ぺりどっと通信31 プチプチ

 以前の隙間だらけの古民家では外気温=室温でしたが、暖房なしでの家全体の断熱対策だけで、朝一での外気温よりも6~10℃ほど室温を高く保つことが出来ました。これで暖房を使わずともココでも充分に冬越え出来ると確信いたしました。
 しかし、この"ぺりどっと通信"と"試したがり根性"のために、あえて暖房を導入してみました。ただ、皆さんが使用されるような、いわゆる暖房器具というのは、どこ?って感じですが。。。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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昨日から降り続いていた雪が、朝起きたらこんなに降り積もっていました。しばらくバイクで出掛けられそうにありません。

ぺりどっと宅前に降り積もった雪


前回からの続きです。
ぺりどっとが選んだ小屋の素材は、気泡緩衝材、いわゆるプチプチというヤツです。気泡の部分に空気が入っていて、その空気が断熱材の役割を果たし、断熱効果も非常に高いです。

Author:Moja[Public Domain]


このプチプチを使って、ビニールハウスを自作してみました。言うなれば、プチプチハウスです。このプチプチハウス、検索しても誰も作っていないようでしたので、ぺりどっとが史上初かも?!そのプチプチハウスの説明の前に、まずは家の方の断熱対策をば。

外の寒さが家の中に入ってこないようにするため、そして室内の熱が外に逃げないようにするため、出来るだけ断熱をしていきます。ぺりどっとが断熱材に使ったのは、前回でそのポテンシャルを十二分に発揮してくれたダンボールと、今回のプチプチです。どちらも手に入れやすく、安価です。プチプチは光もある程度通しますので、光を通したいところはプチプチ、そうでないところはダンボールで断熱していきました。

ちなみに、プチプチは120㎝×42mのものを2つ購入しましたが、断熱対策とプチプチハウス製作で全て使い果たしました。

プチプチロール


ではどこから断熱していきましょうか。。。


こちらの情報によると、暖房時に熱が外に逃げていく割合は、

窓(開口部)48%、外壁19%、換気17%、床10%、屋根6%

となっておりますので、この順番に手厚く断熱を施せばいいかと思われます。窓と外壁と換気、つまり側面だけで8割以上の熱が出ていっちゃうのですね!

プチプチを窓に貼るのですが、ガラス部分だけに直接貼ってしまうと、効果は半減してしまいます。今のような寒い時期ですと、ガラスもサッシ部分も触れるとヒヤッとしますよね。ですから、サッシ部分も含めて窓全体を覆うようにしてプチプチを貼ります。すると、ガラス部分が浮いて空間ができるような感じになるかと思います。実は、この浮いて閉じ込められた空間の空気層が断熱材になってくれるのです。この断熱空気層をたくさん作ることで、断熱効果を飛躍的にアップさせることが出来ます。

開き閉め出来る範囲内で、出来るだけプチプチで覆い尽くす


ぺりどっと宅のリビングは、戸を挟んで、大きな窓ガラスのある簡易スペースと玄関になっています。その窓ガラスのサッシごと、玄関の扉もサッシごとプチプチで覆いました。さらに内側にはプチプチカーテンも吊り下げ、下はプチプチが余るような感じで床を覆います。玄関の土間部分は地面と直結してますので、外に出ないときにはそこにプチプチをかけておきます。これで地面からの冷気をシャットアウトします。

玄関


リビングと簡易スペース・玄関の間の敷居の戸にも、外側にも内側にもプチプチカーテンを施工!あとは、手で触ってみて、ヒヤッとするところにはプチプチを貼ってみました。床や室内の光を通す必要がないようなところは、ダンボールで覆うといった感じです。以上が、ぺりどっと宅の断熱対策になります。

敷居の戸にもプチプチカーテン
右下は赤くないけど、シ〇ア専用高速脱水機


それでは、プチプチハウスの作り方です。
今のぺりどっとの編集作業は、机に椅子というスタイルではなく、ちゃぶ台に正座(又はあぐら)というスタイルですので、スペースがより小さくて済みます。そこで、プチプチハウスの大きさは、縦180cm×横150cm×高さ150cmとしました。これでも余裕があります。

枠組みには、園芸・農業用の緑色の支柱(太さ10mm…もっと太い方が望ましいです)を使いました。この支柱をビニールひもでくくって、四角い箱枠を作ります。この箱枠にプチプチを上から被せます。左右交互からかけて、プチプチは3~4重層ほどとなっています。四隅の支柱にプチプチをテープで止めて完成! コストもあまりかからず、作るのも撤収も簡単。

室内用テントやビニールハウスと同じように、底部にプチプチはありません。床にはダンボールやカーペット(ラグ)などで断熱しました。温かくなると、水分を含んだ空気は軽くなって上昇し、外側の冷たい空気との温度差によって結露して、水となって下に落ちていくものと考えられます。その結露対策のために、完全に密封状態にはせず、四隅の上部及び下部に隙間をあえて残しております。(光を必要としない面をダンボールで覆ってしまえば、隙間を残す必要はなかったかも…)

プチプチハウス


さてさて、このプチプチハウスの性能です。何も熱源がありませんと、ゆっくりと周りの室温と同じになっていきます。ここに熱源を投入します。

ぺりどっとが熱源として投入したのは、コレ!


布団乾燥機です。

布団乾燥機は乾燥機では無い。ヒーターである。
引用元)ミニマリストのブログ-この男、結婚しても働かないぞ 16/11/15

(前略)
私は布団乾燥機を布団を乾燥させるために使った事は一度も無い。
これは乾燥機ではない、非常に優秀なヒーターである。

(中略)
そして、機械の機構自体が至極単純で、こういうものは得てして馬鹿みたいに長持ちする。
私の使っている布団乾燥機は、かれこれ十年以上使っていて、そこらにぶつけたり落としたり倒したり散々やっていて、薄汚れ、蓋が壊れ、取っ手が取れてしまっているが、内部の機械は壊れる気配が無い。

この相棒がとうとう活躍する季節がやって来た。
これさえあればストーブなど必要無い。

もし貴方が布団乾燥機をそんな使い方した事ないというのであれば、強くお勧めする。
重ねて言うが、布団乾燥機は極めて優秀な暖房器具なのだ。
(以下略)

ということなので、中古で充分との考えにいたり、真夏のうちにオークションで出品されていたモノを1円で落札してゲット! 布団や衣類の乾燥モード、ダニパンチ、温めモード、タイマーなどの機能も充実していました。温風の吐出口を測定すると44℃ほどになりました。結構温かいです♪

ぺりどっとがメインで1日を過ごしているリビングをこの布団乾燥機で15分ほど温めてみると、

リビング 13℃→14℃

と、わずか1℃しか上昇しませんでした。


プチプチハウスにも同様にして温風を送り込んでみると、

プチプチハウス
 ■プチプチ 2重層    9℃→15℃
さらにプチプチを追加
 ■プチプチ3~4重層 12℃→22℃

プチプチをたくさん被せれば被せるほど断熱効果は高まるようです。このように小さい容積であれば、より少ない熱量でも充分温めることが可能となります。
さらに容積の少ない就寝用のテント内にも15分ほど温風を送ってみると、

就寝用テント 10.5℃→29℃
(アウトドア用の屋外用テント使用)

測定したのは12/24夜でしたが、真夏の激アツレベルにまでヒートアップしちゃいました!!

さてさて、このプチプチハウスでは、この布団乾燥機以外にも、熱源としていろいろなモノが使われております。

  • 白熱電球
  • 湯たんぽ
  • 電気ケトル
  • カセットコンロ
  • 炊飯器
  • パソコン
  • モニター
など

プチプチハウス内で熱源としても活躍する白熱レフ電球


この小さなハウス内ですと、こういったモノでさえハウス内の熱源として有効活用できるんです。もちろん、ぺりどっと式入浴に使うお湯沸かし用のヤカンも、炊飯も、調理も。。。

次回へと続きます。

(まの爺)
プチプチ!!
かように防寒グッズとなる優れものであったか、予想は大外れぢゃ!
そう言えば以前、ぴょんぴょん先生の大豪邸にもプチプチ・カーテンがぶら下がってるらしいとの衝撃情報を入手したのぢゃ。そんなはずはなかろう、それは現代アートのオブジェなのでは?と直接ご本人に伺ってみたところ、のどかに
「プチプチだよ〜。窓にも貼ってるよ〜。」とのご回答ぢゃ。ひょえ〜!
セレブ御用達プチプチ。
積雪の中というのに、ぺりどっと邸内のプチプチハウスも常夏の暖かさを誇り、マハラジャ・ライフを実現していたのであった。
その上、皆の衆、気づかれたかな?
プチプチハウスの横で、ピヨちゃんマーラーが守護!
布団乾燥機もガンバるはずぢゃ。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ~♪


Writer

ぺりどっと

ぺりどっと

健康マニア!インド渡航歴13回。
東京は築地生まれの江戸っ子!
試したがりの変わり者♪
移住してきた瀬戸内海の離島の古民家や海、山、畑でゆったりと過ごしながら、時事ブログの記事編集のお手伝いをさせて頂いておりましたが、山口の山奥に引っ越しました。
ぺりどっと通信で時事ブログの品位と波動を下げないかどうかが、ますます心配です。

■ 勝手に編集後記 ■

ホームセンターでプチプチロール130cm×42mを購入してバイクで運んでいたのですが、途中、警察に止められ、有難いご指導を賜りました(ちなみにキップは切られず、ご注意だけ)。その警察官の方々と3人がかりで、42mのプチプチロールを広げ、適当な大きさで畳み込むことと相成りました(笑)

♪ もしも~ 私が~ 家を~ 建てたなら~ ♪

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