から12月号まで、一年を通して違う場で
執筆し連載した記事を改めてこの
時事ブログの場で題材として掲載もしくは紹介の形で揚げて頂き時事ブログでの記事を
展開させて頂きます。
当時、私はあの青年会議所メンバーでした。掲載予定の特集記事は地元の青年会議所で
広報委員長だった私の役割として作成したものです。
地元青年会議所の運動テーマは毎年変化するのですが、この年
掲げられたテーマが記事の中にある
「永続可能な地球(ほしづくり)」。そして
スローガンが「夢」だったはずです。
「夢」を前面に出さなければならない執筆は困ったなと思いつつ、地元青年会議所メンバーと折り合いをつけながら当時の私としては本当に懸命になって拙いながらも自分のうちにある思い考えをまとめた記事です。年間五回新聞折り込みで市内の全戸に配布した広報誌と地元青年会議所ホームページ上で載せていました。
当時の状況と現在の状況は異なっていて記事は無論過去のものです。しかし内容を見直すと、物質現象面でいえば当時発生した流れが現在に流入して肥大して現象化していることがあるのも見て取れます。
また全般に、この記事では現象そのものよりその水面下に内在している問題を取り上げていて、この水面下の問題は現在起きている事象にも繋がって共有されていることが多いのも見て取れます。
その意味で、過去に執筆した
特集記事を題材として解説を加えて自身のことを含めて
当時を振り返りつつ現在へ至っている流れを見てみるというのは、「今」を理解し立体的な形で知る参考の一つにはなるのではないか?と考え記事作成を展開させて頂く次第です。
お付き合い下さればありがたく存じます。よろしくお願いいたします。
特 集 予 告 2001年1月号掲載
道しるべを探して・・・
喜劇王と称されたチャップリンは、映画「モダン=タイムス」で、機械を使う人間がやがて機械に操作され、ついには人間自身が機械化されていく悲喜劇を演じています。そこには産業革命から第一次、第二次世界大戦へと突き進んで行く近代の時間の流れに対する強烈な風刺が込められており、物質的な豊かさを求め、その引き換えに人間性を喪失させていく時代の営みに対する深い懐疑が表現されているよう感じます。
人間性喪失、つまり非人間化の営みとは、人間が人間に対してその内面からの働き、夢や希望、喜び怒り、悲しみ、悩みといった、人間一人一人が様々なものを抱えて生きていく、その全体に対する想像や洞察を放棄して、人間を単純に労働力や戦力といった数値数量に置き換えて見なしていくことに終始する営みであると、いってもいいように思えます。
さて、現代・・・・。止まることのない科学技術の進歩は、神の領域といわれた遺伝子の世界をも解明し、技術的にはクローン人間の製造も可能だといわれています。また一面、人類の存続をも危ぶまれる環境の悪化、非人間化の進行を示すかのような凄惨な事件の数々・・・・。私たちは一体どこに向かおうとしているのでしょうか。現代を生きる私たち一人一人が、本当に人間らしく生きるとはどうであるのかが問われているように感じられてなりません。
21世紀の初頭に当たる本年、私たち社団法人○○青年会議所は「永続可能な地球(ほしづくり)」をテーマとして運動を展開していきます。その一環としてこの特集では、現代において私たちが真に人間らしく生きられる道を問うていきたいと思います。
もとより用意され完成された答えがあるわけもなく、その道しるべを求めての当て所のない旅に終始するかも知れませんが、どうか、1年間よろしくお願いいたします。
読者の皆様の一言が道しるべ発見の大きな鍵となることを期待しまして、特集予告とさせていただきます。
2000年晩秋から2001年早春、当時の状況、世相。
この原稿の初稿は2000年10月末ぐらいにあげたと思います。
新世紀を迎えるこの頃当時盛んに喧伝された言葉はIT革命。そして既にグローバルスタンダード(世界基準)なる言葉がマスメディアから各界でもてはやされていました。
日本では急死した小渕総理から森内閣(森喜朗をもじって蜃気楼内閣とも呼ばれていた。)となっていました。
バブルは既にはじけていましたが物質的にはまだ比較的日本は豊かでした。しかし、バブル後スキャンダルでさんざん叩かれた大蔵省は存続の危機に陥りついに2001年1月に解体されます。これにて日本型資本主義、そして過去の日本の経済政策は古く誤ったものとされます。ここから本格的に日本での構造改革がスタートしていきます。改革の旗手は2001年4月発足した小泉純一郎総理です。
この構造改革推進の流れは、「岩盤規制を取り払う」との美辞を謳いながら実質は国家財産を私物化する「国家戦略特区」を設置する現在の安倍政権の行状に繋がっています。加計学園問題の源流ともいえます。
一方、この時期の米国、ブッシュJRとゴアの米国史上まれに見る大接戦の大統領選が行われ、ブッシュJRが当選します。
これにてネオコンが台頭し、やがて「ニューワールドオーダー」の野望をあからさまにした行為を次々と実行に移していきますが、この大統領選挙終了まもなくから問題として声が上がったのが電子式投票機システムによる不正選挙疑惑でした。
これは実際に裁判にて争われ途中での判決では不正選挙が認めらますが最終的には最高裁の判決にてブッシュの勝利となります。しかし最高裁判事に様々な脅迫などがあったことが後に明かされています。ネット社会ではこの米国の電子式投票機システムが日本でも採択されてしまう懸念が当時すぐに示されていました。しかし残念ながらやがてこの懸念は日本でも現実のものとなり現在に至っています。
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下の記事は、動画で語られている内容と重なる部分がありますが、フルフォード氏の緊急報告とのことです。やはり思った通り、米中首脳会談でのシナリオは、ヘンリー・キッシンジャーによって書かれたものだと言うのです。シリア空軍基地へのミサイル攻撃も、キッシンジャーに命じられたとあります。これはこの通りだと思います。
ただ、私の考えと異なるのは、フルフォード氏は、キッシンジャーが12歳の少女のビデオでトランプ大統領を脅したと考えているようですが、そうではないと思います。キッシンジャーはトランプ大統領がビデオで脅されていたことを知って、今後どのように対処すれば良いかを含めて、トランプ大統領に指南したのだと思います。おそらく、キッシンジャーと軍のトップのジョセフ・ダンフォード将軍は通じていて、ダンフォード将軍はキッシンジャーの計画を知っていたと思います。
緊急報告では、“ダンフォードはそれが起きた15分後まではその攻撃を知らなかった”とありますが、これはあまりにも不自然です。トマホークによるミサイル攻撃は、ロシアの専門家によると、ずいぶん前から準備されていたようです。そうした準備も含め、ダンフォード将軍が何も知らなかったとは考えられません。
管理人の方の感想の通り、最近のフルフォード氏のレポートの内容には、少々の混乱が見られます。キッシンジャーの戦略が敵も味方も欺くもので、計画の全貌を知っているのはほんの一握りの上層部だけだからだろうと思います。そうした計画が実行されている非常に重要な局面で、メルマガなどに真実の情報が出るはずがありません。出るとすれば終わってからです。
その意味でフルフォード氏の情報も、板垣英憲氏の情報も、ヒントがあるのであって、そのまま全てを信じるのは愚かです。
世界から戦争の火種を無くすには、イスラエルと北朝鮮の脅威を無くさなければなりません。両方共に、ロスチャイルド家が深く絡んでいます。キッシンジャーは今では、プーチン大統領のために働いています。この戦いはいわば、プーチン大統領とロスチャイルド家の戦いなのです。