いろんな意味で、関電側は森山元助役に弱みを握られていた ~関電は森山に原子力担当の幹部職員を対象にした人権教育研修の講師に招いていた

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の2分の所で、関西電力の八木誠会長は、森山元助役を怒らせると“高浜で原子力事業の運営がスムーズにいかないという思いが大変強かった”と言っています。冒頭のツイートのリンク先の調査委員会の「報告書」には、森山氏への対応に関電の幹部層が苦慮していた様子が描かれています。
 例えば、高浜3・4号機増設時に関電経営トップと何度も面談し、その際、経営トップから受け取ったという手紙やハガキなどを森山氏は保管しており、「これを世間に明らかにしたら、大変なことになる」などといった発言をしていたとのことです。
 私たちとしては、是非明らかにしてもらいたいところですが、いろんな意味で、関電側は森山元助役に弱みを握られていたと言えそうです。
 今、ネット上では、森山元助役が“地元同和の大物”という話になっています。これだと、メディアは関電が森山元助役への対応に苦慮していた真相を明かすことができません。
 福井県では「エセ同和行為対応の手引き」を健康福祉部地域福祉課が出しています。県の取り組みとして、人権啓発講演会、研修会なども開催しているようです。
 記事によれば、“関電は森山に原子力担当の幹部職員を対象にした人権教育研修の講師に招いていた”と書かれています。人権教育研修の講師が関電の幹部職員を様々な形で恫喝していたことが、報告書からわかるのです。これは笑えないレベルの話です。
 “続きはこちらから”をご覧になると、関電の闇がいっそう明らかになります。関電は、「プルサーマル計画」に反対していた前町長の暗殺を計画していたとのことです。しかも、記事を見ると、大阪府警も闇の一部に見えます。
 どこからどう見ても悪代官と越後屋の構図ですが、これに真っ黒けの殿様(政治家)がいるはずです。テレビドラマなら、ここで水戸黄門と助さん格さんが出てきて悪人どもを成敗するのですが、現実には、彼らも連中の味方なんですよね。これ、どうします?
 もはや、日本国内ではどうにもならないので、現実レベルでは、水戸黄門はトランプ大統領で、助さん格さんはQグループと米軍ということになるんでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「無礼者と激高され」 原発マネー・元助役の人物像(19/10/02)
配信元)
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配信元)
 
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関電が恐怖した 高浜町助役は 地元同和の ドンだった!
引用元)
「森山は地元同和の大物という話だが何か知っているか?」。「“ 人権(同和)絡み”だから森山はタブー視されてきた」。関西電力の役員が高浜町(福井県大飯郡)の元助役、森山栄治氏(故人)から多額の金品を受けていた問題で、大手メディアの記者やウォッチャーからこんな連絡を受けたのは先週末のこと。森山の住所と高浜町の同和地区を照合すると確かに“ビンゴ ”だから関心を寄せていたのだが…。
(中略)
10月1日、MBS(毎日放送)によれば関電は森山に原子力担当の幹部職員を対象にした人権教育研修の講師に招いていたと報じた。こうした場合の「人権」とは一般的な「人権」の概念とはかなり異なる。行政・企業にとって「人権」とは「同和」を示す一種の隠語といった存在だ。
(中略)
森山と解放同盟の関係でもう一つ証言を得たのは「吉田開発」(高浜町関屋)との関係だ。同社はご存知の通り、関電から20億円超の受注をしていた会社だ。同社・吉田彪社長は高浜町の住民ではなく、舞鶴市在住。そして現在は帰化しているが元韓国人だ。こういう証言を紹介しておこう。

「吉田さんは舞鶴の解放同盟員に森山を紹介してもらい、1984年頃に高浜に来た。そこから短期間のうちに吉田開発とゴルフ練習場で大儲けした。それも森山の後ろ盾があってのことだ」
(以下略)


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暗殺計画も…原発マネー還流事件で再注目される関電の“闇”
引用元)
(前略)
今回の事件を機に、俄然、注目を集めている本がある。2011年12月に発売された「関西電力『反原発町長』暗殺指令」(宝島社)だ。
 
ジャーナリストの齊藤真氏によるノンフィクションルポで、舞台は高浜町。内容は、関電のK幹部(当時)が、核燃料を再利用する「プルサーマル計画」に反対する今井理一前町長の“殺害”を、高浜原発の警備を請け負っていた会社の幹部にほのめかしていた――というもの。K幹部は警備会社が原発の警備のために飼育していた大型犬ベルジアン・シェパード・ドッグ(マリノア)を使うことを提案し、「(町長の)喉元を犬に食いちぎらせたれや」などと発言したとされる。
(中略)
本には実行を依頼された告発者が実名で登場。今井前町長も齊藤氏のインタビューに応じた際、「ワシの喉笛を凶暴な犬に食いちぎらせるという、あの話や」と、計画を知っていた場面が出てくるのだ。そして、この本の中で高浜町の「陰の仕切り人」として登場し、「通称エムさん」と呼ばれていたのが森山氏だったという。
(以下略)
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関西電力幹部に渡った裏金は3億2千万円どころじゃない! 関電の隠蔽工作と高浜原発をめぐるさらなる闇
引用元)
(前略)
 当時、関西電力内の高浜原発ではプルサーマル導入を進めていたが、これに高浜町の今井理一町長(当時)が強硬に反対。(中略)… 高浜原発を牛耳っていたKという幹部が、この警備会社の従業員のほうに町長の襲撃を依頼してきたのだと言う。しかも、具体的な殺害方法まで提案した上で、「はよ、殺さんかい」とくどいくらいに催促してきたという。
 
 だが、結局、彼らは襲撃や殺人を実行に移すことができず、彼らの会社は関西電力から警備の仕事を打ち切られてしまう。そこで、2年後、2人は「週刊現代」(講談社、2008年3月29日号/4月5日号)にこの経緯を告白するのだが、しかし、摘発されたのはK副支社長でなく、告発した彼らのほうだった。立替金の返還をK副支社長に要求したことが恐喝にあたるとして、大阪府警に逮捕されてしまったのである。
 
 にわかには信じがたい話かもしれないが、同書によると、告発した警備会社社長らはこの事実を認めた関西電力幹部との会話をおさめた録音テープなど複数の客観的証拠を提示しており、ターゲットになっていた今井町長も自分の暗殺計画があったことを認めている。また、当のK副支社長自身もこの警備会社社長らの裁判で、「高浜町長を襲うという話を冗談で一回話したことがある」と証言していた。
(以下略)

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