注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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「種子法廃止は違憲」と提訴
東京地裁に農家ら1300人
東京地裁に農家ら1300人
引用元)
共同通信 19/5/24
優良な種子の生産や普及の促進を目的とした主要農作物種子法(種子法)が廃止されたのは、安全な食料を安定的に生産し、供給する権利を侵害するとして、全国の農家ら約1300人が24日、種子法廃止法が違憲であることの確認などを求めて東京地裁に提訴した。
訴状では、以前は都道府県が管理していた種子を民間企業が独占することで種子の価格が高騰する恐れがあり、遺伝子組み換え作物が出回るなどして食の安全が懸念される、と主張。生存権を定める憲法25条違反だとしている。各地では、同法に代わる独自の条例が制定されているという。
訴状では、以前は都道府県が管理していた種子を民間企業が独占することで種子の価格が高騰する恐れがあり、遺伝子組み換え作物が出回るなどして食の安全が懸念される、と主張。生存権を定める憲法25条違反だとしている。各地では、同法に代わる独自の条例が制定されているという。
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配信元)
昨年には、東京高等裁判所による全面的な却下、棄却する判決が言い渡されたことから、最高裁に上告したものの10月には「上告審として審理しない」と一方的に通知されました。
— TPP交渉差止・違憲訴訟の会 (@tppikenn) 2019年5月20日
しかし、この間の裁判闘争のなかで、「種子法の廃止については、その背景事情の一つにTPP協定に関する動向があったことは否定できない」と判示させることが出来ました。
— TPP交渉差止・違憲訴訟の会 (@tppikenn) 2019年5月20日
このことから、訴訟の会としては弁護団と連携しつつ、TPPから派生している主要農産物種子法の廃止、さらには、自家増殖禁止を伴う種苗法が改正されるなかで、食料主権を守るため、5月24日に「種子法廃止等の違憲確認」をもとめ提訴することとしています。
— TPP交渉差止・違憲訴訟の会 (@tppikenn) 2019年5月20日
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[衝撃]遺伝子組み換え食品の壊滅的な影響を知った日。すべての細胞内に殺虫剤を含むその作物たちは、腸内細菌を破壊し、不妊と低体重の赤ちゃんを増加させ、そして「自然界そのもの」を破壊する
転載元)
In Deep 19/5/26
(前略)
結局、この問題は強欲ということに尽きるのかもしれない。現在、4つの大企業が種子の市場を仮想的に独占しており、数十億ドル(数千億円)規模の産業となっている。
そのため、遺伝子組み換え食品に懸念は何もないことをアメリカ国民に納得させるために膨大な時間とエネルギーが費やされ、そして、遺伝子組み換えを支援するアメリカの政治家たちのキャンペーンにも多額の資金が注がれている。
(中略)
(中略)
(中略)
とあります。
先ほどの記事では、この Bt は、
とありまして、つまり、Bt は、腸内細菌の体内で生き続けるということになるようなのですね。
通常に散布する農薬として使う分には、表面のものを洗い流せばいいのですから問題はないでしょうけれど、遺伝子組み換え作物は「すべての細胞内に仕込まれている」わけですので、どうやっても、Bt が体内に入ってくることになります。
(以下略)
結局、この問題は強欲ということに尽きるのかもしれない。現在、4つの大企業が種子の市場を仮想的に独占しており、数十億ドル(数千億円)規模の産業となっている。
そのため、遺伝子組み換え食品に懸念は何もないことをアメリカ国民に納得させるために膨大な時間とエネルギーが費やされ、そして、遺伝子組み換えを支援するアメリカの政治家たちのキャンペーンにも多額の資金が注がれている。
(中略)
しかし、遺伝子組み換え作物で生成される Bt の毒素は、天然の Bt スプレーよりも数千倍濃縮されており、つまり、より毒性が高く、アレルゲンの性質を持つ。
そして、農薬としてのバクテリアのスプレーは、作物の表面を洗えば落とせるが、遺伝子組み換え作物の植物には、すべての細胞に挿入されているため、作物から排除することができない。
そして、農薬としてのバクテリアのスプレーは、作物の表面を洗えば落とせるが、遺伝子組み換え作物の植物には、すべての細胞に挿入されているため、作物から排除することができない。
(中略)
遺伝子組み換え食品のヒトの摂取に関しての研究では、遺伝子組み換え食品の摂取において、何が最も危険な問題であるかを明らかにした。遺伝子を組み換えられた大豆に挿入された遺伝子は、ヒトの腸内に住むバクテリアの DNA に移動して機能し続けることがわかったのだ。
これはつまり、遺伝子組み換え食品の摂取をやめてからでも、長い間、潜在的に有害な遺伝子組み換えタンパク質が体内に継続的に生成され続ける可能性があるということを意味する。
もっと簡潔に言うと、すべての細胞に 農薬 Bt が配合されているトウモロコシから作られたコーンチップを食べることは、その後の私たちの人生の長い期間、私たちの腸内細菌を「生きた農薬工場」に変える可能性があるということにもなる。
これはつまり、遺伝子組み換え食品の摂取をやめてからでも、長い間、潜在的に有害な遺伝子組み換えタンパク質が体内に継続的に生成され続ける可能性があるということを意味する。
もっと簡潔に言うと、すべての細胞に 農薬 Bt が配合されているトウモロコシから作られたコーンチップを食べることは、その後の私たちの人生の長い期間、私たちの腸内細菌を「生きた農薬工場」に変える可能性があるということにもなる。
BT剤 - Wikipedia
BT剤とは、天敵微生物を利用した生物農薬(殺虫剤)の一種。
BT剤とは、天敵微生物を利用した生物農薬(殺虫剤)の一種。
(中略)
遺伝子組み換え作物では、BTの結晶タンパク合成遺伝子を作物に組み込む。
トウモロコシ、ワタ、ジャガイモで実用化されている。
トウモロコシ、ワタ、ジャガイモで実用化されている。
とあります。
先ほどの記事では、この Bt は、
「腸内細菌の DNA に移動する」
とありまして、つまり、Bt は、腸内細菌の体内で生き続けるということになるようなのですね。
通常に散布する農薬として使う分には、表面のものを洗い流せばいいのですから問題はないでしょうけれど、遺伝子組み換え作物は「すべての細胞内に仕込まれている」わけですので、どうやっても、Bt が体内に入ってくることになります。
(以下略)
種子法が廃止され、遺伝子組換え作物が出回るなど食の安全が脅かされるのは憲法25条生存権に違反するという主張です。先に提訴した「TPP交渉差止・違憲訴訟」では、東京地裁、高裁とも逃げるように一方的な却下、棄却の判決を出し、最高裁に至っては「上告審として審理しない」という日本の司法の役立たずが証明されてきました。種子法廃止もTPP協定に沿ったものという判断を受け、新たに違憲確認を求める裁判になります。
これまで時事ブログでは、種子法廃止によって日本の食卓がいかに脅かされるかを見てきましたが、In Deepさんが改めて遺伝子組み換え食品の恐怖を「ひぃぃ」と言いつつ伝えて下さいました。
種子市場を独占する大企業が、遺伝子組換え作物の危険性を隠すために多額の資金を政界に投入し、今や日常生活から遺伝子組み換え食品を回避することが不可能な事態になっています。
遺伝子組み換え作物が自ら作り出すBtという農薬は、天然微生物由来で安全という触れ込みでしたが、多くの医学的な検証により、高い毒性を示し、特に不妊、免疫異常など深刻な被害が明らかになっています。しかもこれは一時的なものではなく、遺伝子組み換え食品を取り込んだヒトの腸内バクテリアのDNAに入り込み、将来にわたってずっとBt農薬を体内で作り続けることになります。元記事では「私たちの腸内細菌を生きた農薬工場に変える」というホラーな説明がなされています。
In Deepさんならずとも「ひぃぃ」。
勝手に密約して日本の農業を殺そうとする安倍政権の息の根を止め、種子法を復活させ、世界から求められる安心な農作物を産み出す国に戻したいではないですか。