スペインの医療組合は、“政府が医師からの警告を無視したせい”で医療危機を招いたとし、国内17地域のうち少なくとも10の地域で当局を提訴 ~既に破綻したと言える「クラスター対策」と愚かな「経済政策」

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭のロイターの動画を是非ともご覧ください。スペインの医療組合は、“政府が医師からの警告を無視したせい”で医療危機を招いたとし、「国内17地域のうち少なくとも10の地域で当局を提訴」したとのことです。バルセロナの医師は「感染拡大の初期、どれだけの時間を無駄にしたことか。…中国という例があったのに…ウイルスとの戦いに備えるのに十分な時間を与えてくれる例だったのに」と言っていますが、これはそのまま日本に当てはまります。
 動画の後半では、「あと1カ月後には、欧州でマスクや人工呼吸器、検査キットが足りなくなり、奪い合いが始まる見通し」だということです。
 日本政府のあまりにもお粗末な対応を見ていると、イタリア、スペインの後を追うのは当然として、当初予想していたように「武漢越え」を視野に入れなければならないのではないかという気がします。
 既に破綻したと言える「クラスター対策」と愚かな「経済政策」は、現代のインパール作戦と言える代物ですが、これほど馬鹿げたことに付き合わされる現場の医療関係者が不憫でなりません。現場の最高責任者の方は、是非ご自身と部下の命を守ることを最優先の課題としてください。そうでなければ、助けられる命も助けられないからです。
 “続きはこちらから”では、東京都医師会の尾崎治夫会長が、いつまでも緊急事態を宣言しない国の姿勢に、「緊急事態じゃないって言うなら、国会のなかで閉じこもっていないで現場を見に来い」と怒りをぶちまけています。気持ちは良く分かるのですが、尾崎治夫会長は現状の危機を招いた「主犯格」と言える人物の1人です。
 3月29日の記事で指摘したように、“まず、「謝罪」が必要”なのではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
 
 
 
 


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政治家よ、あなた方はどこまで他人事なのか
東京都医師会長「まず医療現場を見に来い!」
引用元)
(前略)
パニック寸前で踏みとどまる医療現場の窮状を知る東京都医師会の尾崎治夫会長は、いつまでも緊急事態を宣言しない国の姿勢に怒りをぶちまける。
(中略)
尾崎会長が、いま最も心を痛めているのは、まだ感染爆発していない現在でも、医療現場では試行錯誤の闘いが始まっていることだ。(中略)… 例えば心不全の患者が運ばれてきたとしよう。呼吸を助けるために気管内挿管するが、この患者が新型コロナウイルスに感染していれば、医師も周囲の医療従事者も感染してしまう。着脱の手間がかかる防護服を着ていては、治療の効率が悪くなる。でも、感染してしまったら、医師や看護師という貴重な戦力を失うことになり、やがて病院は機能不全に陥る。救急現場は、そういったコロナウイルス対応でパニックに陥り、疲弊しきっているという声が、尾崎会長の元にも届いている
(中略)
現場の窮状を説明しても、理解を示してくれる政治家は、むしろ少数だ。「これ以上経済が落ち込むことは避けたい」と何度言われたことか。
(中略)
「現場からは、もう無理だ。何とかしてくれ、という声が上がってきている。こんなんじゃ、患者を救えないでしょ。緊急事態じゃないって言うなら、国会のなかで閉じこもっていないで現場を見に来いって言いたいよ!」
(以下略)
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配信元)

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