ぺりどっと通信68 暖房器具の導入

 2月も終盤となり、かなり暖かくなってまいりました。先月は強い寒波とともに北陸などを中心に記録的な大雪となり、ぺりどっとのいる山口の山奥でも積雪とともに最低気温-5℃を下回る日々が続きました。
(少し北の地点での気象観測データによると、最低気温-6.6~-9.8℃を記録)
(ぺりどっと)
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そんな朝の我が家の様子がこちら。


画像を見た友人たちからは、「えっ!そこって雪国でしたっけ?」など驚きのコメントが殺到!僕も「ここって確か山口だったよな」と目を疑いつつも、いつもの散歩に出かけるのでした

が、

積雪が膝上を超えており、長靴がすっぽり入ってしまうため、途中で引き返すはめになりました。



ご近所では水道管もあちこちで凍結してたようですが、うちでは-4℃を下回るときだけ水道水を流し続けていたので、何とか事なきを得ました。(凍結寸前でしたが)


皆様もご存知の通り、ぺりどっとは真冬であっても、暖房なしです。暖房なし生活に欠かせないのが、室内テント、寝袋、そしてプチプチハウスです。

しかし、コロナ禍での免疫力アップは外せないところでしたので、仕方なく今冬は、今まで以上に身体を温めて免疫力アップすることにし、ついに暖房器具を導入してみました!まずはコレです↓↓↓


見たことない方もいらっしゃるかもしれませんが、石油コンロなるものです。丸い囲炉裏のような容貌でレトロ感満載!割と気に入っております。

部屋を温めつつも、煮炊きも出来る優れもの。冬場以外でも、災害時の煮炊きにも活用できそうです。ちなみにこのままだと結構火力が強いので、アタッチメントの五徳を装備して弱火でも使用できるようにしております。


(なお、暖房器具導入により、プチプチハウスは現在停止中)

そしてもう一つは、豆炭あんかです。

中古で3つも手に入りました


豆炭というミニ石炭のようなものに火をつけて、

「火おこし器」で豆炭に火をつけてるの図


それをこの豆炭専用のあんかに入れて使用します。


かなり長く温かさが続き、朝つけて夜就寝するまでずっと温かいです。

石油コンロを使って、豆炭に火をつけたり、お湯を沸かしたりして、豆炭あんかと湯たんぽの熱源を確保。これらを全てこちらの箱の中に投入します。

80リットルを超える野菜保存用の発泡スチロール箱


発泡スチロールの断熱効果は、この子たちもよくご存知のようです。


家そのものにしても、その断熱効果は抜群!


このような断熱効果が高い発泡スチロールの箱の中に豆炭あんかと湯たんぽを入れ、そこに足を突っ込んで、毛布を被せて暖を取ります。椅子に座ってると、ちょうど掘りごたつのような状態。(実際には豆炭あんかの出番はあまりなく、湯たんぽがぺりどっと暖房の主力を担っとります)

そうそう、コタツといえば、なんでも、巷では「着れるコタツ」という商品が発売されたとのことで、ニュースにもなったようです。


見た目が、コズミック・ディスクロージャーに登場する方々と超激似。もしかして、あの衣装も超高度なテクノロジーによる着れるコタツみたいなものだったりして。

さらにこんなものまで発見!これは確かに羨ましいコタツかも。


さてさて、ぺりどっとの発泡スチロール箱コタツもなかなかの温かさです。ときどき、中からあんかや湯たんぽを取り出して、太ももや腰、お腹にも当てたりも。最強である足湯同様、やはり、足がしっかり温まると全身が芯から本当に温まります。こうなると、もはや石油コンロはお役御免となりスイッチを切ります。その後しばらくすると、部屋はほどよい寒さを保ちつつ、足が非常に温かいので、理想的な頭寒足熱状態となるのです。

頭寒足熱といえば、
温浴効果、空気浴や日光浴(ビタミンDをゲット)の効果をも享受できる、冬空の露天風呂や、

冬空の中、暖房をガンガンに効かせたオープンカー。
(参考:「冬にオープンカーに乗らないのは、人生を損している?」

当初は豆炭あんかを寝床であるテント内の寝袋に持ち込んでいましたが、一酸化炭素探知機の警告音がひっきりなしに鳴り響くため、今世の人生を終えるにはまだ早いと判断し、テント内での使用を自ら禁じ手として封じております。

その代わりに寝床に持ち込むのは、やはり湯たんぽ!今は、プラスチック製、ブリキ製、銅製の三つの湯たんぽを使ってます。直火可能な、ブリキ製と銅製の湯たんぽは便利で大助かり。特に大容量のブリキ製湯たんぽは、朝までその温かさが持続し、とても重宝しとります。


以前、時事ブログでも紹介されてた「正しい毛布の使い方」!


これは毛布を身体の上側にかけるよりも、下側に敷いた方がより保温効果が得られるということ。そして、敷布団だけでは断熱効果がまだ不足していることも示しています。敷布団には全体重がのしかかっているので、その重さにより布団内の断熱層ともいうべき空気層がつぶされてしまうからでしょうか。

改めて、起床時の身体のあちこちを手で触ってみると、一番冷えているのは(敷布団側の)お尻でした。お尻の脂肪がまるで冷却剤のように冷え冷えとしていてビックリ!こんな状態がずっと続くと、坐骨神経痛や足先の冷えなど、さまざまな不調として現れてくることでしょう。特に女性の場合には、さまざまな悪影響が考えられますので、どうかご自愛くださいな。

ですので、韓国の伝統的な民間療法であるよもぎ蒸しが日本でも人気なのもうなずけるところです。コレ一度試してみたいけど、男性でも体験できるのかしら。


室内テントと寝袋、そして湯たんぽというのは非常に相性がいいのです。寝袋内での湯たんぽは冷めにくく、朝まで温かさが続きます。ぬるくなってしまった場合には、湯たんぽカバーを全て取り払って、直接当てます。そう、ぺりどっとの場合、温かい湯たんぽを冷たいお尻に当てるのが、毎朝の楽しみになっています。至福の時間、、、いや、尻福の時間となっとります。(「足の付け根に当ててると、足先の冷えが改善される」との湯たんぽレビューをよくみかけます)

そんな湯たんぽたちのお陰で、早朝、ガタガタと震えながら、寝床であるテントから起き出すといったことが全くなくなりました。(今季最低室温1.7℃を記録したときも寒さをあまり感じませんでした)

この有能な湯たんぽさんの弱点は、しいて言えば、カイロ同様、低温やけどくらい。


寒い冬場には、お鍋などの温かいものがどうしても欲しくなります。また、コロナの感染対策として、緑茶や紅茶を飲まれる読者の方も多いことでしょう。しかし、熱い飲食物を好む人、よく摂る人というのは少しばかり注意が必要なようです。

「熱すぎる食事はがんを招く」は本当か…専門家の見解
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59580
19/3/12 週刊現代

(前略)
実際、日本で行われた調査では、熱い飲食物を好む人、よく摂る人が食道がんになりやすいというデータが複数あります。

その証拠にイランで約5万人を対象にした調査でも、ぬるいお茶を飲んでいる人に比べ、とても熱いお茶を飲んでいる人のほうが、食道がんのリスクが「約8倍」高かったとの結果が出ている。

また、昔からウルグアイやブラジルの南部では頭頚部がんや食道がんの患者が多く、その理由は熱いマテ茶を飲む習慣が関係しているとされてきた。

画像はシャンティ・フーラが挿入 Pixabay
飲む野菜といわれるマテ茶
(中略)
和歌山県と奈良県に食道がん患者が多いのは、熱い茶粥を食べる習慣に関係しているのではないかと言われていました。

実際、ラットを使った動物実験では、発がん性物質と共に65~70度のお湯を投与すると、がんができやすくなるという結果が出ています
(以下略)

こうした理由として、津金昌一郎氏(国立がん研究センター 社会と健康研究センター長)が解説するには、

熱い物が好きな人は、口の中やのどに『火傷』を起こしているのと同じです。火傷=炎症が起こると、細胞の再生が行われますが、その過程において、細胞が突然変異を起こし、がんに変化すると考えられています。当然、細胞の再生回数が増えれば増えるほど、がん化が起こりやすくなります。熱い物を食べ過ぎると、口腔、咽頭、食道のがんのリスクが上がるのはそのためです」

ということですので、熱すぎる飲み物や食べ物というのは、ちとまずいようです。案外、猫舌くらいがちょうどいいのかもしれません。



(まの爺)
 ぺりどっと通信の魅力のひとつは、びっくりニュースみたいな情報がポンポン飛び出すことで、今回も息継ぎ無用の笑いっぱなしぢゃ。
蔵から出てきたようなレトロな「石油コンロ」、
「豆炭あんか」となるともう遺跡レベル。
ねこスチロールにクラクラ、
新生こたつワールドは、ボーダレスな未来を見ましたぞ。
・・・そして明日の朝、寝覚めの尻を触る人口が激増の予感ぢゃ。

Writer

ぺりどっと

ぺりどっと

健康マニア!インド渡航歴13回。
東京は築地生まれの江戸っ子!
試したがりの変わり者♪
移住してきた瀬戸内海の離島の古民家や海、山、畑でゆったりと過ごしながら、時事ブログの記事編集のお手伝いをさせて頂いておりましたが、山口の山奥に引っ越しました。
ぺりどっと通信で時事ブログの品位と波動を下げないかどうかが、ますます心配です。

■ 勝手に編集後記 ■

次回の記事を暗示するタロットのカード!
※次回の記事が全く関係ない内容になってしまった場合には、…どうか察しておくれやす


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