私の身近だと、最初のエビデンス悪用はこれ#心筋炎リスク情報
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
友人の医師がこのフライヤーをSNSで紹介した。無批判に。
だけどこのフライヤーには、最初の心筋炎リスク誇張が含まれていた
1/n https://t.co/xZgI6txjdI
2021年9月のフライヤー「新型コロナに罹患したときの心筋炎のリスクの方が、接種の副反応で心筋炎になるリスクより圧倒的に高いですよ」と言っている
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
その根拠を辿っていくと、誇張もいいとこ。悪質
2/n
パンフで根拠として参照されているのが、日本循環器学会が厚労省に提出したこのメモ。https://t.co/8ku9X6FfYY
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
「新コロ罹患したら2.3%が心筋炎」という印象を与えている
んなわけあるかい…
ソースの論文を辿ってみると、、、
3/n pic.twitter.com/AJGQTI3Pcu
この研究、信頼性は激低
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
・米国大学生トップアスリートというかなり特殊な母集団
・臨床症状ないのに心臓MRI使って炙り出した不顕性心筋炎が多数(大半がその後は回復したようなレベルらしい)
・新コロとの因果関係は全く不明(罹患後14週に不顕性心筋炎が見つかった人さえも含まれてる)
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その他、パンフとしての誤導は他にも:
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
・本来は「日本の全子どもの中で、新コロ罹患するリスクのうち、さらにそのうち心筋炎になるリスク」とワク心筋炎リスクを比較すべきなのに、恣意的な比較対象
5/n
・時間経過とともにリスクが変わっていくことも無視されている。
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
「接種せず新コロ罹患すると免疫ができ、その後かからなくなるand/orかかっても症状軽くなる」という要素がある一方、接種は「接種心筋炎リスク+それでも罹患した際のリスクとなる」だし、
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「一定期間ごとに接種を繰り返す必要があるので心筋炎リスクは増えていく」という側面もある。
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
要するに接種の方のリスクをシンプル説明にして低く見せすぎ。
そんな簡単な話じゃないし、まだ分かってることも少なかった時期に、なんだよこの断言。
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・もっと言うと、新コロの陽性者数や重症者・被害者は日本と他の国、年齢等でぜんぜん違う。この当時(今も)、日本は世界でもトップクラスに被害が少なかった。それなのにこのパンフは、米国人しかも特殊な母集団(なお心筋炎リスクは普通より高い)を対象とした一論文のリスクと比較した
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
8/n
以上、専門家だとか学会だとかが、(ワク射たせたくてかどうかまではもちろん断定できないけど)心筋炎リスク比較に対して早くから恣意的・バイアスまみれだったことの、もう一つの傍証です。
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
※論文はこちらhttps://t.co/3zB7MYH6tb
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「ワク心筋炎はリスク小・新コロ心筋炎は大(2.3%)」と誤導してる件、
— rhwtsh (@rhwtsh) February 13, 2022
後者の元はこの論文https://t.co/3zB7MYH6tb
罹患後14週に不顕性心筋炎が見つかった人さえも含まれてる…
臨床症状ないのに全員に心臓MRIして見つけてる…
ワク心筋炎も同じように追跡した結果とじゃないと比較できなくない?
それです
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
・トップ大学アスリート(心臓への負荷は激強)
・不顕性をわざわざMRIで見つけてる
・予後不明(全員完治らしい)
・因果関係が不明。というか怪しい(罹患後かなりの期間経過後まで含めてる)
「結論:まだ何も言えねえ」とするレベルの論文だったかと。
・あくまで米国。日本ではない
— rhwtsh (@rhwtsh) June 8, 2022
・トップ大学アスリート(心臓への負荷は激強)
・不顕性をわざわざMRIで見つけてる
・予後不明(全員完治らしい)
・新コロ罹患との因果関係が不明。というか怪しい(罹患後かなりの期間経過後まで含めてる)
新型コロナ 命を守る行動を
— タマホイ🎶🍃🗻 (@Tamama0306) June 9, 2022
こびナビ
木下 喬弘 pic.twitter.com/9j3DbzgDYM
rhwtshさんのツイートによると、佐久市の小児科医が感染症対策のチラシを作成し、可愛いイラストとともに心筋炎リスクは、ワクチン接種した場合10万人あたり6人、新型コロナ感染の場合10万人あたり2300人という比較を載せています。その数字の根拠とされるのが、日本循環器学会が厚労省に提出した資料で「新型コロナに罹患すると2.3%が心筋炎に」という文言、さらにその根拠となる論文を見ると、アメリカの大学生のトップアスリートというかなり特殊な人々を対象にしたもので、症状もない人に心臓MRIを使って炙り出した「不顕性心筋炎が多数」だったと確認されています。しかも新型コロナとの因果関係は全く不明で大半が回復していました。また、rhwtshさんによると「接種して心筋炎になるリスクと比較すべきなのは、日本のすべての子どもの中で、新型コロナに罹患するリスクのうち、さらに心筋炎になるリスク」なのに、絞り込んでいません。さらに、接種者は再接種ごとに心筋炎リスクが増えていくのに対して、未接種の場合の感染者は免疫ができて、その後はかからないか、もしくは症状が軽いというメリットも伝えていません。「早くから恣意的・バイアスまみれ」と悪質性を指摘されています。
こんなパンフを見れば、普通はワクチンが安全だと信頼します。佐久医師会はどうするでしょう。
そして確信犯「こびナビ」を使って心筋炎リスクの大ウソを流していたNHKはどうするのでしょう。