竹下雅敏氏からの情報です。
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愛すべき時事ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
時事ブログの記事掲載の編集のお仕事をさせて頂いております、ぺりどっとです。ふつつか者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
僕は2年ほど前に仕事を辞めて、三重から広島の大崎上島という離島に移住してまいりました。こちらの島に移住したきっかけは、hiropanさんの寄稿記事「hiropanのAfter 3.11」です。大崎上島については第19回から出てきます。そうそう、パータさんとポンタール1世さん、こじかさんの訪問記「hiropanさんを訪ねて、大崎上島へ」も必見です。
(まの爺)
ちょっと待った〜!
ヒョンと登場した「ぺりどっと」さん、読者の皆さまのために、先に少し解説をさせて下され。
竹下氏はじめ執筆者の方々から届く原稿を、時事ブログに掲載できるよう日夜パソコンに向かって黙々と編集作業をしてくれるのが、編集者さんなのぢゃ。
その編集者ぺりどっとさんと竹下家との会話に、まの爺は耳を疑った!
それは日本全国が大雪で震え上がったあの日の会話ぢゃ、、。語られた実態は、とても隠しておけるレベルのものではなかった。賢明なシャンティ・フーラ・スタッフも、この事実を開示すべき義務があると決意したのであろう、ぺりどっとさんに、ドサッと原稿用紙を渡したのぢゃ。
僕が今住んでいるのは、1000㎡の広い畑付きの築100年を超える古民家。庭には柿や柚子、梅などがたくさん植えられています。水道は、上水道の他に井戸水と山水が使え、トイレは水洗。備え付けの家電や道具なども自由に使わせてもらっています。部屋は台所以外に6部屋もあり、一人で住むには正直広すぎです。ちなみに家賃は2万円です。
竹下先生の記事掲載の編集では、まず夕方までに竹下家から時事ブログの原稿が届きます。それを元に記事編集をしているときの僕のリアルな服装がこちらです。。。
↓ ↓ ↓
オートバイ用の綿入りの防水防寒つなぎです。雪でも雨でもへっちゃらなヤツで、めっちゃ暖かいです。雪降る中6時間ほどバイクで走っても体は寒くなりませんでした(数時間で指先と足先は凍りつきかけましたが…)。冬場にこれを着慣れたらもう手放せません。もうこれは着る毛布ならぬ、着る布団です♪
冷えは足元からジワジワとやってきます。室内でもレッグウォーマーとムートンブーツを履いて、地面からの冷えを完全にシャットアウト。
なぜ、室内なのに手袋をしているのかですって?
だって寒くて手がかじかんでしまうんですもの♪
(注)デスク面がなぜスノコなのか、そしてそのスノコがなぜカラーボックスの上にのっているだけなのかは、僕だけのトップシークレットです。近くのホームセンターで、スノコやカラーボックスが超激安で売っていたから ひ、秘密の隠れた工夫がこの中にたくさん散りばめられている…はず(汗)
上記の服装だけで割と暖かく過ごせております。でもより寒さが厳しくなり、体を動かせない編集作業中では、手がかじかんで指が動かなくなります。
そんなときには…
まさか40代なかばを過ぎてから、マッチ売りの少女のリアルな気持ちを思い知らされるとは。。。人生分からないものですね。
ちなみにこのときの室温-2℃。気温ではなく、室温です。
こちら大崎上島の年間気温を調べてみると、一番寒いときで-1~-2℃程度だったのですけど、気温=室温って、いったいどゆこと?
こちらの古民家に引っ越してきて、冬は今まで住んできたどの地域よりもなぜか寒く感じます。それまでより一番南に位置するにも関わらずです。北海道から移住してきた古民家在住の方も「北海道よりも寒い」と言っておりました。
さて、ここで問題です。
Q.こんなにもこの家が寒いのは一体なぜなのでしょうか?
1. 住んでいる築100年を越える古民家が隙間だらけだから
2. 家のガラス戸がペラペラに薄いから。あっ!ここにも隙間が。。。
3. しかもそのガラスが割れててそのままにしてあるから
4. ストーブなどの暖房を使っていないから
答え …全て正解です
お恥ずかしいのですが、僕の寝床を特別に公開しちゃいます。
俗にいう、インドアキャンパーです♪ ホントです。冬場限定で家の中にテントを張っておりまして、その中で就寝するようにしています。毎晩、このテントの中に飛び込むのが秘密基地のようで楽しくて仕方ありません。そして寝袋の中に潜り込み、朝までぐっすりと熟睡しています。むろん、東洋医学セミナーで学んだムドラーもこの中で組んでいます。
しかし、今冬にはさらに大幅なパワーアップを成し遂げました。
これです
↓ ↓ ↓
テントの全面をブルーシートで覆ってみました。決して、建築資材のゴミとかじゃないです。
20代のときに、新宿駅にいらっしゃるホームレスの方々へ、食べ物差し入れボランティアを仲間と数年ほど続けてました。ホームレスの方々はブルーシートと段ボールだけでとても見事な温かい寝床を作られるのです。中に入れて頂きましたら、冬場なのに思ったより暖かいのです。そして昨年二ヶ月ほど、広島から北海道へ原付で野宿旅をした際にも、ブルーシートは大活躍。雨でも風の強い日でも、安心な寝床を確保できました。でも、真夏だというのに気温10℃ほどの知床にはまいりました。ちなみに全行程6057kmほど走りました。
そんなわけで、このブルーシートを寒さ対策に取り入れてみました。ホントに情けは人の為ならず…としみじみ感じております。このテント&ブルーシートの中は、なかなか暖かく、朝起きても外に出るのが苦痛なレベルです。
3度の冬をここ大崎上島で経験していますが、前回の冬からストーブなどの暖房器具は使用しておりません(最初の冬のみ備え付けの灯油ストーブを使用)。それは、貧乏でお金がないからどんな寒さにも屈しない屈強な体と精神を作り上げるべく、直観と叡智、俗なネットなどをふんだんに駆使して、寒さを乗り越え…、いや、寒さを活かし寒さと共に過ごしていきたいと思っております。暖房なんてなくっても、わりと心はポカポカです。冷え性の僕の体でも何とかなりました♪
こんな感じでぺりどっと通信を書いていきたいと思っています。金融崩壊の混乱時にもきっとお役に立つに違いありません。…たぶんきっと。。。
(まの爺)
ちょっと待った〜!
おぬし、あのことを書いておらぬではないか!
あれぢゃ、庭に植えておる、あの赤いの、、。
あ、コレですね。唐辛子!
コイツは僕の畑で収穫した唐辛子。
これを足先に入れておくと、
じわじわとポカポカしてきます。
ポイントは、
片足に唐辛子(タカノツメ)数本ではなくて、20~30本ほど入れること。
地球上で最も過酷な環境である南極の冬を2回も乗り切った経験を持つ著者の知識を、寒さ対策に利用しない手はないでしょう。
そして使い終わった唐辛子は料理に…いやいやいやいや、暖かくなってから中の種を畑に蒔いて、夏には収穫。これで無限ループ完成でっせ。
というわけで次回へとつづく…かもしれない
時事ブログの記事掲載の編集のお仕事をさせて頂いております、ぺりどっとです。ふつつか者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
僕は2年ほど前に仕事を辞めて、三重から広島の大崎上島という離島に移住してまいりました。こちらの島に移住したきっかけは、hiropanさんの寄稿記事「hiropanのAfter 3.11」です。大崎上島については第19回から出てきます。そうそう、パータさんとポンタール1世さん、こじかさんの訪問記「hiropanさんを訪ねて、大崎上島へ」も必見です。
(まの爺)
ちょっと待った〜!
ヒョンと登場した「ぺりどっと」さん、読者の皆さまのために、先に少し解説をさせて下され。
竹下氏はじめ執筆者の方々から届く原稿を、時事ブログに掲載できるよう日夜パソコンに向かって黙々と編集作業をしてくれるのが、編集者さんなのぢゃ。
その編集者ぺりどっとさんと竹下家との会話に、まの爺は耳を疑った!
それは日本全国が大雪で震え上がったあの日の会話ぢゃ、、。語られた実態は、とても隠しておけるレベルのものではなかった。賢明なシャンティ・フーラ・スタッフも、この事実を開示すべき義務があると決意したのであろう、ぺりどっとさんに、ドサッと原稿用紙を渡したのぢゃ。
僕が今住んでいるのは、1000㎡の広い畑付きの築100年を超える古民家。庭には柿や柚子、梅などがたくさん植えられています。水道は、上水道の他に井戸水と山水が使え、トイレは水洗。備え付けの家電や道具なども自由に使わせてもらっています。部屋は台所以外に6部屋もあり、一人で住むには正直広すぎです。ちなみに家賃は2万円です。
竹下先生の記事掲載の編集では、まず夕方までに竹下家から時事ブログの原稿が届きます。それを元に記事編集をしているときの僕のリアルな服装がこちらです。。。
オートバイ用の綿入りの防水防寒つなぎです。雪でも雨でもへっちゃらなヤツで、めっちゃ暖かいです。雪降る中6時間ほどバイクで走っても体は寒くなりませんでした(数時間で指先と足先は凍りつきかけましたが…)。冬場にこれを着慣れたらもう手放せません。もうこれは着る毛布ならぬ、着る布団です♪
冷えは足元からジワジワとやってきます。室内でもレッグウォーマーとムートンブーツを履いて、地面からの冷えを完全にシャットアウト。
なぜ、室内なのに手袋をしているのかですって?
だって寒くて手がかじかんでしまうんですもの♪
(注)デスク面がなぜスノコなのか、そしてそのスノコがなぜカラーボックスの上にのっているだけなのかは、僕だけのトップシークレットです。
上記の服装だけで割と暖かく過ごせております。でもより寒さが厳しくなり、体を動かせない編集作業中では、手がかじかんで指が動かなくなります。
そんなときには…
まさか40代なかばを過ぎてから、マッチ売りの少女のリアルな気持ちを思い知らされるとは。。。人生分からないものですね。
ちなみにこのときの室温-2℃。気温ではなく、室温です。
こちら大崎上島の年間気温を調べてみると、一番寒いときで-1~-2℃程度だったのですけど、気温=室温って、いったいどゆこと?
こちらの古民家に引っ越してきて、冬は今まで住んできたどの地域よりもなぜか寒く感じます。それまでより一番南に位置するにも関わらずです。北海道から移住してきた古民家在住の方も「北海道よりも寒い」と言っておりました。
さて、ここで問題です。
Q.こんなにもこの家が寒いのは一体なぜなのでしょうか?
1. 住んでいる築100年を越える古民家が隙間だらけだから
2. 家のガラス戸がペラペラに薄いから。あっ!ここにも隙間が。。。
3. しかもそのガラスが割れててそのままにしてあるから
4. ストーブなどの暖房を使っていないから
答え …全て正解です
お恥ずかしいのですが、僕の寝床を特別に公開しちゃいます。
俗にいう、インドアキャンパーです♪ ホントです。冬場限定で家の中にテントを張っておりまして、その中で就寝するようにしています。毎晩、このテントの中に飛び込むのが秘密基地のようで楽しくて仕方ありません。そして寝袋の中に潜り込み、朝までぐっすりと熟睡しています。むろん、東洋医学セミナーで学んだムドラーもこの中で組んでいます。
しかし、今冬にはさらに大幅なパワーアップを成し遂げました。
テントの全面をブルーシートで覆ってみました。決して、建築資材のゴミとかじゃないです。
20代のときに、新宿駅にいらっしゃるホームレスの方々へ、食べ物差し入れボランティアを仲間と数年ほど続けてました。ホームレスの方々はブルーシートと段ボールだけでとても見事な温かい寝床を作られるのです。中に入れて頂きましたら、冬場なのに思ったより暖かいのです。そして昨年二ヶ月ほど、広島から北海道へ原付で野宿旅をした際にも、ブルーシートは大活躍。雨でも風の強い日でも、安心な寝床を確保できました。でも、真夏だというのに気温10℃ほどの知床にはまいりました。ちなみに全行程6057kmほど走りました。
そんなわけで、このブルーシートを寒さ対策に取り入れてみました。ホントに情けは人の為ならず…としみじみ感じております。このテント&ブルーシートの中は、なかなか暖かく、朝起きても外に出るのが苦痛なレベルです。
3度の冬をここ大崎上島で経験していますが、前回の冬からストーブなどの暖房器具は使用しておりません(最初の冬のみ備え付けの灯油ストーブを使用)。それは、
こんな感じでぺりどっと通信を書いていきたいと思っています。金融崩壊の混乱時にもきっとお役に立つに違いありません。…たぶんきっと。。。
(まの爺)
ちょっと待った〜!
おぬし、あのことを書いておらぬではないか!
あれぢゃ、庭に植えておる、あの赤いの、、。
あ、コレですね。唐辛子!
コイツは僕の畑で収穫した唐辛子。
これを足先に入れておくと、
じわじわとポカポカしてきます。
ポイントは、
片足に唐辛子(タカノツメ)数本ではなくて、20~30本ほど入れること。
〈唐辛子作戦〉
あればタカノツメを二〇~三〇本、無かったら一味唐辛子を一瓶、ティッシュペーパーでしっかり包む(片足分だよ)→靴下に入れ、つま先に押し込む。
唐辛子の保温効果は絶大で、映画『八甲田山』でも陸軍が雪中行軍の前にこれを実施する場面が出てきます。
あればタカノツメを二〇~三〇本、無かったら一味唐辛子を一瓶、ティッシュペーパーでしっかり包む(片足分だよ)→靴下に入れ、つま先に押し込む。
唐辛子の保温効果は絶大で、映画『八甲田山』でも陸軍が雪中行軍の前にこれを実施する場面が出てきます。
南極料理人の西村淳著「身近なもので生き延びろ」p.88より
地球上で最も過酷な環境である南極の冬を2回も乗り切った経験を持つ著者の知識を、寒さ対策に利用しない手はないでしょう。
そして使い終わった唐辛子は
というわけで次回へとつづく…かもしれない
まさか、本当にインドア派キャンパーが実在するとは… 。しかも、記事を読めば、単なるインドア派キャンパーから、さらに蛹型へと進化しているではないか。
この寒かった冬でも一切暖房を使わない生活。その生きた知恵の数々をぜひとも紙上で伝授していただこうというのが、この企画の大元です。今回も、暖房費を著しく軽減する“とうがらしマジック”が公開されています。
私も1本だけ唐辛子を両足の靴下の先に入れて実験してみたのですが、確かにそこの部分だけが暖かい。“片足に…20~30本ほど入れること”に納得。
ぺりどっと氏によると、この唐辛子だけで一冬を越せると言うのです。なんと経済効率の良いこと! しかも環境に優しい!
このぺりどっと通信をご覧になれば、経済崩壊後の日本であっても、結構楽しく明るく切り抜けていけるのでは? そう考えると、実にタイムリーな連載が始まったと思います。