予算委員会で初めて安倍総理に質問。 #桜を見る会 をめぐり、新たな資料も示し追及しました。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) January 30, 2020
総理が「個人の情報」といって明らかにしない招待者の詳細。しかし、政府内でも自民党内でも、情報公開法で「公開されることもあります」などとする文書が流通。総理の答弁は、疑惑隠しの強弁にすぎない。 pic.twitter.com/Vz95pyH9OC
#桜を見る会 をめぐる #山添拓 議員の質疑で本日使用したパネルの一部をご紹介します。 pic.twitter.com/PRyRyzkEfH
— 山添 拓 事務所 (@yamazoejimusyo) January 30, 2020
参院予算委。山添拓(共産)が爆弾資料を。静まり返る閣僚たち。青ざめる官僚。文書は自民党内部資料で、招待名簿は情報開示請求で公開されることがある、という注意喚起文書。
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) January 30, 2020
📢これで安倍たちの「個人情報云々で公開できない」という主張は破産です。 pic.twitter.com/J3f8IRRsrB
自民党の内部資料が共産の山添拓に渡り、それを使って安倍を追及している、という点もポイントですね。自民党内部でも「安倍辞めろ」の声が始まっているわけですよ。
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) January 30, 2020
明らかにとり乱しはじめた安倍😇 pic.twitter.com/46LnoV3u5G
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) January 30, 2020
完全に閣僚と官僚は浮き足立ってる。山添(共産)に自民党の内部資料を突きつけられて「次は何が!?」という恐怖があるんだろう。 pic.twitter.com/VT3LrMHBaR
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) January 30, 2020
山添さんの質問は、シャープな論理でつめていき、安倍首相も官僚もおたおた。拍手!参議院・自民党の文書には、「情報公開法にもとづいて名簿全体を公開されることもあります」。昨年、各メディアはこの文書を、改選議員枠に注目して報道。でも、この文書にはこれまでの政府答弁との決定的矛盾がある。 pic.twitter.com/SVz1fJc7K7
— 宮本徹 (@miyamototooru) January 30, 2020
悪徳マルチ商法ジャパンライフの山口会長を招待した件も、安倍総理は壊れたロボットのように「今申し上げましたように、もう何度も申し上げましたように、ご本人がどのような発言をされているかには関わらず、個人に関する情報であるため招待されたかどうかも含めて従来から回答を控えさせていただいておるところでございます(もう覚えたよ)」を繰り返し、その無意味な答弁に議事が中断する始末。安倍総理には今の審議だけをやり過ごせれば後は野となれ、なのでしょう(14:40〜)。
今回の質問では、安倍総理が「桜を見る会」を私物化し利用してきた新たな側面を明らかにしました。長い自民党政権の歴史の中でも第2次安倍政権の招待者数が目立って急増していることは、安倍総理自身も認めています。田村議員はそこに、あえて支援者を増やす意図、目的があったことを明らかにしました。
最も招待者が多かったのは平成30年の9495人。その年の9月には石破氏と一騎打ちになった党総裁選がありました。それまで数々の政権不祥事が発覚し苦戦していた安倍総理は、地方の党員票対策の一環として地方県議員を異例の大量招待をし、その前夜、わざわざ自民党地方議員研修会を初めて開催し、萩生田幹事長代行の下、800人(党員の約6割)もの参加者を集めました。党員大感激の結果、総裁選は安倍総理の勝利となったわけです(34:18〜)。「桜を見る会」は総理によって、総理の座に居座り続けるために利用されたのだと喝破しました。
さて、タムトモ議員の後、山添拓議員が続いて質問に立ちました。こちらがまた目を見張る展開でした。山添議員は、安倍総理と内閣官僚がずっと○○のひとつ覚えのように「個別の招待者については個人情報なので答弁できない」と言い続けていることを取り上げ、本当にそもそも名簿が「開示できない」性質のものなのかを追求しました。なんと山添議員の入手した資料では、内閣府が各省庁に推薦者名簿の提出依頼をした際の文書に「開示請求の対象とされたことがある」と明示してあったようです。つまり公開が前提であったことが確認できるのです。この直後、大塚内閣大臣官房方は色をなして「公開前提ではない」と否定しますが、声が震えています(1:40〜)。安倍事務所の招待者名簿も開示の対象になり得ると内閣府から伝えられていますが、安倍総理の答弁はムチャクチャになっています(7:15〜)。総理も官僚も狼狽が隠せません。山添議員は、開示され得る文書は1年間は保存するのが原則である点を突きました。議員自身が2003年に名簿開示の例があったことを突き止めているのに、官僚側は最後まで答弁を拒みました。
さらにもう一点、今度は、政府の言う「招待者名簿はルールに基づいて廃棄済み」というリピート答弁について、そのルールに切り込みました。桜の名簿の保存期間が2018年4月で1年未満に変わりました。その根拠とされた平成29年の行政文書保存のガイドラインの改定は、そもそも森友問題で起こった近畿財務局の文書廃棄の反省から1年未満文書をなるべく「少なくするために」改定されたものでした。ところがよりにもよって、そのガイドラインを理由に桜を見る会の名簿の保存期間「だけ」短くしてしまっていました。
ガイドラインの「1年以上保存」の規定を求めると、原則ではなく例外規定を担当大臣に読ませるなど「意地悪」をされながらも(24:23〜蓮舫議員の抗議が聞こえる)、桜の名簿が本来1年以上の文書に相当するものであることを指摘しました。
これだけ問題になって焦点とされる名簿を「不要だ、不要だ」と決めつける内閣府、内閣官房は「ガイドラインの悪用」をしていると。
山添議員の調査でさらに興味深いことが分かりました。「東日本大震災追悼式招待者名簿」は保存期間が1年ですが今だに保存されています。同じ内閣府の所管で、この一周年の受付表の招待者区分番号が桜を見る会とソックリです。過去8年間ずっとこの様式で、しかもその理由は「前例を踏襲するのが通例だから」と、ごもっともな回答でした。桜の名簿も無いはずがない。少なくとも、内閣府と内閣官房内閣総務官室(総理を直接補佐する、官邸直結の政治家枠を扱う部署)以外は全て保存されています。
山添議員は、ヤジにも動じず淡々と安倍内閣の異様さを浮き彫りにしました。