18/3/26 フルフォード情報英語版:中国に身の程を弁えらせるときがきた

 白龍会は基本、中国系だと思っていたので、なんだかドキッとするタイトルですが、どこも一枚岩ではないようで、慾にくらんだ人間が性懲りもないことを企んでいるようです。特に今、中国は一帯一路で世界各地で成功しておりますから、誘惑も多いのでしょう。そういったところにすかさず付け込むのがロスチャイルド家です、イルミナティなのです。
 ただ、現在はロシア・西洋・中国の三すくみ状態ですから、互いに互いが勝手なことをしないよう上手いこと牽制し合えているようです。本文の最後の方にちらりとロシア側の意見も出されていますが、誰かの独り勝ちではなく、皆が手を取り合わないと収拾しないようになりつつあるのが面白い。

 ここで先週のフルフォード情報について、訂正が一点あります。元サイトの読者の指摘によると、3月12日にバンダル王子がロンドンの空港で飛び降り自殺するシーンとしてフルフォード氏が紹介していた動画は、2018年2月28日にアトランタ国際空港で撮影されたものとして地元ニュースが報道していた内容だったそうです。酔った黒人が手摺りを飛び越えたとのこと。
 勿論「これによってバンダルの自殺が完全に無かったことになる訣ではないのですが」とその読者も書いている通り、映像がなくても死亡している可能性は残ります。少なくともイギリスでは「サウジ王子自殺」という報道が複数ありました。
 ということで、波動が読める方は真偽を探ってみてくださいませ。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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中国に身の程を弁えらせるときがきた
投稿者:フルフォード

中国はハザールマフィアの継承者になってはならない


金(きん)に裏打ちされた中国人民元建ての原油先物取引が本日(2018年3月26日)開始したことは、現在進行中の惑星地球の支配を巡る金融戦争における中国勢の勝利として広く一般に見られている。また、この世界はハザールマフィア支配を中国マフィア支配に【単に】挿げ替えることなぞ決してさせはしないと、中国に知らしめておくちょうどよい機会でもあるだろう。


西洋は、悪魔崇拝のハザールマフィア支配から自分たちを解放する戦いにおいて、アジアの複数の秘密結社が救いの手を差し伸べてくれたことについては、これからもずっと感謝していくであろう。以下で示すように、この戦いは人類側の勝利で終わろうとしている。

しかしながら、ハザール勢というのは決して侮れぬ相手なもので、惑星地球のバビロニア的な神王の座を約束しては、特定の中国指導層の自尊心をくすぐっているのだ。中国から支援【を提供するの】と引き換えに、数多くの中国指導層がこの罠に嵌っていき、中国によるこの惑星全体の独裁統治を夢見るようになってしまっている。

なので、中国には幾つかの点について注意喚起しておくべきだろう。第一に、西洋は中国を完全に殲滅させるだけの力を依然として保持している。白龍会(WDS)とその同盟者たちは西洋のまさにそういったことを望んでいた一派を倒すために奮闘したのだ。

だからこそ、西洋は中国を消し去るより、あえて自分のところの工業および技術的な専門知識を移して中国の近代化と発展を助けようとしたのである。そうすることが義にかなっていたし、西洋としては貧困を終わらせ環境破壊を止める運動でアジアの援助を望んでいたからでもある。

また、中国や其の他のアジア諸国が自国の近代化で助けてもらったのは、この惑星が現在入れられている隔離状態を終わらせるためには、世界平和について東洋と西洋の間の協定が必要とされているからでもある。言い方を変えると、全員にとってプラスになる解決を達成することが最終目標なのだと、特定の中国の過激な派閥は肝に銘じておく必要があるということだ。


勝者が明らかな米中貿易戦争


その点を念頭に置きつつ、次は現在進行中の惑星地球のための戦いにおける最新ニュースを見ていこう。当然のことながらオイルダラーや米国覇権への脅威と見做されている中国の金(きん)/原油/人民元(GOY)の取引開始を目前にして、米中間で非常に深刻な瀬戸際外交に発展している。

アメリカ側の反応は、中国からの600億ドル相当の輸入品に関税を課し、戦争屋でネオコン急進派のジョン・ボルトンをドナルド・トランプ米大統領の国家安全保障担当補佐官に採用するというものだった。米国の中国へのメッセージは明らかに「そちらの製品を購入するのを止め、君たちの中東からの石油供給を断絶し、開戦の口実として北朝鮮を使わせてもらう」ということだ。


中国側の反応は、対照的に、妥協点と平和的な交渉を模索するというもので、同時に自分たちはあらゆる不測の事態に万全の備えをしている、とも米国側に釘を刺していた。

米国側が空威張りしようと、両者の手持ちのカードをざっと見るに、中国側があらゆる貿易戦争で大いに犠牲を出しつつも勝利者として浮上してくるだろうというのは疑う余地がない。極論にまで推し進めて、米国が中国との全ての貿易をストップし、中国が保有する全ての米国債を放出したと想定してみれば見えてくることだ。

アメリカ人は安価な中国製品が手が入らなくなり、同時にドル暴落での残りの国々からの輸入品も高騰し、自分たちの生活水準が即座に急落することを体験するであろう。おまけに、これまで中国から得ていた製品に取って代わろうと、アメリカ人が工場を建設するには何年もかかることだろう。しかも最終的にそれは遥かに高額になるときた。

一方の中国はと言えば、米国産の大豆や穀物は手に入らなくなるものの、ロシアやブラジルといった産地からの供給で置き換えることが可能だ。中国もアメリカとの貿易黒字で得ていた米ドルを喪失し、世界における自身の権力を拡大するためこれまで使っていたハード・カレンシー【※国際市場で通用する通貨のこと、代表格が米ドル】を大幅に奪われることにはなるだろう。

しかしながら、中国がGOY貿易を開始した一因は、米国との貿易戦争で自分たちが失いかねないオイルダラーに対して、敏速な代替策を講じておくためだったという可能性が高い。

勝ち馬に乗ったと思い込んでいるロスチャイルド家


ちなみに興味深いのは、上海GOY貿易の初日における最も活発なトレーダーの一人はロスチャイルド系のグレンコア社だった。同じく気になるのは「上海の中心限月9月限の1,200万バレル前後は取引開始55分で売買成立し、ブレント【原油先物取引】の中心限月以上であった。」
https://au.investing.com/news/commodities-news/oil-prices-fluctuate-amid-middle-east-tension-launch-of-shanghai-oil-futures-1061044


よって表面上は、ロスチャイルド家と彼らのハザールの同胞がアメリカに対抗して中国側についたのは正しかったようにも見える。しかし、より深いレベルで物事を分析すれば、全く違う様相を呈してくる。これに関しては、ロスチャイルド家とお仲間のハザールのマフィア連中は壊滅的な敗北を喫することとなるのだ。

実際のところ、複数のペンタゴン筋曰く、中国との貿易戦争は「米軍に隠れ蓑を提供してくれている。それによって米軍は株式市場を潰し……世界中から盗まれた何兆ドルもの資産を差し押さえることが可能となる」。

「3月騒動は、トランプが1兆3千ドルの包括的歳出法案に“渋々と”署名した3月23日に始まった。米軍に予算を与え、世界各地で公然と或いは極秘に作戦を展開してドブ掃除することを可能とするためだ」と同ペンタゴン筋は言う。6箇月分の包括法案はトランプに白紙委任状を与えることとなり、大統領は「あらゆる組織や計画に資金を回し、或いはCIAなどの害のある組織や対イスラエル支援の資金を打ち切ったり」することが可能となる、と同筋は説明した。



「2,232頁にも及ぶ、誰も読まないであろう包括的歳出法案は、実際には証人【保護】、グァンタナモ米軍基地、ディエゴガルシア基地へ豊富な資金を提供することとなり、アメリカ政府のあらゆる監察局がカバールの犯罪を暴けるよう資金援助している」と彼らは言う。

更には「トランプがシンガポールのように麻薬密売人に対して【ですら】死刑を求めている中、司法省監察局の1万2千頁に及ぶ報告書が大々的な小児性愛・殺人・ゆすり・汚職・売国・騒乱罪を暴くこととなるだろう」と、同筋は続けた。



ニュースに表れている粛清


もし最上層部で粛清が既に始まっていることに未だに懐疑的であるならば、“マレディクト法王【※呪われたという意味の古語マレディクトと、ベネディクトという本人の名前の掛け言葉】”の辞任や、日本の天皇を含むあちこちの王家での退位や、何十人ものアメリカ上院・下院議員の引退や、ジョージ・ソロスだのビル・ゲイツだのといった連中の失踪などに一度思いを馳せてみるべきであろう。

現在、フェイスブックやグーグルといったインターネット巨大企業のハザールマフィア支配に対する攻撃がはっきりと見える形で行われている。この件に関してペンタゴン筋が言うには、デイヴィッド・ロックフェラーの孫であるマーク・ザッカーバーグ(【本名:】グリーンバーグ)が「スパイ行為とインサイダー取引で追い落とされる。スティーヴ・ウィン(【本名:】ワインバーグ)がついに自身の株を全て売り渡すように強いられたのと同じだ」。


共和党【全国委員会】の元財務委員長【でもある】ウィンは、昨年10月のラスベガスにおける大量殺人事件とドナルド・トランプ暗殺未遂で使用された複数のホテルを所有していたという点も注目すべきであろう。


ヨーロッパの粛清


欧洲における粛清も続いており、元フランス大統領ニコラ・サルコジがリビアから不正な選挙資金を受け取ったかどで先週正式に捜査されることとなった。また、フランスのロスチャイルド奴隷エマニュエル・マクロン大統領も、成金な御主人様をもっと金持ちにしてさしあげようとフランスの労働者たちの賃金を切り下げるべく試みて、大規模なストやデモに直面している。


一方、イタリアでは、ファシストなEUとそのユーロ通貨に確実に挑戦することになるであろう反体制派の北部同盟と五つ星運動の両党による政権が発足間近となっている。

ハザールマフィアは当然のことながら、第三次世界大戦を開始しようという異常な試みを依然として諦めてはいない。ここ一週間でも、ロシアと戦争を始めようと、シリアや英国における毒ガス攻撃を再度でっちあげようとしているところを見つかっている。


誰が味方で誰が敵


複数のCIA筋が言うには、ハザール勢がドナルド・トランプ米大統領を脅し、ネオコン急進派のジョン・ボルトンを国家安全保障担当補佐官として採用するように強制したとのことだ。これらの筋は、複数のペンタゴン筋同様、ボルトンが小児性愛の容疑で脅されるようになった傷物だと言っている。しかし「ジョン・ボルトンは長くは持たず、米軍が取り仕切る中で粛清権限を有しているのだ」と同ペンタゴン筋が言っていた。

【向かって左がボルトン、右がペンス】

またCIA筋はトランプをマイク・ペンス副大統領と挿げ替えるというハザールマフィアの計画が失敗する運命にあるとも言っている。何故ならペンスは小児性愛容疑で逮捕される面々の一人だからだそうだ。

いずれにせよ複数の白龍会筋は、ボルトンがイランに対する戦争を脅すのには役立つのであろうと言っている。それによって中東の石油【供給】を遮り、新しい金融システムを巡る交渉でアジア側へ切るカードにする訣だ。

一方でロシアの白龍会メンバーたちは、ロシアが同盟国のトルコ・エジプト・イランと共に、中東の石油を断絶するいかなる西洋の計画に対しても拒否権を有していると指摘した。

同筋曰く、ロシア勢は世界の平和および国家間の法に基づいた友好的な関係を望んでいる。虚偽の【毒】ガス攻撃などの背後にいる戦争屋のハザール連中が全て権力の座から排除されない限り、ロシア勢が西洋を完全に信用することはない、と彼らは言う。


フリーメイソンのイメージ戦略(それでもイルミナティは実在する!)


最後になるが、筆者は先週東京タワー傍の日本フリーメイソン本部における式典に招かれた。このような集まりに参加するのはこれが初めてのことである。彼らフリーメイソンは、一般社会に門戸を解放することで自分たちに対する誤解を払拭しようという新たなキャンペーンの一環として招待したのだ。筆者が目撃したのは概して当り障りのない式典であった。以下がこのイベントの写真である。


一般論としては、フリーメイソンというのはロッジにて有力人物が出会い、互いに顔見知りになるため、西洋史に大きな影響を及ぼしてきた。より詳しく知りたい方は、以下リンク先の97分間の動画がフリーメイソンが何たるかをざっくり把握するにはなかなかの出来となっている。
https://www.youtube.com/watch?v=OlwsJWkgu7k&t=1s

筆者から言わせてもらえば、イルミナティは存在しないと主張している部分以外は、ほぼ正確な内容だ。イルミナティは実在しており、血統家族支配に反対するグノーシス・イルミナティと、古代のローマ家系による【統一】世界政府支配を望んでいるP2ロッジのイルミナティに分かれている。

いずれにせよ、フリーメイソン勢は白龍会やアジアの秘密結社の世界平和と人類友好という目標を支持しているように見受けられる。


翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の解説部分です。訳文は日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しや画像、ツイッターおよび動画も挿入しています。

お願い
フルフォード氏ご本人から快く許可を戴き、英語版レポートを毎週シャンティ・フーラで翻訳させて頂いております。フルフォード氏がこれからも貴重な活動を続けられますよう日本語版メルマガの有料購読、並びに英語版サイトへの有料登録(※日本語での説明はこちらの本文冒頭部分にございます)をご検討頂けないでしょうか。ご無理のない範囲で少しでも応援して頂けますと幸いです。皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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