注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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安倍総理、「桜を見る会」文書・残る任期・解散語る
引用元)
テレ朝news 20/1/1
安倍総理大臣がANNの単独インタビューに応じ、「桜を見る会」に関する行政文書の保存期間について見直す考えを表明しました。
安倍総理大臣:「(招待客の名簿は)個人情報ですから、残っていることで流出する危険性がある。しかし、(桜を見る会の)公文書の在り方については様々なご指摘もございますので、そういうご指摘も踏まえて検討していきたいと思ってます」
安倍総理はこのように述べ、招待客の名簿のほか、会の実施要領、業者との契約の書類など桜を見る会に関する行政文書の保存期間を見直す考えを示しました。(中略)
(以下略)
安倍総理大臣:「(招待客の名簿は)個人情報ですから、残っていることで流出する危険性がある。しかし、(桜を見る会の)公文書の在り方については様々なご指摘もございますので、そういうご指摘も踏まえて検討していきたいと思ってます」
安倍総理はこのように述べ、招待客の名簿のほか、会の実施要領、業者との契約の書類など桜を見る会に関する行政文書の保存期間を見直す考えを示しました。(中略)
(以下略)
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テレ朝の「安倍首相独占取材」の内容がひどい件
引用元)
ツイッターじゃ言い切れないこと 毛ば部とる子 20/1/2
2020年元旦に放送された《最後の課題・ポスト安倍”・・・総理の胸中を独占取材》というテレ朝の独占インタビューがあったのだが、これがなかなかひどい内容だった。(動画へのリンク)
(中略)
挙句の果てに、インタビュアーはこんな質問までしている。
「憲法で解散というのはあるのですか?」
バカなのか?
何年か前までは、安倍首相自身ですら「改憲」に触れるときは、「自民党総裁として」或いは「総理大臣として」の発言には気を使い、使い分けていた。
総理大臣には、憲法を遵守した上で任務に当たることを求められるからだ。
そして一方、「解散」は「自民党総裁」として出来ることではない。
当たり前だ。
(中略)
あくまで「総理大臣として」なのである。
総理大臣が、改憲を訴えることそのものが憲法違反になると言われているのに、「改憲を争点に解散を打つことはあるのか?」と、この愚かなインタビュアーは総理大臣本人に尋ねているのだ。
本当なら、安倍首相が「改憲で解散」などと言いだした際に、
「えっ・・それは憲法違反なのでは、総理?」とツッコむのが権力を監視する彼らの社会的役割のはずだ。
あくまで「自民党総裁」として改憲を唱えていた安倍首相が、なし崩しに「総理大臣」として改憲を唱えて憚らなくなったのは、マスコミにも責任があると思う。
こういうトロい総理大臣への対応が、彼をここまで増長させてしまったのだ。
(中略)
挙句の果てに、インタビュアーはこんな質問までしている。
「憲法で解散というのはあるのですか?」
バカなのか?
何年か前までは、安倍首相自身ですら「改憲」に触れるときは、「自民党総裁として」或いは「総理大臣として」の発言には気を使い、使い分けていた。
総理大臣には、憲法を遵守した上で任務に当たることを求められるからだ。
そして一方、「解散」は「自民党総裁」として出来ることではない。
当たり前だ。
(中略)
あくまで「総理大臣として」なのである。
総理大臣が、改憲を訴えることそのものが憲法違反になると言われているのに、「改憲を争点に解散を打つことはあるのか?」と、この愚かなインタビュアーは総理大臣本人に尋ねているのだ。
本当なら、安倍首相が「改憲で解散」などと言いだした際に、
「えっ・・それは憲法違反なのでは、総理?」とツッコむのが権力を監視する彼らの社会的役割のはずだ。
あくまで「自民党総裁」として改憲を唱えていた安倍首相が、なし崩しに「総理大臣」として改憲を唱えて憚らなくなったのは、マスコミにも責任があると思う。
こういうトロい総理大臣への対応が、彼をここまで増長させてしまったのだ。
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配信元)
"安倍総理大臣:「(招待客の名簿は)個人情報ですから、残っていることで流出する危険性がある。」"
— GEISTE (@J_geiste) 2020年1月1日
これ、ほんと愚かな言い訳だよな。政府がたかだか1万数千人程度の個人情報も適切に管理・保存できないなら、年金、保険、マイナンバーなどすべて即刻止めちまえよ。https://t.co/DbybrOMW9D
なんだ、これ。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2020年1月1日
テレ朝の電波は公共財。
安倍総理にインタビューをする以上、文書保存期間とか言い訳の主張だけをさせるのではなく、①後援会員らを招待したのは買収罪ではないか、②60番が総理枠か否かについて第三者委員会の調査をしてはどうか等々、切り込んで頂きたい。https://t.co/URPUNmnR7a
個人情報を理由に「桜を見る会」名簿を出さない安倍首相の逃げ口上に付き合う必要はない。何故なら、第一に「功労功績」は公表してこそ意味があるもので、それを隠すなら叙勲なども全て非開示でなければおかしい。そして第二に、そもそも自民党は議員に招待枠を割り振る際、開示請求を前提としていた。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2020年1月1日
ネット上で主に指摘されていたことは、「桜を見る会」名簿が「破棄済みで検証不能」という事態に対して、安倍総理からは「個人情報流出の危険があるためルールに従って処分した」という、これまで通りの周回遅れの回答にとどまったことから、「たかだか1万8千人のデータ管理もできないのならば、マイナンバーなど危なかしくて任せられない、即刻やめろ」というものでした。
それはそれでもちろん真っ当な指摘ですが、それ以上の気持ちの悪さの原因は、小西ひろゆき議員のツイートが指摘されたように、安倍総理の言い訳を垂れ流しただけに終わり、この貴重な機会に正しい追求ができなかったテレ朝にありました。毛ば部氏の言葉を借りれば「本当にアタマが腐っているとしか思えない」提灯番組でした。
動画12:20あたりから「憲法改正での解散があるか」という仰け反る質問を発したインタビュアーに
「バカなのか?」
とのツッコミは拍手でした。
総理大臣は憲法を守ることが義務、自民党総裁は「解散」をする権限はない、この当たり前をなし崩しにするマスコミが、ここまで安倍晋三をのさばらせてしまったのだと改めて感じたのでした。