寒さがますます厳しくなってまいりました。コチラ"ぺりどっとの棲み処"では、外気温-3℃を記録し、早くも初雪が降りました。
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アイガイ!ぺりどっとです。カナダ先住民イヌイットの人たちが話すイヌクティトゥット語の"こんにちは"です。挨拶の時には、自分の鼻先と相手の鼻先をこすり合わせる(左右に首を振る感じ)ようです。ちなみに、ニュージーランドのマオリ族も同じジェスチャーをするとのこと。
ぺりどっと通信1で暖房を使わない生活をご紹介させていただきました。その後、読者の方々から、
などなど、クレーム心温まるような生の声を有難く頂戴いたしました。
そこで、
暖房や断熱などについて追及してみました。
人類は、大地での外敵や雨、雪、風、寒さなどから逃れるために、その大地に家なるものを作って対処し過ごしてまいりました。
そこで、
ぺりどっとは、室内での寒さから逃れるために、その室内に小さな家なるものを作って対処しようという考えに至りました。
そうです。
家の中に小さな家、小屋を建てるんです。ちょうど、バックの中に入れるバックインバックみたいな感じです。
小屋には、その小さき容積ゆえに暖房にかかる熱量が少なくて済むという大きな利点があります。そして、無理をせず、ぺりどっとらしく安価で簡単に出来るものというコンセプトの元、進んで参りたい所存です。では、頭の中に次々に湧き上がってきたぺりどっと案のご紹介です。
■ぺりどっと案その1 建築用の断熱材
家の断熱材そのものを使って、その小屋を作ろうと思いました。実際の家の建築資材として使われてる断熱材ですから、その断熱効果は最高です。固い発泡スチロールのようなもので、カネライトフォームやスタイロフォームというものが有名です。しかしながら、コストもそこそこかかりますし、これで小屋を作ると、中は真っ暗。完全に穴倉生活になっちゃいます。できたら、昼間くらいは外の明かりも取り入れたいところです。
■ぺりどっと案その2 ビニールハウス
部屋の電灯がそのまま使えるし、昼間は外の日光も取り入れられます。農業用のビニールハウスは、中で暖房を焚いて温めていますので、コンセプト的には同じです。ただ、外ではないので、晴れの日の日光の光や熱の恩恵にはあまりあずかれません。地面に建てるわけではないので、室内では湿気との戦いになるかと思われます。
■ぺりどっと案その3 テント
ぺりどっと通信1のとき同様、今季も部屋の中にテントを張って、その中で就寝しております。こんなアホな方法、誰か他にやってる人がいないか検索してみましたら、いましたいました!というか結構います。自作でテントを作ってる方さえいます。
日本より寒い韓国では、床暖房(オンドル)などの暖房がより発達していますが、5年ほど前より就寝用の室内テントが流行ってるそうです。専用の室内テントはアウトドア用とは異なり、底の部分がないので、ベッドや布団の上に取り付けて使うことも出来、さらに見た目もカワイイ♪ この室内専用テントは日本でも販売されています。ちなみに、ぴょんぴょん先生も室内テントをされてると聞いて大変恐縮しております!
というわけで、
この有用なテント! 寝床用だけでなく、作業用に大きめのテントを室内に張ったらどうだろうと思いました。ただし、アウトドア用テントは全体がビニールで出来ていて密閉してしまう形のものが多いので、どうしても湿気がすごいことになってしまいます。
■ぺりどっと案その4 ダンボール
ダンボールには、断熱の効果が高い、とても入手しやすい、湿気が籠らないといった利点があります。ただし、暗くなってしまうという欠点も。
実際に、北海道でダンボールでの断熱に成功して生活している御仁を発見いたしました。その御仁は札幌の郊外にて築40年の一軒家にお住い。外気温は-16℃まで下り、積雪は138cmにまで達するという環境下での、家の中のダンボール小屋です。
このように見事なまでに、ダンボールの断熱効果のポテンシャルを最大限に引き出しておられます。このサイトを発見したとき、ぺりどっとは狂喜乱舞!!ぺりどっとのコンセプトを見事に体現してます!
ちなみに、
冬場の北海道では暖房をガンガン焚くことが当たり前でして、札幌の一軒家でひと月に灯油500リットルほども使うとのこと。建物や家は異常なまでに暑くして、中では半そで短パンで過ごし、ビールやアイスの消費量が増えるという事実。。。(しょうラジオ。より)
冬の札幌でさえも、ダンボール小屋が断熱に有効であるという事実を教えていただいたお陰で、前冬-16℃を記録した"ぺりどっとの棲み処"辺り(前冬は特別で、通年の最低気温は-10℃ほど)でも、全く問題なく冬を越せると心の底から確信いたしました。
コストや湿気、採光、作りやすさ、利点、欠点など、様々な面から考慮した結果、ぺりどっとが選んだのは。。。
→To Be Continued
(まの爺)
ハウス イン ハウス、、、。
大人になっても基地ごっこを楽しんでおられるような防寒対策ですなあ。
暖かさと遊び心を同時に満たすアイデア、なるほど、ぴょんぴょん氏も気に入られるはずぢゃ。
大震災の折、ダンボールで出来たベッドやシェルターが紹介されておったが、ダンボールはことの外、使いやすく快適な素材のようですな。
となると、ぺりどっとさんの新基地構造、まの爺の予想では、ふむ、まずダンボールは床にたっぷり2重に敷いて湿気対策、その上に底なしの室内専用テントを置いて、寒さが厳しい場合はそのテントに去年のブルーシートを扉代りに被せるというものぢゃ。
当たってますかの?次回が楽しみぢゃ。
…しかし、アレをバイクで運ぶのは、大変だったわい。。。
ぺりどっと通信1で暖房を使わない生活をご紹介させていただきました。その後、読者の方々から、
「寒さが苦手なので、アレだけは真似できない」
「洗腸と寒さだけは無理無理ー!マジ勘弁してほしい」
などなど、
そこで、
暖房や断熱などについて追及してみました。
人類は、大地での外敵や雨、雪、風、寒さなどから逃れるために、その大地に家なるものを作って対処し過ごしてまいりました。
そこで、
ぺりどっとは、室内での寒さから逃れるために、その室内に小さな家なるものを作って対処しようという考えに至りました。
そうです。
家の中に小さな家、小屋を建てるんです。ちょうど、バックの中に入れるバックインバックみたいな感じです。
小屋には、その小さき容積ゆえに暖房にかかる熱量が少なくて済むという大きな利点があります。そして、無理をせず、ぺりどっとらしく安価で簡単に出来るものというコンセプトの元、進んで参りたい所存です。では、頭の中に次々に湧き上がってきたぺりどっと案のご紹介です。
■ぺりどっと案その1 建築用の断熱材
家の断熱材そのものを使って、その小屋を作ろうと思いました。実際の家の建築資材として使われてる断熱材ですから、その断熱効果は最高です。固い発泡スチロールのようなもので、カネライトフォームやスタイロフォームというものが有名です。しかしながら、コストもそこそこかかりますし、これで小屋を作ると、中は真っ暗。完全に穴倉生活になっちゃいます。できたら、昼間くらいは外の明かりも取り入れたいところです。
■ぺりどっと案その2 ビニールハウス
部屋の電灯がそのまま使えるし、昼間は外の日光も取り入れられます。農業用のビニールハウスは、中で暖房を焚いて温めていますので、コンセプト的には同じです。ただ、外ではないので、晴れの日の日光の光や熱の恩恵にはあまりあずかれません。地面に建てるわけではないので、室内では湿気との戦いになるかと思われます。
■ぺりどっと案その3 テント
ぺりどっと通信1のとき同様、今季も部屋の中にテントを張って、その中で就寝しております。こんなアホな方法、誰か他にやってる人がいないか検索してみましたら、いましたいました!というか結構います。自作でテントを作ってる方さえいます。
日本より寒い韓国では、床暖房(オンドル)などの暖房がより発達していますが、5年ほど前より就寝用の室内テントが流行ってるそうです。専用の室内テントはアウトドア用とは異なり、底の部分がないので、ベッドや布団の上に取り付けて使うことも出来、さらに見た目もカワイイ♪ この室内専用テントは日本でも販売されています。ちなみに、ぴょんぴょん先生も室内テントをされてると聞いて大変恐縮しております!
というわけで、
この有用なテント! 寝床用だけでなく、作業用に大きめのテントを室内に張ったらどうだろうと思いました。ただし、アウトドア用テントは全体がビニールで出来ていて密閉してしまう形のものが多いので、どうしても湿気がすごいことになってしまいます。
■ぺりどっと案その4 ダンボール
ダンボールには、断熱の効果が高い、とても入手しやすい、湿気が籠らないといった利点があります。ただし、暗くなってしまうという欠点も。
実際に、北海道でダンボールでの断熱に成功して生活している御仁を発見いたしました。その御仁は札幌の郊外にて築40年の一軒家にお住い。外気温は-16℃まで下り、積雪は138cmにまで達するという環境下での、家の中のダンボール小屋です。
反骨のフォークシンガー強力ばか本「段ボールで部屋作り 耐寒奮闘記」より
数々の防寒対策の中で一番効果があったのは居間のなかにダンボールで部屋を作ったことだ。 広さは2畳。高さ180cm。中にパソコンとプリンターを入れた。明かりとして電球をつけた。
(中略)
外の温度、つまり居間の温度を7度位にしておくとこの中は15度位になった。一応、電気ストーブを入れてあるので、たまに付けた。350wで5分もつけると暑くなる。だから電気代はほとんどかからなかった。
(中略)
床を暖めるためにセンターラグをニトリで買って敷いた。これはかなり効果があった。それから壁に更にダンボールを貼り足した。おそらくすべての壁がダンボール4重位になっているだろう。これも効果があった。
(中略)
屋根には物をおいた。断熱性は壁の暑さに比例する。だからものをおいてそれで断熱性を高めようとしたわけだ。それから床をダンボールで補強等々。そうして2月半ばころにはすっかり温かいシェルターができたのであった。
(中略)
数々の防寒対策の中で一番効果があったのは居間のなかにダンボールで部屋を作ったことだ。 広さは2畳。高さ180cm。中にパソコンとプリンターを入れた。明かりとして電球をつけた。
(中略)
外の温度、つまり居間の温度を7度位にしておくとこの中は15度位になった。一応、電気ストーブを入れてあるので、たまに付けた。350wで5分もつけると暑くなる。だから電気代はほとんどかからなかった。
(中略)
床を暖めるためにセンターラグをニトリで買って敷いた。これはかなり効果があった。それから壁に更にダンボールを貼り足した。おそらくすべての壁がダンボール4重位になっているだろう。これも効果があった。
(中略)
屋根には物をおいた。断熱性は壁の暑さに比例する。だからものをおいてそれで断熱性を高めようとしたわけだ。それから床をダンボールで補強等々。そうして2月半ばころにはすっかり温かいシェルターができたのであった。
(中略)
このように見事なまでに、ダンボールの断熱効果のポテンシャルを最大限に引き出しておられます。このサイトを発見したとき、ぺりどっとは狂喜乱舞!!ぺりどっとのコンセプトを見事に体現してます!
ちなみに、
冬場の北海道では暖房をガンガン焚くことが当たり前でして、札幌の一軒家でひと月に灯油500リットルほども使うとのこと。建物や家は異常なまでに暑くして、中では半そで短パンで過ごし、ビールやアイスの消費量が増えるという事実。。。(しょうラジオ。より)
冬の札幌でさえも、ダンボール小屋が断熱に有効であるという事実を教えていただいたお陰で、前冬-16℃を記録した"ぺりどっとの棲み処"辺り(前冬は特別で、通年の最低気温は-10℃ほど)でも、全く問題なく冬を越せると心の底から確信いたしました。
コストや湿気、採光、作りやすさ、利点、欠点など、様々な面から考慮した結果、ぺりどっとが選んだのは。。。
→To Be Continued
(まの爺)
ハウス イン ハウス、、、。
大人になっても基地ごっこを楽しんでおられるような防寒対策ですなあ。
暖かさと遊び心を同時に満たすアイデア、なるほど、ぴょんぴょん氏も気に入られるはずぢゃ。
大震災の折、ダンボールで出来たベッドやシェルターが紹介されておったが、ダンボールはことの外、使いやすく快適な素材のようですな。
となると、ぺりどっとさんの新基地構造、まの爺の予想では、ふむ、まずダンボールは床にたっぷり2重に敷いて湿気対策、その上に底なしの室内専用テントを置いて、寒さが厳しい場合はそのテントに去年のブルーシートを扉代りに被せるというものぢゃ。
当たってますかの?次回が楽しみぢゃ。
…しかし、アレをバイクで運ぶのは、大変だったわい。。。