ぴょんぴょんの「国連はなにしてる?」 〜ルシファーを崇拝し、新世界秩序を目指す国連

 ルワンダでPKO司令官を務めたロメオ・ダレール氏の、「なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか」を読んでいます。
 ぶ厚いし、字は小さいし、軍人の書いた固い文章の上に翻訳で読みづらいですが、ジェノサイドを目の当たりにして、何もできなかったPKOの実態がリアルにわかります。
 無能でやる気のない国連相手に、正義漢ゆえに追い込まれていく司令官が哀れです。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「国連はなにしてる?」 〜ルシファーを崇拝し、新世界秩序を目指す国連

世界の和平や紛争を解決しているわけではない国連


あ〜あ、国連て、こんなにショボい組織だったのかあ。

いきなり、なんの話だ?

PKOは、ルワンダの虐殺に、手も足も出なかったんだよ。

キガリ虐殺記念センターの壁に記された犠牲者の名前
Author:Fanny Schertzer[CC BY-SA]

「手も足も出なかった」んじゃなくて、「出さなかった」んだろ?

出そうとしたんだよ、でも、国連がブレーキになって。

そもそも、そうゆうの、国連の本業じゃねえしい。

ウソ!
国連は、世界の和平や紛争解決するのが本業だよ。

わかってねーなー、そりゃ、世をあざむく仮の姿さ。

信じられない。
でも、ルワンダは、ほんとに大変だったんだ。
ISISやBlack Lives Matterみたいな、戦闘訓練を受けて武装したならず者部隊がいて、武器庫の検査許可を頼んでも、国連はOKを出さない。
ルワンダの要人警護のために兵士が足りなくなって、補給を頼んでも、ナシのつぶて。
おカネもないし、人手も足りない。
司令官なのにトイレットペーパーの心配までしなくちゃならないって、ひどくない?

ま、そんなとこだろう。
ふつうPKO司令官なら、戦地であっても、豪華な邸宅に安全な暮らしを保証されて、任期が終われば帰れるだけだからな。

ダレール司令官は、そうゆう特別待遇を断って、自腹切ってまで部下のそばにいた人。
そういうりっぱな司令官なのに、国連はまったく協力しなかったんだ。
国連てケチなの? おカネがないの?

あるとこにはある、腐るほどある。
だが、それを肝心な場所に回してねえだけ。

つまり、アフリカだから?
小国で何の資源もない、ルワンダだったから?

国連の活動資金は、誰が出してるか知ってるか?

国連加盟国でしょ。

そうだ、国連に加盟する192カ国が、決められた分担率にしたがってカネを出している。
「こくれんあんぽり 」、聞いたことあるだろ?

国連ジュネーブ事務局
Author:Tom Page[CC BY-SA]


「あんぽり」、何だっけ?

「国連安全保障理事会」の略だよ。
国連で何かを決める時、決定権をもつのが「あんぽり」。
アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアの常任理事国5カ国と、10カ国の非常任理事国から成り立っている。


日本は入ってないんだ?

決定権を持ってる「あんぽり」常任理事国は、第2次大戦の戦勝国で成り立ってるからな。

ええ?! 日本はたくさんおカネを出してるのに?

ちなみに、2021年度に国連に支払われる負担額は、
 1位 アメリカ  698.70万ドル (22%)
 2位 中国    347.30万ドル (12%)
 3位 日本    247.70万ドル (8.6%)
外務省
日本は、第3位だ。

1ドル100円とすると、日本の分担金は247億円だよ!
そんなに払って、決定権がないの? そんな規則、変えるべきだよ。

たとえ、規則を変えましょうと言ったところで、「あんぽり」の常任理事国の拒否権によって、1カ国でも反対したらおしまい。つまり、永遠に今のままってこと。

国連て、そういうとこだったのか。

・・宗教団体だからな。

???



ムダメシぐらいが多い国連


ま、その話は置いといて、
国連も、経営難で困っとるらしい。

ウソっ! どこが、経営難?
さっきの負担金を合計すれば、2954.90万ドル、2954億円も入るんだよ。

2018年、グテーレス国連事務総長は訴えた。
「現金がすぐに底をつきそうだ」「かつて経験したことがない現金の不足状況」。
理由は、大口アメリカを含む81カ国が、カネを払ってなかったから。

日本経済新聞

グテーレス国連事務総長

どこの国も、そんな余裕ないからね。

2019年も、カネを出したのは加盟国の70%だけ。
「国連は(2019年)9月末に2億3000万ドルの現金不足に陥り、このままでは流動性準備金も今月末までに使い果たす恐れがある」。(AFP

ちゃんと経営やってんのかな?

圧倒的に、ムダなのは人件費だな。
なにせ、職員の増え方が異常だ。
1964年は約1,200人だったのが、現在では52,000人以上。
予算の7割が、職員の給与と経費に使われている。
しかも、「国連職員の約半分が、まったく何の役にも立っていない」と、きてる。
えすみの日記

ムダメシぐらいが多いってことだね。

創設以来初めて受けたという監査でも、あきれる結果だった。
「国連が世界で最も腐敗している機構だという結論に達した。
これほどまでに、日常から詐欺行為が横行している公共団体は、他にはあるまい」。
えすみの日記

あっちゃー!! 

さらに、国連の予算配分は非公開で秘密だそうだが、28年間ずっと、不正疑惑の絶えないヤツが予算を決めているらしい。
えすみの日記

なんか、ツッコミどころ満載だね。

だから、最初から経営のことなんざ考えちゃいねえのよ。
目的は別にあるからよ。


国連の本当の目的


さっきから、気になってるんだけど、国連の本当の目的ってなに?

おめえ、国連ニューヨーク本部にある、「瞑想室」を知ってるか?

そうゆうの、あってもいいんじゃない?
どんな公共施設にも、静かに座れる場所は必要だからね。

てゆうか、ここは国連にとって重要な場所なんだ。
「瞑想室」を作った2代目事務総長ハマーショルドは言った、
「この部屋を国連の中心にすべき」と。
DAG HAMMERSKJÖLD

へえ、どんなとこか見てみたい。

動画がある。
1:05 から、国連の「瞑想室」に入っていくぞ。

The SECRET MEDITATION ROOM in the United Nations Headquarters

あの、ど真ん中にデーンと置かれてる、黒いのは?

鉄鉱石。
「神の本質的な一体感を呼び起こすとされ・・人間が多くの名前と形で崇拝する神に捧げられている」。
DAG HAMMERSKJÖLD

神さまと関係がある石なんだね。
でも、黒くて四角ってことは、ブラックキューブの象徴?

お! わかってらっしゃる!
「実はこの『ブラック・キューブ』というのは、カバールが『新世界秩序(NWO)』を実現した時に、地球を支配する『人工知能666』です。」(時事ブログ) 

ええ?! 
国連の「瞑想室」から、「カバール」「NWO」「666」につながるの?!

やっとわかったか、これが国連の本質さ。
「瞑想室」の管理人は「ルシス・トラスト」。
時事ブログ
「ルシス・トラスト」というのは、神智学協会の出版社だ。

国連 ⇨「瞑想室」⇨ ブラックキューブ ⇨ 神智学? 

「神智学徒のアリス・ベイリーは、1922年に『ルシファー出版社』を設立しましたが、後にルーシス・トラストと改名しました。ロックフェラー家がパトロンの団体です。」(時事ブログ) 

アリス・ベイリー
Wikimedia_Commons[Public Domain]

ロックフェラーともつながってる。

国連本部の敷地を買うとき、大金をポンと出したのはロックフェラー。
ちなみに「ルシス・トラスト」は、国連、グリーンピース、アムネスティ・インターナショナル、ユニセフのスポンサー。

Jesus Is Precious org.


へえ?!

アリス・ベイリーは、「一つの世界政府の新世界秩序」を目指していた。
だから「ルシス・トラスト」の目的も、「統一された平和な世界への最良の希望として、国際連合とその専門機関の活動を支援すること。」
LUCIS TRUST

「統一」された世界をつくるために、国連を支援する。
やっぱ、NWOを目指してるんだ。

わかったか、「国連は、古来のオカルトやフリーメーソンの原理に基づいた『ニュー・スピリチュアリティ』や『新世界秩序』を世界に向けて発信してきた機関です。
Jesus Is Precious org.
この流れは、国連の前身、国際連盟にさかのぼる。
国際連盟の設立にかかわったアーサー・バルフォアは、パレスチナに「ユダヤ人のための国民の家」を建設すると宣言した「バルフォア宣言」で有名な御仁。
彼は「心霊研究会」 の総裁を務め、世界統一宗教を目指した「総合会」の設立者だった。

国際連盟のころから、スピ系だったんだ。

そうさ、しかも、国連の宗教は世界統一宗教。
「国連の神とは、あの米ドル札に記されているピラミッドと目で象徴される『万物を見通す目』である。」(ミレニアム

米ドル札に記された『万物を見通す目』
Author:Mark Turnauckas[CC BY]

一つの目、一つの世界、一つの宗教!

そうなるためには、「キリストの再臨」のシナリオが必要だ。
「ルシス・トラスト」が立ち上げた、国連NGO「世界善意協会(World Goodwill)」の目的は、
「キリストの再臨に向けた準備の世界で協力すること」。

Jesus Is Precious org.

はっきり言っちゃってるね。

「ルシス・トラスト」は言う、「ひとつの時代の終わりに・・世界のあらゆる地域で、教師、精神的指導者、アバターの出現が、人類の大衆によって待望され、呼び起こされます。」
「東洋で知られているように、私たちは『弥勒の時代』に近づいている・・世界教師であり、霊的ヒエラルキーの現在のトップであるキリストが、新しい時代の基調音を鳴らすために人類の間に再び現れるだろう。」(LUCIS TRUST


ミロクの時代? 
なんか、スピ系の人が飛びつきそうな話だけど、キリストってどのキリスト?

ルシファーがサナト・クマーラとくりゃ、キリストはマイトレーヤだろ。
もう、どっちも存在しねえけど。

もしかして、これ、黙示録の話?

ああ、ヤツら、黙示録のシナリオに沿って、ことを運ぼうとしてたのさ。
「マイトレーヤは人々にマイクロチップを埋め込み奴隷にしようとした獣666(ミロク)であり、竜(サナト・クマーラ)もろとも千年の無間地獄に封印する英雄が、白馬にまたがった真の救世主エノク(大天使メタトロン)というシナリオなのです。これでレプティリアンの王エノクは地球を完全支配し、神として君臨することが出来ます。・・このバカバカしいシナリオが完全に消滅したと何度も私は言っているのです。」(時事ブログ

レプティリアンに支配されなくて、良かった〜!!
てことは、国連は、世界平和のための仲介役なんかじゃなくて、世界統一政府、世界統一宗教で世界統一を目指す、ただのカルト教団じゃん。

やっと、わかったか!

ルワンダの虐殺を止める仕事は、国連の本業じゃなかったって、よーくわかった。


Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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