注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
フィンランドを訪れている小野寺防衛大臣は、日本時間の4日夜、ニーニスト国防相と会談し、北朝鮮から拉致問題の解決や核・ミサイルの放棄に向けた具体的な行動を引き出すためには国際社会による圧力の維持が必要だとして、協力を呼びかけました。
(中略)
会談のあと、小野寺大臣は「南北首脳会談が行われ、核・ミサイルの放棄について、北朝鮮が一定の方向を出しているような誤解が広がっており、現状を認識してもらう上でも、会談は意義があった」と述べました。
小野寺防衛大臣は、アメリカの一部メディアが、米朝首脳会談を前に、トランプ大統領が在韓米軍の縮小に向けた選択肢の準備を国防総省に指示したと伝えたことについて、「アメリカ政府は否定しているし、先般のマティス国防長官との会談でも、在韓米軍が地域に対する大きな抑止力になっているという認識を共有している」と述べました。
【NHK NEWS WEB 2018.5.5.】
「悪癖捨てろ」
【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は6日の論評で、日本が北朝鮮への圧力維持を掲げながら、米国や韓国を通じ日朝対話を模索していると非難し「悪い癖を捨てない限り、1億年たってもわれわれの神聖な地を踏むことはできない」と主張した。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は南北首脳会談で「いつでも日本と対話を行う用意がある」と述べたとされるが、北朝鮮メディアは対日批判を続けている。北朝鮮が非核化に向けた具体的行動を取るまで最大限の圧力を維持すべきだとする日本をけん制する狙いがあるとみられる。
【共同通信 2018.5.6.】
(中略)
安倍、河野、小野寺と北朝鮮への圧力・制裁発言が依然として続いています。これは安倍政権が、米軍産学複合体—日米合同委員会—ジャパンハンドラー安倍政権の軍事ラインにあるからなのです。危険なのは北朝鮮よりも安倍政権なのです。今後も警戒する必要があります。https://t.co/txMWlp0MHy
— 兵頭正俊 (@hyodo_masatoshi) 2018年5月5日
おーい、どうなってんの…日本の外交😩
— 盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社 (@product1954) 2018年5月5日
小野寺氏は「在韓米軍の縮小はない。マティス国防長官と認識を共有した」なんて言ってるけど、4月の日米首脳対談でトランプが安倍首相に、縮小どころか撤退にまで言及したのに。
▶小野寺防衛相、フィンランドに北朝鮮への圧力維持を要請https://t.co/XXF7uw7Mk4
(中略)
総理のヨルダンでの会見といい、小野寺大臣のフィンランドでの会見といい不可解極まりない。
— Shigeaki Takai (@ifc_takai) 2018年5月5日
日本は、南北対話について、評価していないのか?ここまで意固地になると拉致問題に日本側から決別しているようなイメージを植え付けないだろうか? https://t.co/tG2YjbSiaq
小野寺防衛相がフィンランド国防相に北朝鮮への圧力維持を要請。
— ぺこたん 自由党支持と立憲+共+社を応援 (@n3siuwp) 2018年5月5日
自分の頭の蠅さえ追えぬものがこの期に及んで寝言ですか?
自民岸田氏もベトナム首相に北朝鮮への圧力維持を要請😥
そんな事より不祥事を解決させ党を建て直すか、解体でもしたら如何?
賛同してくれそうな所にだけ声かけですか?恥
各国が圧力よりも対話に重視を置いているにも関わらず圧力一辺倒の単細胞ぶり。
— umazuki (@umazuki2) 2018年5月6日
どうやら日本政府は拉致や核問題を解決する気はないみたいだな。 https://t.co/DGrpBF3qOQ
まだやってるのか……。外交を人間関係に置き換えて考えてみたらいい。そこら中にあいつとは付き合うなと言って回ってる人間がいかに小物に見えることか。 https://t.co/ya9TTPHbWP
— kaz hagiwara(萩原 一彦) (@reservologic) 2018年5月5日
「蚊帳の外」に危機感を感じ、懸命に”日朝対話”を呼びかけていた安倍政権が、ここに来て突然の”圧力路線”再開の不可解!日朝会談も一気に暗雲に…
(中略)最近の安倍政権の動きを見てみると…驚くほどにかつての「圧力路線」を一変させ、「謝罪と補償を伴った対話」の要請を繰り返し始める→これに対し、北朝鮮も「いつでも対話の用意がある」と応じる→安倍政権は韓国に仲介役を要請する…という「懸命に蚊帳の中に加わろうとする」動向を見せていたんだけど、なんと、ここ数日でこれら全ての流れをぶち壊すかのような、「最大限の圧力」を再び吹聴し始め、早速北朝鮮もこれに激しく応酬する流れが作られてしまった。
「一体どういうつもりなのか?」(中略)
ボクが推察するに、安倍政権はこれらの「新しい覇権勢力」と「旧い戦争屋勢力」との”板挟み状態”になっている可能性がありそうだし、特に安倍政権は、いわゆる極右系(ネオナチやKKKなどとも繋がるレイシスト組織など)の戦争屋宗教勢力との繋がりが非常に強い故に、いわゆる「蚊帳の中」に入ってしまうと、これらの支持層を一気に失う可能性があるからね。
このように考えると、安倍政権としては、拉致問題についても解決を延々と引き延ばし続けては、北朝鮮と激しく衝突し、北がミサイル発射を乱発してくれた方が、Jアラートも乱発できる上に「頭を抱える訓練」も国民にやらすことができるし、その上支持層も全力で安倍総理を支援するということで、こっちの方が「いいこと尽くめ」であると判断した可能性がある。
つまり、安倍政権が(旧ネオコンの指示の下に)“こうした道”を選択すれば、日本の「完全孤立化」は既定路線となってしまい、南北の統一と引き換えに、場合によっては、今度は日本が「かつての北朝鮮」のような立場に陥ってしまう危険性が出てくるということになる。
(以下略)
日本の防衛大臣がフィンランドまで出かけて行って、北朝鮮に対する圧力をかけるよう協力要請をしました。しかも会談後にわざわざ、北朝鮮の核ミサイル放棄への機運が「誤解である」とまで言い切って、日本は平和外交をする気がないことを内外に示した形です。数日前には、あべぴょんのヨルダン訪問で北朝鮮への圧力を呼びかけたばかり、トランプ大統領の在韓米軍の撤退にもケチをつけ、これでは水面下でいくら日朝会談への外交努力をしても、北朝鮮はもとより、どの国からも信頼されることは1億年たっても無理ぢゃ。危険視され孤立化するのは日本です。
ゆるねと管理人さんは、安倍内閣の支離滅裂ぶりを「いわゆる極右系の戦争屋宗教勢力との繋がりが非常に強い故に、蚊帳の中に入ってしまうと、これらの支持層を一気に失う可能性がある」と見ています。見事にあべぴょん一味が浮き彫りになっていますが、こんな危険な連中と一緒にされている日本人も後が無い、、。