ウクライナ紛争にロシアを引きずり込めば、情報戦によってロシア経済を破壊できると考えた西側 ~ロシア・ウクライナ戦争についてツイートしたアカウントの90.16%は「親ウクライナ」であり、「親ロシア」はわずか6.80%だった

竹下雅敏氏からの情報です。
 “続きはこちらから”を先にご覧ください。9月の記事ですが、オーストラリアのアデレード大学の研究によって、ロシア・ウクライナ戦争について投稿するツイッター・ハンドル(ユーザー名)の 60~80%がボット・アカウントであることが明らかにされました。引用元によれば、“ロシア・ウクライナ戦争についてツイートしたアカウントの90.16%は「親ウクライナ」であり、「親ロシア」はわずか6.80%”だったということです。
 この件に関する面白い動画がありました。動画の冒頭で、「ようこそ、“だから言ったじゃん”の瞬間です。過去を振り返って、“我々は正しかった”を味わいましょう。僕が“我々”と言うのは、聡明でプロパガンダに騙されなかったこれを見ている皆さんの事です。」と言って、アデレード大学の研究を紹介します。
 「2月の末から3月に始まったロシアとNATOウクライナ紛争は、大手メディアのプロパガンダ作戦がありました。…この調査結果はアデレード大学により公開されました。…ロシア・ウクライナ紛争が起こってすぐの第1週目に、大規模な組織化された親ウクライナ印象操作が行われていました。紛争開始の初期は自動botアカウントがツイートの8割を占めていました。ツイッターの話です。始めの週に350万回タグが使われました。“I StandWithUkraine”。始めの週はみんな狂ってたね、プロフィールをウクライナカラーの画像にしたり。西洋諸国は武器とカネを送るって誓ってる頃だ。偶然ではないんだ。計画されたプロパガンダ攻撃だった。西側はアルゴリズムを持っていてプラットフォームもデカい。我々みたいな人々にとっては、情報戦はものすごい不利なわけだ。彼らは簡単に我々を止められる。…この作戦を長い間準備してきたとは言え、ITの専門家は親ロシアが少なすぎて驚いている。ロシアに言いたい。ロシア大使とか外交官に。情報戦は完敗だ。実際まだ負けてる。偶然じゃないんだ。西側は情報戦にめっぽう強い。分析を見ればわかるよね。数百万のbotが親ウクライナを流行させるんだ。」と言っています。
 “西側は情報戦にめっぽう強い”のですが、実際の戦争にはメチャクチャ弱いので、“ウクライナのフェイクニュースは48時間以内に噓がバレる”ということの繰り返しでした。西側はウクライナ紛争にロシアを引きずり込めば、情報戦によってロシア経済を破壊できると考えたのですが、多くの投資家は“聡明でプロパガンダに騙されなかった”のです。
 今では戦争も経済もロシアの圧勝であることが隠せなくなってきました。もはや、核戦争などの脅しを使うよりない所まで追い詰められている様子が窺えます。次に消えるのは、200人委員会(旧300人委員会)あたりでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【字幕】Twitterの親ウクライナBotの活動調査をアデレード大学が公開ーAussieCossack
配信元)
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【プチ字幕】ウクロピギー
配信元)


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ロシア・ウクライナ戦争に関するTwitterアカウントの60-80%がボットで投稿、90%が「ウクライナ支持」であることが新たに判明。
引用元)
(前略)
ロシア・ウクライナ戦争について投稿するツイッター・ハンドルの60~80%がボット・アカウントである可能性が、オーストラリア、アデレード大学の学者の研究によって明らかにされた。
(中略)
また、「親ロシア」のアカウントよりも「親ウクライナ」のアカウントの方が多いことも判明した。
(中略)
研究者たちは、ボットの活動がロシア・ウクライナ紛争をめぐるオンライン上の議論にどのように影響するか、またボットが人間の感情にどのように影響するかを理解するために、今年2月23日から3月8日までに共有されたツイッター上の520万の投稿 - ツイート、リツイート、引用、ツイートへの返信 - を調査しました。
 
研究投稿には、「Stand With Putin」、「(I)Stand With Russia」、「(I)Support Russia」、「(I)Stand With Ukraine」、「(I)Stand With Zelenskyy」、「(I)Support Ukraine」といったハッシュタグが含まれています。
(中略)
研究者の1人であるジョシュア・ワット氏は、The Printに対し、「戦争開始後2週間の間に調査したハッシュタグをツイートしたアカウントの60パーセントから80パーセントが、ボットメーターを使って判断したボットだったと言えるでしょう」と述べている。
(以下略)

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