[sputnik]ローマ法王とモスクワ総主教は何を話すのか? / 怒り心頭メルケル首相、法王に電話で抗議 〜野望を破棄したフランシスコ法王 状況判断を誤ったメルケル首相とエルドアン大統領〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 フルフォードレポートを次の記事で紹介しますが、このモスクワ総主教とローマ法王の歴史的な会談は極めて重要な出来事のようです。記事を見るとわかりますが、基本的に闇の連中は地球上からあらゆる宗教を根絶し、ただ1つの宗教、すなわちルシファー崇拝(サタニズム)のみにするという野望を持って、これまで活動して来ました。しかし今回なされる共同宣言によると、この野望をアルコーンのトップであるフランシスコ法王が破棄したということがわかります。
 フランシスコ法王に裏切られ見捨てられたハイブリッドのメルケル首相は激怒しているようです。エルドアン大統領も絶体絶命で、ロシア、アメリカがクルド人勢力を支援し始めた兆候があります。彼らは間違いなく状況判断を誤ったと思います。
 彼らよりももっとひどいのが日本政府で、もはやどうにもならないくらいの国際情勢音痴だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ローマ法王とモスクワ総主教は何を話すのか?
転載元)
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モスクワおよび全ルーシ総主教キリルとローマ法王フランシスコが12日の歴史的ハバナ会談で調印予定の共同宣言文で合意した。

「昨晩遅くまでに宣言文で合意が得られた。最後の修正が行われた。総主教と法王の会談に合意された形で文書が持ち込まれると考えなければならない」。モスクワ総主教府で広報を務めるイラリオン府主教がキューバ渡航前にヴヌコヴォ空港で述べた。

会談の最中に文言が修正されることもあり得るという。文書の内容は明かされなかった。

モスクワ総主教とローマ法王の会談は史上初だ。会談は20年来の懸案だった。フランシスコ法王が先日述べたところによれば、準備は秘密裡に2年がかりで行われていた。

中心テーマはキリスト教徒に対する迫害。会談は3時間ほど続く見込み。中東やアフリカの情勢を背景に、両教会は、不一致を脇にやり、キリスト教徒をジェノサイドから救うために力を合わせることを決めた。

両者は欧州にキリスト教的価値の否定が見られることについても討議する。結果として共同宣言に調印がなされる。


キリルが15の大手ローカル正教会を率いているという事実が重大だ。キリスト教世界で最も偉いリーダー2人が会談するということになる。対ロ制裁やシリアにおけるロシアの軍事作戦を背景に、6月にクレタ島で行われる全正教会集会を前に会談が行われることもそれに劣らず重要だ。

総主教のラテンアメリカ歴訪と法王のメキシコ訪問が新世界での巨頭会談を可能とした。

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怒り心頭メルケル首相、法王に電話で抗議
転載元より抜粋)
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ローマ法王フランシスコが欧州を子どもを産むことのできない女性になぞらえたこと受けて、メルケル独首相はかんかんに怒り、法王に電話で抗議を申し入れた。8日、法王フランシスコがイタリアの新聞「コリエレ・デラ・セラ」からのインタビューに答えた中で明らかにした。 

「メルケル氏は、私が欧州を子どもを産むことのできない不妊女性になぞらえたことから非常に怒っていた。」

「彼女は、本当に私が欧州はこの先子どもを産めないと思っているのかと尋ねた。私は、欧州は子を産める。なぜなら力強い、柔軟な根があるからだと答えた。」

法王フランシスコは2014年11月、欧州議会で行った演説のなかで「憔悴しきった」欧州は、もやは子を産めず、感覚を失った「老婆」に例えている。

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ロシアには、トルコと「ダーイシュ」の内密接触の証拠あり
転載元)
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ロシアはトルコが「ダーイシュ(IS,イスラム国)」指導部と秘密裏に接触していることを示す証拠を握っている。ロシアのラヴロフ外相は「モスコフスキー・コムソモレツ」紙からのインタビューにこう語った。

ラヴロフ外相は「ダーイシュ」指導部がトルコ指導部と内密に接触していることを示す証拠があるとし、「我々の航空宇宙軍の攻撃によって従来の密輸ルートが深刻に制限されるという現在の条件下で、彼らは行動のバリエーションを話し合っている」と語っている。

これまでロシアは数度にわたり「ダーイシュ」戦闘員がトルコ領内に石油を密輸している証拠を発表してきた。1月末にはイスラエルのヤアロン国防相も「ダーイシュ」が「トルコの資金」で賄われているとあからさまな声明を表したばかり。


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エルドアン大統領は「クルド恐怖症」を患っているのか?引用、数値、事実
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2015年、トルコは2013年に発表されたクルド人反政府勢力に対する軍事行動モラトリアムに違反した。それ以来、たくさんの血が流れ、世間を騒がせる声明がたくさん発表された。

クルドの政治家アブド・サラム・モハメド・アリ氏も最近そのような発言を行った。アリ氏は、モスクワを訪問した際に、トルコのエルドアン大統領が、「クルド恐怖症を患っている」と述べた。アリ氏の主張の正当性はいかほどのものか?この問いに対する答えを、統計とエルドアン大統領自身の発言から探してみよう。

トルコとクルドの軍事紛争が始まったのは1984年。同紛争では合わせて4万人以上が犠牲となった。なおエルドアン大統領の声明によると、トルコとトルコ国外でクルディスタン労働者党の戦闘員3100人が殺害された。

トルコ人権財団の情報によると、2015年8月16日から2016年1月10日までに一般市民162人が殺害された。
トルコ参謀本部によると、2月7日までにジズレ(シュルナク県)とスール(ディヤルバクル県)で実施された作戦で、クルディスタン労働者党のメンバー733人が殺害された。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの情報によると、作戦では少なくとも一般市民150人も殺害され、さらに20万人が命を奪われる脅威にさらされている。

最も世間を騒がせた殺害事件が起こったのは、2015年11月。街頭記者会見の最中に、エルドアン大統領に対する否定的な態度で知られるクルド人弁護士のタヒル・エリチ氏が、銃撃を受けて死亡した。

現在クルド人活動家数千人が、トルコの刑務所の中で苦しんでいる。なおエルドアン大統領の発言の中で有名なものの一つに、トルコは「最後まで断固とした戦いを続ける」というものがある。エルドアン大統領は、壕を掘ってクルド人を埋め、「彼らを、彼らの家で殲滅する」と約束した。

簡単な歴史

民族クルド人はトルコの人口の18パーセントを占めている。
トルコでは長い間「クルド人」という言葉が禁止されており、1991年までクルド人は「山岳トルコ人」と呼ばれていた。
1984年、クルディスタン労働者党は、クルディスタン独立のための武力闘争の開始を発表した。
1991年、クルド人たちに自分たちの言葉で話すことが許可された。
2004年、クルド語報道を行う初のテレビチャンネルが開局された。
2013年、クルド人反政府勢力に対するトルコの軍事行動に対するモラトリアムが導入された。
2015年、トルコは同モラトリアムに違反した。

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