海外から帰国した方が、自分や他の乗客の感染を察して防疫局や厚労省に訴えても何の対応も無いことに呆れ果て、また医療に関わる方は、最前線の現場で新型コロナウイルスへの対応ができていない状況を憂い、いずれもこの国の危機管理能力に失望されています。あげく、検疫検査の補助業務をさせるバイトを募集するなど危機管理以前の常識を疑います。日本はここまで来たのか。これまで「安心安全」と思っていた前提は、今や無いものと思うべきかもしれません。
安倍政権下で正しいデータなど無いと学んだ経験を活かして、国内感染者数は都道府県発表のままにしておいて、間違っても厚労省に一元化させてはならない、と判断できるようになったのは収穫だったかも。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
インパクトあったなあ pic.twitter.com/xzefBSjLU3
— もみじまん (@Futokaikosaiban) February 14, 2020
2月16日に開催が予定されている第54回青梅マラソン大会が予定通りに行われることになりました。
青梅マラソンの公式ホームページには「新型コロナウイルス感染症に関して厚生労働省の発表に従い、現状は流行が認められる状況ではないことから、現在、開催に向けて準備を進めております」と書いてあり、現時点で中止の予定はないとしています。
根拠として厚生労働省の発表を紹介し、新型コロナウイルスは流行状態ではないと強調していました。
(以下略)
2月13日に国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会による事務折衝が行われ、その中で組織委員会の森会長は「東京大会が中止されるなどと無責任なデマも流されたが中止や延期を検討していないことをはっきりと申し上げる」と発言。
改めて東京オリンピックの中止や延期はあり得ないとして、引き続き対策を強化して実施するとしていました。
(以下略)
フェイズは、完全に変わった。コロナウイルスは日本国内にすでに入り、全国に拡散した。水際対策の段階ではない。もう、誰も安全ではない。何より病院すら安全ではない。現に病院が感染ハブになっているのだから。病院や保健所がダメージを受けると、もう手に負えない。誰がコロナと戦うのだ? https://t.co/fvsVijHwzl
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) February 13, 2020
無症状あるいは軽症の感染者でまだ検査していない人が多数いて、通常の生活を送っている可能性を明確に否定できるエビデンスはあるのか? それがないのであれば「流行の状態ではない」と言い切るべきではない。3・11直後の「メルトダウンはしていない」を思い出した。 https://t.co/RBsZPKt7pt
— 布施祐仁 (@yujinfuse) February 14, 2020
専門家の見解も確定したものではないですね。不確実な情報が錯綜する中で被害を最小限に食い止めるには、楽観視は避け最悪の事態を想定して臨む必要があります。「わからないけど、たぶん大丈夫」ではなく、「わからないから、最大限の警戒を」で対応するのが危機管理。 https://t.co/6sS5w6IztL
— 石垣のりこ (@norinotes) February 13, 2020
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