[マスコミに載らない海外記事 他]ウラジーミル・プーチンに関するより欧米ジャーナリズムについて物語るパナマ漏洩 〜“プーチン大統領の名前は、どの記録にも現れない〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 日本のメディアでは、ほとんど触れられていないようですが、パナマ文書が話題になっているようです。私が最初にこのスキャンダルを知ったのは、“続きはこちらから”以降の記事でした。不可解に感じました。おそらく情報に偽りがあるというよりは、情報開示が不十分なように見えました。一見して、スキャンダルに関与した人物のほとんどが、欧米にとって都合の良い人物になっているからです。
 こうした闇金への関与に、ロスチャイルド家、ロックフェラー家はもちろん、英国王室を始めとする各国王室、そしてバチカンなどが関与していないはずがありません。
 BRICS諸国に対する情報戦争の可能性があるので、しばらく様子を見ていたところ、初めの記事が出て来ました。モスクワは、こうした情報攻撃を予知していたようです。
 記事では、“プーチン大統領の名前は、どの記録にも現れない…プーチンの父親やロシア大統領家族の誰一人としてパナマ文書に繋がっていない”とあります。にも関わらず、下の記事を見ると、プーチン大統領の顔写真がトップに来ており、まるでプーチン大統領がこのスキャンダルでの中心人物であるかのように報じられています。いかにも欧米のやりそうなことではあります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウラジーミル・プーチンに関するより欧米ジャーナリズムについて物語るパナマ漏洩
転載元より抜粋)
公開日時: 2016年4月4日 16:19
Robert Bridge
Strategic Culture Foundation


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プーチン大統領のドアへとつながる金の流れを暴露すると称するいわゆる‘パナマ文書’‘暴露’が、エープリル・フールと、NATO65周年との間に、疑うことを知らない大衆に対して、熱々状態で提供されるようになったのは偶然だろうか?

先週、モスクワが、欧米はロシアに対して新たな“情報攻撃”をしかける準備をしているという警告を発したばかりだった。

ドイツの日刊紙南ドイツ・ツァイトゥングが、データ流出の歴史の中でも、最も並外れたデータ流出と喧伝される漏洩文書を公表して、諺に出てくるほどの異常な混乱状況が出現した。

ガーディアンの反ロシア導師ルーク・ハーディングは、この声明を行ったことで栄誉を得るに値するのだ。“秘密のオフショア取り引きネットワークと、20億ドルの価値の巨大なローンは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領への痕跡を示している… 大統領の名前は、どの記録にも現れないが... 

それ以外は入り組んだ陰謀作り話の中の一行の真実は、繰り返すに値する。

オフショアの痕跡は、パナマから始まり、ロシア、スイスとキプロスを素早く通り抜け - プーチンの次女、カテリーナが2013年に結婚した私的スキー・リゾートも含まれる。

これは、今後スキー・リゾートでの結婚を検討している方々への警告となろう。

あるパロディー・ウェブサイトは紛れもないハーディングの傑作を下記の通り分析している。

"ルーク・ハーディングは… 'といわれている'、'推測から示唆される'、'と言われており' 'であるかも知れない'という語句を使用するのと同じ位の頻度で、それぞれに 'プーチン'という単語を使って、総計5,000語以上の2つの記事をひねり出した"。

今年の国政選挙の時期に合わせて、ロシアと、特にプーチンに対して向けられた一斉メディア・キャンペーンが最新の危険な段階に入ったという証拠だ。

もしプーチンが、モサック・フォンセカのだだ漏れデータ・ベースから公開された11兆億ものパナマ文書のどれにも名前が触れられていないのであれば、一体なぜプーチンは、これや、これや、これや、これの記事全てで、ほぼ一番上に扱われるのだろう?

欧米が、このハッキングされた資料中でちらりとだけ触れられている腐敗した欧米指導者連中を除いて、注意をもっぱらプーチンに向けることに固執しているのは一体なぜだろう(偶然、パナマ文書に関して、どのマスコミ報道でも、アメリカ人幹部の名は触れていないが、これはむしろ奇妙で、アメリカは、2008年金融危機が実際証明したように - 普通よりずっと多数の個人が、違法な収入をオフショアのタックス・ヘイブンに置いているのだから、到底信じがたい。)

プーチンの父親やロシア大統領 '家族' の誰一人として、いわゆる 'パナマ文書'につながっていない。 

すると、一体なぜロシア大統領は、そうした中傷攻撃を受けるのだろう?

記事原文のurl: https://www.rt.com/op-edge/338388-putin-western-media-leaks/


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世界最大の金融スキャンダル・・・パナマ・ペーパーズの内容がリークされました。
転載元より抜粋)
(概要)
4月3日付け
Zero Hedge(情報元)

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膨大な量の秘密文書(タイトル:パナマ・ペーパーズ)に記録された前代未聞の巨大金融スキャンダルがリークされました。

このスキャンダルには世界で最も裕福な人々やセレブ、世界のリーダーや元リーダー(12人)、世界の政治家や官僚(128人以上)が絡んでいます。

パナマ・ペーパーズは、この法律事務所が携わってきたオフショアの世界(何十年間にも渡り、世界金融システムを通して行われてきた闇金の流れ、世界規模の犯罪そして税収入から得た国庫の強奪)の実態を明らかにしています。

以下の世界地図で示す通り、この法律事務所は世界中のタックスヘイブンで40以上の事務所を抱えており、500人以上の職員を雇っています。そして(年間?)4200万ドル以上の収入があります。

さらに、この法律事務所は、世界の128人以上の政治家や官僚と闇の金融取引を行っており、大手銀行は政治家ら、詐欺師ら、麻薬密売人ら、億万長者ら、セレブ、有名スポーツ選手らに金融に関する秘密情報を売却していたのです。

The Hidden Wealth of Nationsの著者でもあるカリフォルニア大学バークレー校のガブリエル・ザックマン氏は、このような重大な秘密文書がリークされたことで、各国政府はオフショア犯罪に関わってきた個人や団体に対し具体的な制裁を加えるべきであると主張しています。

↑ Mossack Fonseca法律事務所の所在地

↑ Mossack Fonseca法律事務所の所在地



↓ この法律事務所と繋がりのある政治家及び著名人
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調査の結果、以下の通り、この法律事務所と大手銀行が富裕層や政治家らに秘密の金融情報を売却していたことや、この法律事務所と関わりのあった汚職政治家や著名人が明らかになりました。

中国の習近平の家族及びウクライナのポロシェンコ大統領とオフショア会社の関係
・フォーブズ誌に載った世界の大金持ち上位500人に含まれる29人の億万長者がこの法律事務所の顧客(ジョージ・ソロスも含む
アイスランドの金融危機時に、グンロイグソン元首相と彼の妻はアイスランド銀行債を保有するオフショア会社を所有していたこと。
プーチン大統領(及び?)の取り巻きらは銀行や闇会社を通して20億ドルの資金を誤魔化したこと。
キャメロン英首相の父親(故)がオフショア取引を行っていたこと。皮肉にも、キャメロン首相はタックスヘイブンの改革を強力に推し進めている。
パキスタンの首相、サウジ王そしてアゼルバイジャンの大統領の子供たちがオフショア会社を管理(運営)していること。
・メキシコの麻薬密売人、イスラム・テロリスト、北朝鮮とのつながりのある個人や会社(アメリカ政府がブラックリストに載せている。)についての情報
・ネズミ講を行っている顧客、麻薬密売人の大物、脱税者と繋がりのある顧客、性的犯罪者についての情報
ジャッキー・チェンがこの法律事務所を通して6つの会社を所有していたこと。
その他。。。

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