注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
モドリー海軍長官代行は、クロージャー氏が間違った判断をしたと批判。支援要請が部外者に伝わらないようにする措置を怠ったと説明した。
セオドア・ルーズベルトでは既に100人を超える乗員が新型コロナの検査で陽性となっており、クロージャー氏は窮状を訴えるとともに、4000人余りの乗員を艦から下ろして隔離する決定をしてほしいと申し出ていた。
艦内がコロナに感染した窮状と海軍上層部の対応の悪さをメディアに告発したことで解任され、艦を去る空母セオドア・ルーズベルトの司令官を称える乗員たち。pic.twitter.com/rdMw2aYH5G
— mold (@lautream) April 3, 2020
別角度からの映像。艦内のコロナ感染と軍上層部に対する批判をメディアに告発したことで、艦長を解任され、空母セオドア・ルーズベルトを去るクロージャー大佐を称える乗員たち。pic.twitter.com/IR46iZ9Ihs
— mold (@lautream) April 3, 2020
ニュースでは、これだけしか伝えませんが、ツイートの動画を見ると全てがひっくり返ります。解任されたクロージャー艦長を称える乗員たちの姿を観れば、クロージャー艦長は「職を賭して乗員たちの命を守った愛国者」だったわけです。
SNSの発達によって、私たちは組織の上層部の腐敗を知り、真の英雄は誰かを知ります。不思議なことに「新型コロナウイルス」は、腐敗した組織を一掃するために現れたかのような働きをしています。コロナちゃんを、むやみに恐れるのではなく、“コロナちゃんの力を借りて世の中を立て直す”くらいの気持ちでいた方が、ポジティブでいいかも知れません。