注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
安倍首相が国会で宣伝、補助金交付、外務省がジャマイカに売り込み
(中略)
2013年2月、安倍首相が政権に返り咲いて最初の国会の施政方針演説で、いきなりこの下町ボブスレーのことを紹介する。
(中略)
さらに、2013年6月30日、自民党が開いて中小企業小規模事業者政策緊急フォーラムなる会合には、下町ボブスレーのソリの現物が会場に運び込まれ、安倍首相が乗り込むパフォーマンスを披露。
(中略)
政府は、このプロジェクトに直接、資金を投入することを決めた。
(中略)
上限2000万円の補助金を交付し続けたのだ。
(以下略)
ジャマイカ代表から「遅い、安全でない、検査不合格」との理由で平昌五輪での不使用を通達された下町ボブスレー、実は安倍晋三内閣総理大臣が太鼓判を押したプロジェクトでありJAPANブランド育成支援事業として補助金も注ぎ込まれていたことが判明。 pic.twitter.com/l9AbgoHUDs
— ロジ (@logicalplz) 2018年2月7日
下町ボブスレーとはいうものの、カーボン繊維強化プラスチック製の本体は言わずと知れた大企業「東レ」の子会社が作っており、大田区の町工場が作ったのは赤いフレーム部分だけ。そして、道徳の教科書にも載っている写真で目立っているのは何故か安倍首相。一体誰の為のプロジェクトだったのやら。 pic.twitter.com/kR5mi9r0Ft
— 異星人共済組合 (@Beriozka1917) 2018年2月8日
「下町ボブスレー」と言いながら実際には炭素繊維世界シェア1位の東レの子会社が本体を作り、町工場が作ったのは画像の赤いフレームのみ。
— 大神@肉球新党 (@T_oogami) 2018年2月8日
それがラトビアにある従業員6人の町工場の作った「本物」に惨敗して、日本との契約を打ち切ったジャマイカ側に損害賠償を求めるとか、見てて哀れ過ぎるぜ日本。 pic.twitter.com/ouLOWuYiaq
1枚目:ラトビアの下町ボブスレー
— ボビー・ブラウン (@po_jama_people) 2018年2月8日
2枚目:日本の下町ボブスレー
目ン玉と脳みそが腐ってなければ、下町ボブスレー問題とは何がどうだったのか、これ見ただけで瞬時に把握できるだろう。 pic.twitter.com/evPCM3Ifwz
まあそういうわけで、モノ作りを舐めていた下町ボブスレーはジャマイカからそっぽを向かれ、真面目にいいモノを作ろうと頑張ってたラトビアのメーカーは高い評価を受ける、というとても教訓的でいい話になりましたね。この話を小学校の道徳の教科書に載せたらどうですか?
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2018年2月8日
広告屋のあほな筋書きみたいな産官鳴り物入りPR企画「下町ボブスレー」が、ラトビアの従業員6人の町工場が作った文字通りの下町ボブスレーに敗けた件。
— Hideyuki Hirakawa (@hirakawah) 2018年2月8日
現代版「うさぎとかめ」的教訓話として、この恥ずかしい写真と一緒に道徳の教科書に載せるべきではないか。 pic.twitter.com/vOuRERi2ph
下町ボブスレーの件でネットを覗いたら「ジャマイカは反日」とか「土人」とか「黒幕は在日」「在日ボブスレー」みたいな書き込みやツイートが沸いてて、ものづくり云々よりも知性の崩壊や憎悪の増大のほうが深刻だし、もうほんとに日本は取り返しのつかないところまで来てるんじゃないかと思いました。
— とみ (@meow164) 2018年2月9日
下町ボブスレー、日本スゴイのつまみ食い、大企業利権、役人の浅はかな思いつき、フェイクじみた名前、安倍ぴょんが自慢げ、道徳の教科書に載る、案の定結果はダメダメ、カネのために恥も外聞もなく、挙句に公式垢は保守速読者のネトウヨと、もう何から何まで完全無欠に「日本」そのものである
— oomisuzi (@oomisuzi) 2018年2月9日
下町ボブスレー、知れば知るほどアレで、あべしんぞう周りで評価されるにはゲスかつ無能でなければならないっていう決まりでもあるのかとすら思う
— Erscheinung42 (@Erscheinung35) 2018年2月9日
下町ボブスレーの公式ツイッターを見てみたが、韓国を見下して嘲笑する類の、醜い内容がいくつもある。そして中心人物の細貝淳一氏は「安倍総理に最も影響力がある中小企業の社長と言われている(自民党平将明議員)」人物、つまり「安倍晋三氏の身内」だという。またいつものパターンか、と脱力する。 pic.twitter.com/t7yn1YiD3K
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2018年2月10日
この案件、詳しい経緯を書いているリテラによると、“モリカケとそっくりなアベ疑惑が浮上”とのこと。どうやら、下町ボブスレーの中心人物である細貝淳一氏は、あべぴょんのお友達らしい。大田区を選挙区とする自民党の平将明議員は、細貝氏を“安倍総理に最も影響力がある中小企業の社長”と言っているようです。平将明氏といえば、不正選挙のニセ票でよく出てくる名前ですね。なんかいっぱい、色んなところで繋がって来ます。
お友達の細貝氏のために、あべぴょんは“政権に帰り咲いた最初の国会の施政方針演説で、いきなりこの下町ボブスレーを紹介”し、下町ボブスレーのソリに乗り込むパフォーマンスを披露したとのこと。この後、政府はこのプロジェクトに資金を投入。海外への売り込みは外務省が行ったとのこと。しかし、親分のあべぴょんよろしく、「言うだけ番長」で実力が伴わないらしい。
この一件でもわかるのは、あべぴょんの周りに集まる連中は親分と同レベルの者たちばかりだということ。自民党の法案が合憲だという憲法学者は、確か3人くらいしかいませんでしたよね。それと同じです。
今回の件で思うのは、このレベルが日本の技術水準だと思われると甚だ迷惑する、本物の実力を持った中小企業があるのではないかということ。
あべぴょんの周りに群がるアホな連中の“日本スゴイ!”にはウンザリとします。こいつらが日本の水準を著しく下げているのは、明らかだからです。