注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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すでに西側への信頼をなくしているロシア政府は米英の攻撃に報復、EUは厳しい状況へ
引用元)
櫻井ジャーナル 18/3/31
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はロシアの外交官を追放した国々に対して報復することを宣言した。イギリスが23名を追放したのに続き、カナダ、ウクライナ、ドイツ、フランス、ポーランド、リトアニア、チェコ、オランダ、デンマーク、イタリア、ラトビア、エストニア、クロアチア、ルーマニア、フィンランドもロシア人外交官を追い出し、アメリカは外交官60人を追い出すだけでなくシアトルのロシア領事館閉鎖を決定している。こうした国々に対し、ロシアは同じことを行うわけだ。
(中略)元ウズベキスタン駐在イギリス大使のクレイグ・マリーによると、イギリス軍の化学兵器研究機関であるポート・ダウンの科学者は使われた神経ガスがロシアで製造されたものだと特定できなかったと語っている。ところが、政府からの圧力もあってポート・ダウンの科学者は「ロシアで開発されたタイプの」化学式を持つ物質だと表現したという。証拠は示されていない。
(中略)
アメリカの支配下に入った国々はロシアとの関係を悪化させているが、これはアメリカへの従属度を高める行為にほかならない。(中略) 今後、ロシアからEUへ天然ガスや石油が送られてこなくなる可能性があるが、アメリカが同じ量のエネルギー源を同じ価格で補うことは困難であり、EU内で反発が強まることも予想できる。
(以下略)
(中略)元ウズベキスタン駐在イギリス大使のクレイグ・マリーによると、イギリス軍の化学兵器研究機関であるポート・ダウンの科学者は使われた神経ガスがロシアで製造されたものだと特定できなかったと語っている。ところが、政府からの圧力もあってポート・ダウンの科学者は「ロシアで開発されたタイプの」化学式を持つ物質だと表現したという。証拠は示されていない。
(中略)
アメリカの支配下に入った国々はロシアとの関係を悪化させているが、これはアメリカへの従属度を高める行為にほかならない。(中略) 今後、ロシアからEUへ天然ガスや石油が送られてこなくなる可能性があるが、アメリカが同じ量のエネルギー源を同じ価格で補うことは困難であり、EU内で反発が強まることも予想できる。
(以下略)
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オーストリア政府、英政府が露外交官追放圧力と非難
転載元)
スプートニク日本 18/3/29
ウィーン駐在の英大使がオーストリア政府に対し、ロシア外交官の追放を強制するため、一度ならず圧力をかけようと試みたと、オーストリアのクナイスル外相が述べた。
(中略)
外相によると、一連の他の欧州諸国に続いてロシア外交官を追放するよう、英大使がオーストリア政府に対し影響を与えようと試みたという。しかし、そのような措置をオーストリアは断固として拒否した。
(以下略)
(中略)
外相によると、一連の他の欧州諸国に続いてロシア外交官を追放するよう、英大使がオーストリア政府に対し影響を与えようと試みたという。しかし、そのような措置をオーストリアは断固として拒否した。
(以下略)
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配信元)
元ロシアスパイが英国で神経剤ノビチョクで意識不明となった事件でロシアと欧米の緊張が極めて高まっている。ロシアは彼を殺害する動機もなく化学兵器禁止条約でノビチョクは存在していないと主張。事件は今だに調査中。なぜメイ首相はプーチンを名指しで非難したか。そのこと自体が目的だったからだ。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2018年3月31日
考えてみれば四年前ソチ五輪の直前に欧米はウクライナの親ロ政権を非合法手段で転覆させた。結果としてロシア人が多数のクリミアは住民投票でロシアへの帰属を決めた。今回はサッカーのワールドカップがロシアで開催される間近で再び英国はノビチョク事件を作り上げ、欧米とロシアは険悪となった。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2018年3月31日
スクリパルの自宅のドアが神経ガス・ノビチョクの汚染源と特定した英国警察。当日スクリパルが家を出たのは朝9時。でベンチで倒れたのは午後4時。VXガスの8倍の致死性の神経ガスが、7時間後に効いてきた? もうストーリーは崩壊している! 諦めろ!https://t.co/o5xJj6KEsn
— mko (@trappedsoldier) 2018年3月31日
スクリパルの自宅を3週間も捜索した後に、玄関で親子が神経ガスに触れたと発表した英警察。警官たちは無事? 少し考えれば嘘だと分かるスクリパル事件の矛盾を報じない大メディア https://t.co/7jnkRtwom8
— mko (@trappedsoldier) 2018年4月1日
「スクリパルの件に関して、英国はロシアを批判したり、外交官追放を訴える前に、まともな捜査をするべきだ」―中国が英国のやり方を批判https://t.co/NHGQx8rpto
— mko (@trappedsoldier) 2018年3月31日
この事件は、イギリス軍の科学者でさえ、ロシア製の神経ガスであることを特定できないと認めていますが、それどころかmkoさんのツイートによると、英国警察の公表したノビチョク使用のストーリーがすでに破綻しているようです。朝9時にスクリパル氏の自宅ドアで、ノビチョクに触れたはずの親子がベンチで倒れたのは7時間後の午後4時だった不思議。数週間も無防備で自宅を捜査していた英警官は、神経ガスに対して無事だった不思議。中国から「ロシアを批判する前にまともな捜査をやるべき」と言われる始末ですが、わが国では報道もされない中、鳩山元総理が率直な見解をツイートされています。
「なぜメイ首相はプーチンを名指しで非難したか。そのこと自体が目的だったからだ。」