[ゆるねとにゅーす]【陰湿】安倍官邸が加計疑獄文書流出の「報復」として、文科省・前川喜平前次官の「出会い系バー出入りスクープ」を読売に報じさせる!

 官邸の圧力である「総理のご意向」文書は本物だ、と証言する予定だった文科省前事務次官・前川氏のスキャンダルが、突然、「安倍政権の広報誌」読売新聞から出ました。すぐさま、これは安倍官邸側の報復で、見せしめにより萎縮させ、これ以上の内部情報流出を食い止めるのが目的だと、各所で批判の声が上がっています。しかし「前川氏へのインタビューの動きは安全に止まった」ようです。
 ゆるねと管理人さんが説明されているように、もともと文科省と財務省の間には権力の綱引きがあり、安倍政権は、今回のような事態も想定して、前川氏の「私人」部分をマークしていた可能性があります。安倍政権と文科省のバトル、ではなく、行政の本来に立ち返り、政権の横暴を指摘できる、勇敢な次世代型公務員が続いてくれぬかのう?
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【陰湿】安倍官邸が加計疑獄文書流出の「報復」として、文科省・前川喜平前次官の「出会い系バー出入りスクープ」を読売に報じさせる!
転載元)
どんなにゅーす? 

・加計疑獄に関する内部情報が次々文科省から流出している中、安倍政権が文科省に対して本格的な「報復」に出始めたことがネット上で大きな話題になっている。

・2017年5月22日の読売新聞が、天下りあっせん問題で引責辞任した文科省・前川喜平前次官に関する「下半身スクープ」を報道。今後このスクープを複数の週刊誌にやらせることで、加計疑獄に関するこれ以上の情報流出を食い止め、真相を闇に葬ろうとしている安倍官邸の”企み”がちらついてきている。

辞任の前川・前文科次官、出会い系バーに出入り 

文部科学省による再就職あっせん問題で引責辞任した同省の前川喜平・前次官(62)が在職中、売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに、頻繁に出入りしていたことが関係者への取材でわかった。

教育行政のトップとして不適切な行動に対し、批判が上がりそうだ。

関係者によると、同店では男性客が数千円の料金を払って入店。気に入った女性がいれば、店員を通じて声をかけ、同席する。

女性らは、「割り切り」と称して、売春や援助交際を男性客に持ちかけることが多い。報酬が折り合えば店を出て、ホテルやレンタルルームに向かうこともある。店は直接、こうした交渉には関与しないとされる。

読売新聞 2017.5.22.

安倍官邸が文科省前事務次官の「加計学園文書は本物」実名証言ツブしの謀略! 読売と週刊誌に“出会い系バー通い”リーク 

(中略) 

「総理のご意向」文書の存在が明らかになって以降、官邸周辺からは「文書は前川がネタ元」という情報がしきりに流されていた。その前川氏が複数のマスコミのインタビューに応じ、「あの文書は本物」と実名で証言する準備を進めていたらしいのだ。

「実際の朝日のネタ元は別の文科省の役人という説もあるのですが、マスコミが取材に殺到したことから、前川さんは名指しされたネタ元説を否定したうえ、実名で文書の内容を事実だと認める決心をしたようなんです。文科省がこの文書を作成した昨年9〜10月は、前川さんは事務次官在任中で、文書の内容はもちろん、内閣府からの圧力や会議についても把握していた。天下り問題も、官邸にハメられて責任を押し付けられたという見方もある。そのうえ、ネタ元説を流されて、腹にすえかねていたようです」(文科省担当記者)

もし、当時の最高幹部がこの文書に記載されていることを事実だと認めれば、安倍首相や菅義偉官房長官の言い分は完全にくつがえり、安倍政権は今度こそ追い詰められることになる。

ところが、である。その矢先、きょうの読売新聞朝刊社会面にこんな見出しの記事が載った。

「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜」

リテラ 2017.5.22.




いよいよ文科省と安倍官邸の報復合戦が激化!前川前次官の”下半身スクープ”で徹底的にいじめ抜き、「加計疑獄隠蔽」に本腰を入れ始めた安倍政権!


文科省内部からの情報流出が相次いで、なんだかきな臭くなってきたかと思ってたけど、やっぱり安倍官邸がいよいよ100倍返しの報復を始めたみたいよっ。
もはや隠す気もなくなっている「安倍政権の広報紙」である読売サンが、文科省の前川前次官による「出会い系バー出入り」のお下劣スクープを報じたわ。

もはや、あまりの分かりやすさに笑ってしまうけど…どうやら安倍官邸は、文科省から流出した”加計文書”について、「あれは本物」とメディアのインタビューで答える準備をしていた前川氏を徹底的にいじめ抜き、(周りの文科省職員に見せしめつつ)加計疑獄の内部情報流出を何としても食い止めさせ、”真相”を闇に葬り去ろうと本格的に動き出したようだ。

元はといえば、前にも書いたように文科省は(安倍政権とべったりの)財務省と教職員の大幅削減(予算減)の件でケンカをしており、その報復として、天下りあっせん問題を報じられ、前川氏も相当叩かれた末に引責辞任させられた経緯がある。

こうした件に加えて、加計学園の認可についても文科省は当初OKを出すのを嫌がっていたことも分かってきているし、これに業を煮やした安倍総理が強い圧力をかけ、加計学園のみがVIP条件で認可されるように、文科省に脅しをかけていた内情が浮かび上がってきている。

これらの経緯を見てみても、文科省は相当に安倍政権に頭にきていたことが考えられ、その中でも前川前次官は以前から安倍政権から目をつけられていたようだ。


その極め付けが、今回のゴシップレベルの読売スキャンダルってことね。改めて記事の内容を見てみても、読売サンの書きっぷりはなかなかに悪意に満ちているわよねぇ。

今回暗躍しているのも、(安倍総理の親戚である)今井首相秘書官を筆頭とする、安倍政権きっての「マスコミ工作部隊」のようで、こうした連中が読売に指示を出したり、他の週刊誌にネタを提供しているらしい。

まさに、ナチスさながらのマインドコントロールの精鋭たちによる”専門部隊”だけど、これがまさに安倍政権の「最大の強み」であり、マスメディアをかつてないまでに徹底的に支配下に置き、これらを自由自在に操ることで、どんなに国民に背を向けた政治を行なおうとも、ここまで支持率も大きく下げずに長期政権を維持してきたんだよ。

日頃から、ウソや捏造でもお構い無しに色んな情報を流しまくっているし、かつてなかったくらいに世論誘導や国民洗脳に多大なお金と力をかけてきているものね。
全く、吐き気を催すくらいに汚い話だわ…。

いかに、マスコミなどの情報源を完全に手中に収めてしまえば、いかようにも国民を自在にコントロールすることができるのかっていう、とてもいい例ね。

人々の思考能力を徹底的に奪う「愚民化洗脳(3S政策)」と抱き合わせて、こうした派手な世論誘導などの情報操作を行なっているんだから、これはなかなか厄介だ。
いよいよ、加計学園疑獄の盛り上がりから文科省が安倍官邸からのなりふり構わぬ猛攻をくらう展開になってきたけど、果たして、このまま文科省側は安倍政権にねじ伏せられてしまうのだろうか?

加計疑獄の真相究明にも関わってくる話であるだけに、今後のこの両者のバトルはかなり気になるところだね。

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