多くの科学者たちが懸念した、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のRNAだけではなく、「ワクチン内のmRNAがヒトDNAに組み込まれる」最悪の事態が、現実のものに!

竹下雅敏氏からの情報です。
 2021年5月8日の記事では、“アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学の研究者たちによる2020年12月の論文により、「SARS-CoV-2 RNAが逆転写されてヒトゲノムに組み込まれる可能性」が指摘され、このことは患者の回復後もウイルスRNAを産生し続ける理由を説明する”ということでした。
 また、2021年6月16日の記事では、“トーマス・ジェファーソン大学の研究者が、「ヒトの細胞はRNAの配列をDNAに変換できる」ことを示した”ということでした。
 こうした事から、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のRNAだけではなく、「ワクチン内のmRNAがヒトDNAに組み込まれる」可能性を、多くの科学者たちが懸念していました。
 今回の記事は、この懸念が現実のものであったということで、“BNT162b2(トジナメラン:ファイザー社コロナワクチン)のmRNA は、6時間以内に細胞内でDNAに逆転写される”ことが分かったというものです。
 6時間以内に細胞内でDNAに、「逆転写される」ことが分かっただけで、まだ、「逆転写されたDNAが細胞ゲノムに組み込まれているかどうかはわからない。」ということです。しかし、「逆転写」まで行って、DNAを細胞ゲノムに組み込まないというのも考えにくいので、ワクチン接種後の早い段階で、「逆転写されたDNAが細胞ゲノムに組み込まれている」と予想した方が自然かもしれません。
 予想されていたとはいえ、最悪の事態が現実のものになりつつあります。“仮にDNAに統合された場合、「一生、スパイクタンパク質の生産の命令が出され続ける」という可能性もある”のです。スパイクタンパク質は発がん物質であることが分かっており、免疫力を低下させますから、「今後数年十数年のさまざまな疾患の急激な増加は、半端なものではないかもしれない」というIn Deepさんの予想は、この通りかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)

————————————————————————
ワクチンmRNAのDNAへの「逆転写」がスウェーデンの研究で確認される。しかも接種後「6時間」という早さでヒトDNAを修飾することが示される
転載元)
(前略)
ファイザー社mRNA コロナワクチンのmRNAが、「6時間でヒトDNAに逆転写する」ことが示されたのです。
(中略)
論文は、以下にあります。

ヒト肝細胞株における InVitro でのファイザー COVID-19mRNAワクチン BNT162b2の細胞内逆転写
IntracellularReverse Transcription of Pfizer BioNTech COVID-19 mRNA VaccineBNT162b2 In Vitro in Human Liver Cell Line


論文の概要には、以下のように書かれています。ここにあるBNT162b2というのは、トジナメランとも呼ばれるファイザー社コロナワクチンの正式名称です。


> BNT162b2のmRNAは、BNT162b2に曝露されると6時間以内に細胞内でDNAに逆転写されることを示している。(MDPI
(中略)
この「ワクチン内のmRNA がヒトDNAに組み込まれる」という可能性は、ずいぶん早くから多くの科学者たちが懸念として取り上げていました。

ブログ記事としては、以下などで比較的詳細にご紹介しています。

(中略)
以前、以下の記事で、ミラノ分子腫瘍研究所に所属されていらっしゃる日本人科学者の荒川央さんのnote記事「ブレーキの無いRNAワクチン」をご紹介したことがあります。(中略)... 荒川央さんもまた、ワクチンmRNAの「ヒトDNAへの統合」を懸念されていらっしゃいました。荒川さんの解析では、ファイザー社とモデルナ社のワクチンのRNAには、「セーフティガードに当たる構造が見当たらない」のだそうです。


(荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より)
> 更なる問題は(ファイザー社ワクチン RNAの配列には)「セーフティガードに当たる構造が見当たらない」という事です。タンパクの生産は自動で開始しますが、その生産を止めるためのスイッチが見当たりません。また、ゲノムに挿入された場合にゲノムから切り出すための工夫も見当たりません。

>確率がどれくらいなのかはっきりとは分かりませんが、RNAが逆転写されてゲノムに挿入される事はあり得ます。しかしながら、ゲノムから切り出すための組換えシグナルに当たるものが見当たらないのです。

細胞生物学の手法には「ゲノムに挿入した遺伝子を切り出す技術」があり、その時に使われる遺伝子組換え配列もよく知られています。

記事にはこのようにありまして、本来なら、「ゲノムに挿入した遺伝子を切り出す技術」が人体に使われる遺伝子治療や遺伝子ワクチンには適用されるべきなのですが、「そのような部分がまったくない」のだそうです。
(中略)
仮にDNAに統合された場合、「一生、スパイクタンパク質の生産の命令が出され続ける」という可能性もあるわけです。
(中略)
自然のコロナについても、逆転写の可能性はあるのだとは思いますが、普通のmRNAなら体内で比較的速やかに分解されてしまうので、リスクの差はかなり違うと思われます。

ワクチン mRNAは、とにかく「強化」されていて分解されにくくなっています。(中略)... ワクチンmRNAは長く体内に残るために、天然ものより「逆転写しやすい」ということになりそうです。また、生産されるスパイクタンパク質も天然より量が多く構造が強くなっています。
(中略)
今後数年十数年のさまざまな疾患の急激な増加は、半端なものではないかもしれないですね。
(中略)
公開された研究は、ワクチンmRNA が6時間という速さでヒトDNAを修飾することを示す。以前は決してDNAには入らないと言われていたが

医学誌に掲載されたスウェーデンのルンド大学の研究者たちによる新しい研究は、ファイザー社のCOVID-19 ワクチンmRNA が、曝露後わずか6時間でヒトDNAに逆転写することを示している。

以前は、ファイザー社ウェブサイトや、ロイターのファクトチェックで、これらのCOVID-19 ワクチンmRNA は、決してDNAに侵入することはなく、DNAを変更することもできないと言われていた(ロイターのCEOは、ファイザー社の取締役会に参加していることに注意してほしい)。
(中略)
米国の研究者たちによる2021年5月の研究では、COVID-19を引き起こすウイルスである SARS-CoV-2がヒト DNAに逆転写する可能性があることを示した。
(中略)
ルンド大学の研究チームは(中略)... ファイザー社COVID-19ワクチンでも同じことが起こり得るかどうかを懸念していた。

そこで、研究チームは、この研究で、BNT162b2がヒト肝細胞株に及ぼす影響を研究室で調べ、BNT162b2が内因性メカニズムを介してDNAに逆転写できるかどうかを調査することを目指したと彼らは述べている。
(中略)
研究結果は、試験細胞における高レベルのBNT162b2(ワクチン成分)の検出と、内因性逆転写酵素である長鎖散在核要素-1(LINE-1)の遺伝子発現の変化を示した。

以前の研究では、LINE-1タンパク質の核への侵入がレトロトランスポゾンと関連していることが示されていることに注意する必要がある。

研究チームはさらに、LINE-1が上昇したときにBNT162b2がDNAに逆転写されるかどうかを調べた。

研究チームは、すべての時間枠にわたって0.5mgのBNT162b2に曝露された細胞株のDNAを精製した結果として、ファイザー社ワクチンが6時間間隔でヒトDNAに逆転写されることを確認した。
(中略)
2021年10月の、スウェーデン・ウメオ大学の科学者たちによっての注目すべき非常に重要な以前の研究では、SARS-CoV-2とワクチンによって生成されたスパイクタンパク質の両方が細胞核に豊富にあり、それは「DNA修復タンパク質の動員を妨げる」ことを見出している。

今回のルンド大学の研究チームは次のように結論付けている。

「私たちの研究は、BNT162b2が肝細胞株 Huh7の DNAに逆転写される可能性があることを示している。これにより、BNT162b2由来のDNAが宿主ゲノムに組み込まれ、ゲノムDNAの完全性に影響を及ぼし、遺伝子毒性を媒介する可能性があるという副作用が生じる懸念がある」

現段階では、BNT162b2から逆転写されたDNAが細胞ゲノムに組み込まれているかどうかはわからない。BNT162b2に曝露された細胞、および BNT162b2ワクチンを受けたヒト被験者の組織の全ゲノム配列決定を含む、ゲノムの完全性に対するBNT162b2の効果を実証するために、さらに緊急の研究が必要だ」
(以下略)

Comments are closed.