メキシコ便り(60):メキシコの新型コロナ感染状況

 メキシコ、新型コロナ感染広まっています。。。が、感染者のうち9割は軽症、1割が入院。メキシコ政府は、感染状況を1、2、3の3つのステージに分類し、メキシコは3月24日からステージ2に入りました。ステージ3を少しでも緩やかに入る対策として公立の学校は、春休みにさらに2週間足し3月23日から4月20日まで閉鎖。大人も3月23日から4月19日まで、感染ピークを避けるため基本的に皆、家の中で過ごすようにとの指示がでました。popoちゃん在住のファレスは、3月25日現在、感染者6名ほどですが、すでにジム閉鎖、トイレットペーパー不足、ダウンタウンのお店閉鎖、モール閉鎖。

 連邦政府は、頬にキスしてハグしての挨拶はやめましょうと警告、距離感を保ち片手を胸に当てややお辞儀する紳士風な挨拶や、自分の両腕をクロスして二の腕を握りエアハグを送る挨拶になっています。人々はかなり恐怖に煽られている感じがします。でもコロナ感染の恐怖より経済的恐怖に煽られている印象が強いかも。メキシコはその日暮らしの人が多いからかな?

 ロペス・オブラドール大統領は、新型コロナの件に関しては政治的意向は一切入れず、専門家の意見に信頼を委ねていて、メキシコは世界一の家族愛、絆でコロナウイルスを乗り越えられると国民を奮い立てせています。特に皆で、高齢者、持病もちの人、妊婦さんを守るために一致団結するように促しています。が、危機感を見せないロペス・オブラドール大統領は、海外メディアから無責任な大統領だと大バッシング。が、未だメキシコを飛び回っています。さすがに集会はやめ、国民へのキス、ハグ、握手も、もうやめましたが。。。果たしてメキシコは新型コロナ感染をうまく乗り越えられるのか?!
(popoちゃん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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メキシコ便り(60):メキシコの新型コロナ感染状況


メキシコ人の命を背負ったウゴ・ロペス・ガテル厚生副大臣


新型コロナ感染対策チームをリードし、メキシコ人の命を背負ったウゴ・ロペス・ガテル厚生副大臣は、1月3日からコロナ対策に真剣に取り組み(たしか世界で一番最初の真剣に取り組んだ国だとか)、確かにお仕事ぶりは素晴らしい。伝染病の専門家でも。毎晩1時間の新型コロナ感染報告と質疑応答ではシンプルにわかりやすく回答し、変なエゴもなく正直そうで爽やかで好感度高いです。

Hugo Lopez Gatell 厚生副大臣

3月27日に副大臣は国民へメッセージを届けました。内容は、この1ヶ月、皆が家に留まることが感染拡大を防げる。すべての大、中、小、零細企業は、この1ヶ月だけ自宅に留まる従業員に無労働でもお給料を出してください。1ヶ月だけですと。。。ご協力お願いしますと。。。

厚生副大臣は、 WHOの言われたとおりに実践する優等生的な感じもあり。最初から新型コロナウイルスはインフルエンザより安全という見方で、恐れる必要はないとメキシコ国民に冷静になるように言ってきました。質疑応答で、ある記者がビタミンCについてどう思うかと質問したとき、ビタミンCは予防接種のように効かないと答え、ちょっと残念なところも。。。

3月24日朝の大統領プレス・コンファレンスでプレゼン中の副大臣


以前の新自由主義政権下での職務経験、ジョンズ・ホプキンズ付属学校の学歴もあり、あのJalife氏(メキシコの大学教授で50年間ほど世界とメキシコ政府の裏話などを暴露してきたお方)は副大臣にかなり批判的。多くの人は賞賛していますが。。。副大臣は、マスクにウイルス感染予防効果がない、ロックダウンも過去に効果があった証拠がない、やったとしても限られた短い時間だけなど言っています。

アメリカとの国境は双方の外務大臣が話し合い開けたまま、南のグアテマラの国境は、グアテマラの方からクローズ。メキシコは、その日暮らしの人が多いので、とにかく経済崩壊しないように、日々、毎時のコロナ感染状況とバランスを見ながら慎重に冷静に誠実に対応しているようです。

アメリカとメキシコの国境は開いていますが、絶対にいかなきゃいけない理由でなければ自粛をと。ショッピング、観光などはダメ。

ロペス・オブラドール大統領は、新型コロナ感染者を差別してはいけないと、メキシコはロックダウンよりできるだけオープンな姿勢を維持したい意向。あと他国のように軍隊が街じゅうに出て人々をコントロールすることもないと否定。

3月23日くらいまで国民になるべく普通の生活をと言っていたのと、大統領は未だあちこちいつものようにメキシコじゅうを駆け回っているので、海外のメディアから「無責任な大統領」と大バッシングされる大統領


3月24日大統領コンファレンスでメキシコの新型コロナウイルス対策を大臣らがそれぞれプレゼン


3月24日、厚生大臣、厚生副大臣、防衛大臣、海軍長、財務大臣、他専門家ら10名ほど(ツイート写真上↑)が朝の大統領プレス・コンファレンスに参加し、それぞれが新型コロナ対策のプレゼンをしました。厚生副大臣は新型コロナの状況報告、防衛大臣は軍の病院、人員などがどれくらい準備できているかを報告、財務省からは臨時予算追加が発表され、メキシコ政府は新型コロナへの準備は万端であることをアピール。

ここから下はロペス・ガテル厚生副大臣のプレゼンの一部です。

厚生副大臣が報告した3月23日の感染状況

感染者   367人
結果待ち  826人
陰性反応 1865人
死者      4人

(感染者の詳細)
     89% 軽症で入院必要なし
11% 入院必要


男性  63%
女性  37%

平均年齢 39歳


(上のツイートの左表の訳)

(上のツイート文の意訳)
メキシコはステージ2に入りました。(3月24日)
*メキシコ政府は、コロナ感染の状況をステージ1、2、3分類しています。

⚪︎ 社会的距離を取る
⚪︎ 65歳以上の高齢者を守り世話する
⚪︎ 学校閉鎖(popoちゃんの補足:3月23日〜4月20日まで休校)
⚪︎ 100人以上の集まり、イベントの中止
⚪︎ 外出を伴う業務の一時停止
⚪︎ 予防策の強化

3月23日までの各国(スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、アメリカ、メキシコ)の感染者数の曲線図表(上↑)

メキシコはかなりの期間、感染者数を抑えて横ばいだったのですが。。。

3月27日時点の感染者、23日のほぼ倍の717人。死者12人。
ちょっと増加スピードが上がってきています。もちろん厚生副大臣は、これから感染は拡大していくと言っていましたが。。。メキシコは肥満大国で糖尿病の人が多いのが難点!


今後4週間、メキシコ人が家に留まることが感染拡大のピークを和らげるポイントになると厚生副大臣は言っています。今後の感染拡大とともに、メキシコ政府がどんな対応をしていくのか目を見張ります。正直をモットーにしているメキシコ政府の言うことと、シャンティ・フーラで言われていることにギャップがありすぎて戸惑うpopoちゃんです。メキシコ政府は無知なのか?

(popoちゃん)

Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします!

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム1


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