[河井前法相と案里議員] 秘書の公選法違反を発端に広島地検の捜査が進んでいた 〜 夫妻自ら現金を県内議員に配っていた

 新型コロナに気を取られている間にも、河井前法相と案里議員に関わる疑惑が進展していました。すでに河井夫妻の秘書二人が公選法違反で起訴されていますが、さらに2日、夫妻自らが選挙前に県内の議員12名に現金を持参していたという事実が明らかになりました。3月下旬から広島地検は広島県内の首長や議員に対し一斉に任意聴取を行なっていたらしく、聴取を受けた議員の供述があったようです。持参した現金の名目は「当選祝い」ですが、実際の趣旨が案里氏の参院選での票の取りまとめ依頼であれば買収の可能性があります。自民党本部から案里陣営に支出された破格の1億5千万円の流れが不透明であれば、万事休す。黒川検事長の神通力が発揮されるのか、あるいは捜査の矛先が安倍総理に向かうか。中国新聞も攻めの取材をしていて小気味良いです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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河井夫妻、12議員に現金持参 1人10万~50万円台、票取りまとめの趣旨か
引用元)
 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区を巡り、夫妻の秘書2人が公選法違反(買収)の罪で起訴された事件で、夫妻が公示前に少なくとも広島県議と広島市議の計12人に現金を持参していたことが2日、分かった。全て自民党の議員で、証言によると金額は1人10万~50万円台。参院選で票の取りまとめを頼む趣旨だった疑いがあり、広島地検は幅広く任意聴取している。
(以下略)
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配信元)

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