注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
リニア工事でJR東海が「『出ない』との前提で工事する」と断言していた放射性物質「ウラン」が出た。岐阜県には日本最大のウラン鉱床があり、リニアはそれを避けるとの説明だったが、数年も前から県の有識者らはJRに「ウランが出たら処分できない。考え直せ」と訴えていた。そして、出た。 pic.twitter.com/GNBTLb4MtN
— 樫田秀樹 (@kashidahideki) 2019年8月5日
[環境]リニア残土 微量ウラン/JR東海 公表せず/岐阜 日吉トンネル工事
— 日本共産党⚙🌾 (@jcp_cc) 2019年8月5日
この地域には日本最大のウラン鉱床が広がっています。トンネル掘削には住民から不安の声が相次いでいましたが、同社は公表していませんでした。https://t.co/4T3jsdgD9s
リニア中央新幹線のトンネル抗口、長野県大鹿村を訪問した際の動画です。
— 辻村ちひろ (@chi3deyansu) 2019年7月31日
大鹿村の財産である美しい景観が台無しです。https://t.co/iwzDyjWjTC
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リニア残土 微量ウラン JR東海 公表せず 岐阜 日吉トンネル工事
引用元)
しんぶん赤旗 19/8/5
JR東海が進めるリニア中央新幹線建設工事の日吉トンネル南垣外工区(岐阜県瑞浪市)で残土から複数回、放射性物質である微量のウランが検出されていたことが分かりました。この地域には日本最大のウラン鉱床が広がっています。トンネル掘削には住民から不安の声が相次いでいましたが、同社は公表していませんでした。専門家は、住民の信頼を得るためには公表が必要と指摘しています。
(中略)
日本原子力研究開発機構の東濃地科学センター地層科学研究部の笹尾英嗣部長は「1グラムあたり1ベクレル以下ということであれば、環境や人体への影響はない」と述べた上で、こう指摘します。
「ウランは限られた場所の特定の地層に分布しています。過去の周辺の調査結果から日吉トンネルのルート上に大規模なウラン鉱床はないと言えますが、小規模な鉱床がある可能性は否定できない」
(以下略)
(中略)
日本原子力研究開発機構の東濃地科学センター地層科学研究部の笹尾英嗣部長は「1グラムあたり1ベクレル以下ということであれば、環境や人体への影響はない」と述べた上で、こう指摘します。
「ウランは限られた場所の特定の地層に分布しています。過去の周辺の調査結果から日吉トンネルのルート上に大規模なウラン鉱床はないと言えますが、小規模な鉱床がある可能性は否定できない」
(以下略)
このリニア中央新幹線の長野県大鹿村の残土置き場を視察されていた、れいわ新選組の辻村ちひろ氏の説明で、たまたまトンネル工事に関するものがありました(1:05〜)。実際のトンネルのルート以外に、工事作業のためや緊急脱出口用に別に坑道を掘るそうです。日吉トンネルでも当然そのような工法を取るならば、それらの作業用坑道全てがウラン鉱床に接触しないと断言できるのか、住民でなくとも確認したいところです。
出るはずがないとされたウランが、たとえ少量であっても出た以上、工事に関する情報は自治体や住民に包み隠さず公開すべきですが、ここでも相変わらずザクザクと国民を切り捨てて工事が進みます。