注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ニューヨークの病院でマネキンを一生懸命に治療。 pic.twitter.com/4breKIskfK
— 非一般ニュースは2回もアカウント凍結 (@tkFiMNaoKWQeSMi) April 7, 2020
ニューヨークタイムズでの広告が大幅に減ってきている。ワシントンポストも同様だ。その理由は、わずかな人しか理解できないフェイクニュースの情報源の為か、ウイルスが彼らを攻撃してる為か?のどちらかなんとも言えない。フェイクニュースはアメリカにとって良くない!#トランプ大統領 訳 https://t.co/orOgaAmQY0
— トランプ大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) April 6, 2020
ありがとう、ゲイル!#トランプ大統領 訳
— トランプ大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) April 6, 2020
(解説)ゲイル氏は「マスコミは、コロナウイルス危機を利用してトランプ大統領叩こうとするが、逆にそれが国民からの怒りを買っている」と語る。 https://t.co/3DdDphpEzl
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冒頭の動画をご覧ください。こうした動画が「フェイク・パンデミック」の根拠になっているのですが、“大病院に患者がいない”ということで、パンデミックがフェイクだと主張しているのです。
しかし、昨日の記事で、ニューヨークの病院で研修している男性は「基本的に外来は中止されています。必要があれば電話やテレビ電話での対応が行われています」と言っていました。また、こちらの記事のドイツの首都ベルリンの病院では「先月前半から緊急ではない手術を延期し、病院全体の稼働率を50%以下に下げている」と書かれていて、「通常業務が半分以下に減っている」ということです。こうした状況であれば、病院の外来に患者が一人も居なくても当たり前です。
2つ目の動画の2分45秒あたりをご覧ください。ニューヨークの病院では、マネキンを人工呼吸器で助けようとしているようです。この部分を切り取ったのが、最初のツイート動画です。これがフェイクニュースであるのは、ほぼ明らかです。本物のICU(集中治療室)の様子は、“続きはこちらから”のBBCニュースをご覧ください。この動画をよく観察すると患者が呼吸をしているのが分かります。また、現場の緊迫感がまるで違います。
トランプ大統領のツイートが示しているように、アメリカの大手メディアがフェイクニュースを流すのはいつもの事です。フェイクニュースでパニックを作り出し、トランプ大統領の新型コロナウイルス対策チームが失敗するように願っているのです。「マスコミは、コロナウイルス危機を利用してトランプ大統領叩こうとする」わけです。
“続きはこちらから”の記事と、トランプ大統領の一連のツイートをご覧になると、新型コロナウイルスのパンデミックは、本当に起こっていることが分かるでしょう。ツイートに書かれているこれほどの物資を用意し、各州に届けなければならない事態が起こっているのです。
もしも、トランプ大統領のツイートがデマであれば、それこそ民主党とマスコミは、ここぞとばかりにトランプ大統領を叩くでしょう。なので、こうした事態が本当に起こっているわけで、新型コロナウイルスのパンデミックは事実なのです。そして、一部にフェイクニュースがあることも事実です。
冒頭の動画をたった1本見て、新型コロナウイルスのパンデミックがフェイクだと考える人は、世界中の現場の医療関係者の膨大な量の警告の言葉と動画を、どの様に理解しているのでしょうか。