注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
イェーニッシュ博士はタイ・メディカル・ニュースの取材に対し、「コロナウイルスの配列がヒトのゲノムに組み込まれることを示す明確な証拠が得られた」と述べています。
(中略)
研究者らはこの論文で、LINE-1要素を増やしたヒト細胞にコロナウイルスを感染させると、SARS-CoV-2の配列をDNA化したものが細胞の染色体に入り込んだという証拠を試験管で示した。
(中略)
今回の研究結果は、ファイザー社とモデナ社のmRNAベースのCOVID-19ワクチンに大きな影響を与えます。また、今回の研究結果は、長期的な健康への影響や状態(LONG COVIDや、がんなどに関するその他の可能なシナリオ)に関しても大きな意味を持ちます。
ブレイキングニュース: MITとNCIによる新たな研究は、新型コロナウイルスの遺伝子がヒトのDNAに融合できるという論争の的になっている主張をさらに裏付ける証拠を提示しました!https://t.co/g0pd0ahPzE
— fdzaraf (@fdzaraf) May 8, 2021
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SARS-CoV-2のRNAシェディングの長期化やPCR陽性検査の再発は、回復後の患者で広く報告されているが、これらの患者はほとんどの場合、非感染者である。そこで我々は,SARS-CoV-2のRNAが逆転写されてヒトゲノムに統合され,統合された配列が転写されることでPCR陽性反応が生じるのではないかと考えた。この仮説を裏付けるように、SARS-CoV-2に感染した培養細胞や患者の初代細胞の公表されたデータセットの中に、ウイルスの配列と細胞の配列が融合したキメラ転写物が見つかり、ゲノムに統合されたウイルスの配列が転写されていることが確認された。ウイルスのレトロインテグレーションの可能性を実験的に裏付けるために、我々は、SARS-CoV-2のRNAがLINE-1要素からの逆転写酵素(RT)またはHIV-1 RTによってヒト細胞内で逆転写され、これらのDNA配列が細胞ゲノムに統合され、その後、転写されることができるという証拠を示した。ヒトの内因性LINE-1の発現は、SARS-CoV-2の感染時や培養細胞でのサイトカイン曝露により誘導されたことから、患者におけるSARS-CoV-2のレトロインテグレーションの分子メカニズムが示唆された。SARS-CoV-2感染のこの新しい特徴は、患者が回復後もウイルスRNAを産生し続ける理由を説明するとともに、RNAウイルス複製の新たな側面を示唆している。
(以下略)
「新型コロナ のRNAは逆転写され、ヒトゲノムに組込まれる」2020年12月12日論文
— Hero (@laddiecherie) February 24, 2021
完治したのに、PCR検査で再び陽性反応が出た人のDNAに新型コロナの遺伝子が組込まれていた・・・ https://t.co/budT9WGpX4
HIVのようなレトロウイルスは自分自身のゲノムはRNAですが逆転写酵素を持ち、これを使ってDNAを作ります。その結果、DNAは宿主のゲノムDNAの中に組み込まれ、安定した潜伏感染を形成します。ヘルペスウイルスやパピローマウイルスに代表される2本鎖DNAウイルスも宿主の核内に安定して慢性感染します。
— Hero (@laddiecherie) February 24, 2021
長期のSARS-CoV-2 RNA放出とPCR検査の再陽性は、回復後の患者で広く報告されています。ここでは、SARS-CoV-2 RNAが逆転写されてヒトゲノムに組み込まれる可能性と、組み込まれた配列の転写が、患者が回復後もウイルスRNAを産生し続けることができ、PCR検査の再陽性の原因となる可能性を調べています。
— Hero (@laddiecherie) February 24, 2021
「SARS-CoV-2感染のこの新しい特徴は、患者が回復後もウイルスRNAを産生し続けることができる理由を説明し、RNAウイルス複製の新しい側面を示唆している可能性があります。」
— n (@nagainu_d) February 24, 2021
これってヘルペスウイルスのようにってことですか?💧
ヘルペスウィルスのように潜伏していて。。ということは、免疫力が落ちた時などにまた発症するということですか。。
— yukihakonko🐾 (@silverdaisy18) February 25, 2021
そうだとすると、これはなかなか根絶できないのでは。。🥺
その可能性がありますね。再燃時の治療薬や、再燃を予防する薬、もしくはサプリ等の開発も急がれますよね。
— Hero (@laddiecherie) February 25, 2021
今の日本では、単なる後遺症としての位置付けですので、持続・潜伏感染なら、根本から評価をかえていかないといけないことと思います。国民のコロナに対する認識も、一変することでしょうね。
なるほど、それが完治しない理由ですか。
— ろんぱあるうむ (@rompaaroom) February 24, 2021
そうなると、ワクチンも危ないですね😥
冒頭の記事は、“SARS-CoV-2 遺伝子がヒト宿主の DNA に統合できるという論争の的になっている主張を裏付ける証拠を新たに発見した”というもの。「コロナウイルスの配列がヒトのゲノムに組み込まれることを示す明確な証拠が得られた」ということから、ファイザー社とモデナ社の mRNA ベースの COVID-19 ワクチンでも、同様のことが起こると考えられます。
これらのことは、パンデミックの当初から噂されていた事柄ですが、どうやら事実らしい。そうすると、“ヘルペスウィルスのように潜伏していて…免疫力が落ちた時などにまた発症する”という事が起こるかも知れません。
2020年10月4日に記事で、“慈恵医科大学の近藤一博教授の研究チームが、ヒトヘルペスウイルス6の遺伝子がうつ病の原因となるたんぱく質を作っていることを発見した”ことをお伝えしました。疲労やストレスで、潜伏感染していた「ヒトヘルペスウイルス(HHV)-6」が再活性化し、「脳の神経を障害してうつ病を引き起こす」のではないかというものでした。
2020年11月7日の記事では、“ヘルペスで「うつ病」が起きるなら、人を殺せる新型コロナウイルスの場合には、何が起きるのかを想像するとヤバイ”とコメントしたのですが、今回の論文は、そうしたことを考慮しておかなければならないことを示していると思います。
ヘロさん(ローマ字読み?)は、「今の日本では、単なる後遺症としての位置付けですので、持続・潜伏感染なら、根本から評価をかえていかないといけない」と言っていますが、その通りだと思います。