TSSP今日と明日の地球のために知っておきたいエピソード/ベネズエラその4/
— The Sun Snorer Press (@taiyonoibiki) 2019年3月9日
BBCレポーター、グレッグ・パラスがUSメディアの誤りを正す!(その1)/ザ・ジミー・ドー・ショー
BBC Reporter Corrects US Media on Venezuela W/Greg Palast/ The Jimmy Dore Showから動画全訳https://t.co/fT20UuJiNN
⑱さあ、ここにグレッグ・パラスが来ています。今、グレッグ・パラスがこの連中の嘘を暴き出してくれます。なぜなら、彼は実際に長い間ベネズエラにいて取材し、今日、私にこの動画を送ってくれたからです。この動画はとても興味ふかい。この動画について少し説明してくれますか? pic.twitter.com/ChBzwyvFUj
— The Sun Snorer Press (@taiyonoibiki) March 9, 2019
⑲グレッグ:これは『ザ・ベスト・デモクラシー・マネー・キャン・バイ(金で買える最高の民主主義)』からの抜粋です。このフィルムはなんとエクソン・キーストーン・パイプラインから始まるのです。 pic.twitter.com/unHAjtljWw
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㉑グレッグ: それはもちろん、コーク兄弟に関係しているのです。
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コーク兄弟!
ベネズエラのレジーム・チャンジ!
そしてエクソン・パイプライン!
この三つの間にいったいどんな関係が隠されているのか!仰天驚愕の暴露劇場、始まり、はじまり〜♬
㉖世界で最も汚れた石油がカナダのタール・サンド地帯からアメリカの心臓部を貫いて、その重要な水源地帯を汚染しながら、はるばるたどり着くところ、その終着駅はなんとテキサス州だ。その終着地がテキサスだって!?世界有数の石油生産地テキサスになぜ石油を運ばなければいけないのか? pic.twitter.com/L3dzJ5THb0
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㉗ジミー: なぜだい?
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グレッグ(🎥『ザ・ベスト』):その答えは、このコーパス・クリスティにあります。テキサス州にあるコーク兄弟の巨大石油精製施設です。ところがコーク兄弟にとって一つ難問があるのです。油田地帯のど真ん中に位置していながら、彼らはその石油を使うことができない。 pic.twitter.com/P6OLGVBHqu
㉘なぜなら、テキサスの石油は十分に汚れていない、十分に汚くないから。彼らの精製施設にとって粘度(粘り)が十分でないのです。 pic.twitter.com/6Dtn2j2oZQ
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㉙彼らが欲しいのはスーパー・ヘビーな原油、例えばガンク!カナダのタール・サンド地帯で取れるような代物です。 pic.twitter.com/bufBU4Qogt
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㉚そのため、長年にわたりコーク兄弟は、そのスーパー汚れた原油をカラカス(ベネズエラの首都)からそれを輸入しなければなりませんでした。 pic.twitter.com/jMHPn5TQx6
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㉞ジミー:グレッグ、これは本当にお手柄だね!
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グレッグ: そうです。人々はそのことを知りません。何が起きているのかといえば、コーク兄弟はテキサスに巨大な石油精製施設を持っている。これはアメリカ最大、世界有数の巨大精製施設です。 pic.twitter.com/AdX6DG7ihQ
㉟ところが、ガルフコースト・テキサスのど真ん中に立地しているのにも関わらずコーク兄弟はそこで取れる石油を使うことができない。テキサスの石油は汚れ具合(粘度)が足りないからです。すると、彼らには二つの道が残されていることになる。 pic.twitter.com/OBRfzGet1u
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㊱つまり一つはベネズエラからスーパー・ヘビーな原油を輸入することです。そして、以前は非常に安価で輸入していたのです。ところが、チャベスは本当に頭の良い男で、コーク兄弟は兄弟がその石油を必要としていることをよく知っていた。そして、そこにカホーネを使って若干の割増料金を課したのです。
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㊲そこで、利潤が減ったことにコーク兄弟は腹を立てた。
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コーク兄弟にはもう一つの道がある。それはエクセル・パイプラインを建設してカナダのタール・サンド地帯から運んでくることです。ところがこれは距離が遠い上に、水源地帯への汚染の心配があり、住民が反対している。
㊳そこでトランプを通してまずコーク兄弟がやったことは、EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)の反対を押し切って、すべての環境基準を骨抜きにし、本来なら認可されないはずのパイプラインを認可させたことでした。ところが、住民の強い反対のためにパイプラインをいまだに完成することができない。
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㊴そして、再びベネズエラに標準を合わせ、政府を転覆しなければならないということになったというわけだ。ここにどこからともなくホアン・グアィドーという名の男が現れる。そして、その男はこう明言したわけだ。
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「私は、ベネズエラの石油をアメリカのビジネスに解放する。」
㊵事実上、もう何年もエクソンはベネズエラから締め出されており、エクソンはそのことではベネズエラを訴えている。グアィドーはエクソンの損害賠償にすべて応じる上に、ベネズエラの油田支配を再びエクソンの手に委ねると約束したのだ。これこそが、このゲームの本当の筋書きだ。
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ベネズエラから産出される石油は非常に粘りが強く、テキサス州にあるコーク兄弟の巨大石油精錬施設で加工されるようです。チャベス大統領は、“本当に頭の良い男で、コーク兄弟はその石油を必要としていることをよく知っていた。そして…若干の割増料金を課した”というのです。利潤が減ったコーク兄弟は腹を立て、カナダからエクソン・パイプラインを建設して粘度の強い石油を運んでくるか、ベネズエラの政権を自分たちの都合の良い政権に入れ替えるしかなかったということです。
カナダの方は、水源地帯への汚染の心配から住民が反対していることもあって、未だにパイプラインを完成させることができないとのことです。そうなると、ベネズエラのマドゥロ政権を転覆して傀儡政権にすげ替えるしかないわけです。
マスコミに載らない海外記事さんには、グレッグ・パラスト氏の記事が出ています。その記事には、極めて貴重な3枚の写真があります。1枚目は、フアン・グアイド氏と妻の写真です。日焼けはしていますが白人です。 2枚目は、グアイド氏を支持する議員たちの集合写真。全員が白人です。 3枚目はマドゥロ大統領を支持する議員たちの写真です。ほぼ全員の肌の色が黒いことがわかります。グアイド氏支持の議員は3分の1、マドゥロ大統領支持の議員は3分の2です。
要するに、アメリカが支持するグアイド氏側が選挙を行ったとしても、圧倒的多数(3分の2)はマドゥロ大統領支持であり、勝ち目がないのです。なので、大統領選に立候補したことすらないグアイド氏を、アメリカは一方的に大統領であると宣言するよりなかったのです。これがいかに違法であるかは、常識をわきまえた人なら明らかでしょう。
今回取り上げた一連のツイートは、ほんの一部だけです。引用元で全てのツイートをご覧になることを勧めます。ベネズエラの真実は、決して大手メディアでは報じられることがありません。