今後の政界再編のキーマンとなるか…原口一博議員が語る国政と世界の現状

竹下雅敏氏からの情報です。
 金子譲氏が、民進党の原口一博氏の動画を紹介しています。“これが非常に興味深い内容”で、動画の12分30秒(−33:26)あたりからご覧ください。原口氏の世界情勢に対する認識は正確で、このような視点を持った政治家が居ることに驚きました。
 民主党政権時代から原口氏は注目の人物でしたが、何度も氏の優柔不断な態度に失望してきました。しかし、今回この動画を見て、考えが変わりました。記事では、“大病による長期入院などの試練を経て、一皮も二皮も剥けたようだ”と書かれていますが、同感です。
 動画の前半部分はその大病に関する部分で、佐賀で行われている新しい医療の試みは、私たちも普段から同じようなことを考えていたので、大変興味深く感じました。引用元では、ニューズ・オプエドに出演した時の原口氏の言葉を引用しており、原口氏は政界再編に意欲満々のようです。
 現在、民進党の蓮舫代表が辞意を固めたという速報が流れています。原口氏は、今後の「政界再編、政権交代のキーマン」として注目すべき人物ではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「本当の敵は戦争屋と金融ハイエナ」…原口一博議員が語る国政と世界の現状、新時代のビジョン
(前略) 

民進党衆議院議員の原口一博氏が、今地元佐賀の各地を回って、国政報告会を開いている。ネット中継もあったので見てみたが、これが非常に興味深い内容だったので、ご紹介したい。

(中略) 


【主な内容】
アメリカ大統領のトランプ氏を当選させた人たちは「忘れられた人たち」と言われています。(中略)…この人達が「自分たちは『金融ハイエナ』に勝手に(搾取)されてたんだ」と気がついて、トランプ氏を応援したんです。

もう一つの大きな要因が「軍事」です。ペンタゴン(米国防総省)の昨年10月に発表された使途不明金はなんと5.8兆ドル(580兆円以上)。(中略)…「戦争屋」「死の商人」がいて、結構大きな力を持っているということです。(中略)… 

ベトナム戦争は自作自演でしたね。トンキン湾事件は北ベトナムが仕掛けたことになっていましたが、実はアメリカの戦争屋が仕掛けたものでした。(中略)…IS(イスラム国)はなぜあんなにたくさんの武器を持っているのか? 彼らをうしろで支えているのは誰か?…それがわかってきました。また、9.11の同時多発テロでは、CIAの元職員が亡くなる前に「あれ(WTCの爆破)は私がやりました」と告白しました。(中略)…私達が戦っているのは自民党や公明党ではないんです。この「自作自演の戦争屋」と戦っているのです。(中略)…トランプは明らかにこの「戦争屋」と戦っています。(中略)… 

日本ではこの戦争屋の手先がずっと邪魔をしています。(中略)…鳩山内閣は北東アジアの冷戦構造を変えようとしましたが、アメリカの戦争屋とつるんだ連中が鳩山さんの足を引っ張った…その資料が出てきました。今僕はそれを国会で追求しています。

安倍政権がやっているマイナス金利政策や、年金を株に投入して株価を無理やり引き上げる政策で、バブルを起こし、一部の人間が大儲けしています。(中略)…バブルは一部の者だけが儲けるが、潰れて損をする時はみんなに負担がかかる。だからバブルを起こす政治は絶対にダメなんです。

私達の目指す「明るく温かい政治」は、金融グローバリズム、あるいは戦争屋のような敵をはっきり見つけて、それと戦うのです。残念ながら我が民主党(民進党)の中にもその「敵」がいた。(中略)…オスプレイなんかに3400億も使うんじゃなくて、子どもたちや、私達の老後のために使いましょう。

出典 http://www.facebook.com


原口氏は民主党政権下で総務大臣を務めていたときから気になる政治家ではあったが、政権転落の反省、更には大病による長期入院などの試練を経て、一皮も二皮も剥けたようだ。

9.11同時多発テロ、トランプ大統領の本質、アメリカがなぜ頻繁に戦争をやるのか、金融グローバリズムの本質、TPPの本当の狙い…これらの事象に対する原口氏の認識は、ほとんど筆者と同じと言っていい。このように世界情勢の本質を正確に把握している政治家が出てきたことは、本当に喜ばしいことだ。

(中略) 

今後の政局の動き、政界再編、政権交代のキーマンに原口氏はなっていくのかもしれない。しばらく目が離せない存在になりそうだ。

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