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ぴょんぴょんの「怒れるマウイ」 ~オプラとオバマとスマートシティ
アメリカでは誰もが知る有名人オプラ・ウインフリー
オプラ・ウィンフリーは1954年生まれ、アメリカの俳優、テレビ番組の司会者兼プロデューサー、慈善家。多数の賞を受賞し、アメリカで史上最高のテレビ番組と評された「オプラ・ウィンフリー・ショー」の司会を務めていた。
オプラ・ウィンフリー
Author:aphrodite-in-nyc[CC BY]
「彼女は20世紀以降のアメリカで最も裕福なアフリカ系アメリカ人で、かつては世界唯一の黒人の億万長者であった。また、アメリカの黒人の慈善家である。彼女はいくつかの評価によって、『世界で最も有力な女性』と称される。2006年にバラク・オバマの初期の支援者になった 。 」(Wiki)
オプラに対する現地人の怒り
マウイ島に自宅があるオプラ・ウィンフリーは、ハワイ出身のハリウッドのトップスター、ドウェイン・ジョンソンと組んで、マウイの被災者を支援するための「マウイ島ピープル・ファンド」を設立した。こういう緊急時の寄付は、とかく当事者の手に届きにくいもんだが、それをちゃんと現地の人びとに届けると呼びかけて、まずは二人で1,000万ドルを寄付した。
The duo has launched the People’s Fund of Maui, in which cash will go directly to people whose lives have been affected by the blazes.
— TODAY (@TODAYshow) August 31, 2023
Winfrey and Johnson kicked off the campaign by donating $10 million. https://t.co/uZXA7HCwD7
〈ふたりは「マウイ島ピープル・ファンド」を立ち上げ、現金が直接、火災によって生活に影響を受けた人々に寄付されることになった。
ウィンフリーとジョンソンは1000万ドルを寄付し、キャンペーンを開始した。(DeepL翻訳)〉
ウィンフリーとジョンソンは1000万ドルを寄付し、キャンペーンを開始した。(DeepL翻訳)〉
「オプラさん、あなたはマウイ島で起きていることを心配しています。でも、火事が起きる前、あなたは民間の消防隊を雇い、自分の家と土地を守らせましたね。そして、あなたの土地のすみっこに、避難民を数人を住まわせる代わりに、誰も立ち入らないように民間の警備チームに警備させています。怪しげな不動産屋が、私たちからあらゆるものを奪おうとしています。実際の価値より1ドルでも安い値段で土地を手に入れようとしています。あなたもそこに関与していると思いますが、そんなことを糾弾する余裕なんて、今の私たちにはないんです。マウイ島のことを心配しているなら、あなたやあなたの億万長者の友人4、5人の1年分の給料で、マウイ全体を問題なく再建できるはずでしょう。数ヶ月でマウイ全体を再建できるのに、あなたはSNSに飛びつき、今、家賃を払う余裕もないようなアメリカ国民に寄付しろと頼んでいる。支援よりも、SNSで人気を得ることの方が重要なんですね。」
マウイビーチ
Author:the Archive Team.[CC BY]
人口削減とスマートシティの実現が目的だった
ちょっと待って! このマウイの住人は「火事が起きる前、あなたは民間の消防隊を雇い、自分の家と土地を守らせましたね」と言ってるよね。火事が起きる前?! 前?! オプラさんは、火事が起きることを知ってたことになるよね。
おおう! たしかに、この女性は「before the fire started.」と言っている。住人たちは、セレブの欺瞞にとっくに気づいていたんだ。「オプラとドウェインの『マウイ島ピープル・ファンド』には寄付しないでください。実はエンターテイメント産業財団の子会社なのだ。ハリウッドのペドたちが、自分たちが莫大な分け前を得ることなくマウイ島を助けると信じているのか?クリントン一家はハイチでも同じ詐欺を働いた。」(X)
She’s a fraud Ed. Wake up.
— 𝓣 𝓞 𝓟 𝓓 𝓞 𝓖 𝓔 🪬 (@TOPDOGE007) September 15, 2023
今はセレブかもしれないが、オプラの過去は暗い。彼女は10代で未婚の母に生まれ、極貧生活を送っていた。9歳の時にレイプされ、3年間の性的虐待を受け、14歳で妊娠して出産し、生まれた赤ん坊は1週間で亡くなった。
だが、先祖代々の土地を必死で守るために、ハゲタカのように群がる不動産会社と戦ってきた先住民たちにとって、マウイ出身でもないのにマウイの土地を買いあさり、すでに2000エーカー以上の土地を持っているオプラは、敵としか言いようがないな。そのうちの870エーカーは今年初めに購入したばかりとか。(YouTube)
ああ、同じだよ。いや、もっと恐ろしいかも。「オプラ・ウィンフリーは世界人口削減秘密メンバーのひとり!?」によると、「マネーハンドラー ロックフェラーの完全支配」という本の<秘密の世界人口一気削減ニューヨーク会合「グッドクラブ」の面々>という節に、こう書かれてあるそうだ。「全世界の種子遺産を保管する計画があるが、その背後にいる富豪たちと同じメンバーが、2009年5月 秘密裏にマンハッタンで会合し、どうすれば世界の人口を一気に減らすことができるのかと議論したようである。(中略)...テレビのトーク番組で稼ぐ黒人大富豪オプラ・ウィンフリー(中略)...もいた。」(note)
火事なのにサイレンは鳴らない、逃げ道は封鎖されて、逃げさせてくれない、インターネットもつながらない、GPSも使えない、水も出ない、海に逃げても、誰も救助に来ないって、「死ね」って以外になにがあるんだよ?
オバマとオプラ
flickr[Public Domain]
そお! グリーンという、ちっともグリーンじゃねえハワイの州知事を知ってるか? 2018年、世界経済フォーラムは「ハワイは、アメリカ発の100%グリーンエネルギーの州になる」という目標を掲げ、特にマウイ島をスマートアイランドにする計画を立てた。その意向を組んで、ハワイ州知事になったのが、現在の州知事のジョシュ・グリーン。(YouTube)
ジョシュ・グリーン州知事
Author:Aloha102[CC BY-SA]
「グリーン知事はマウイ島初の、ハワイ出身ではない知事として2年前に赴任してきましたが、30年勤めていた副知事の不審な交通事故死、多数の部下が彼のパワハラにより精神疾患を訴えて辞めるなど、あまり評判がよくないようですね。」(X)
グリーン知事はこんなことを言うヤツだ。 「マウイ島は自然災害だったのに、”アメリカ軍が宇宙から熱線やレ一ザ一、マイクロ波等で攻撃した”とか、”何千人も行方不明の児童がいる”等のフェイクニュースが流れている。メリーランド大学の調査によれば中国やロシアがAIを使用してSNSに流しているという。」(X)
スマートシティみたいなくだらないものを作るために、たくさんの人が死んで、先祖代々暮らしてきた人たちが追い出されて。ハワイはアメリカにとって、そんな実験に使われるような、価値のない州で、そこに暮らす人の命はどうでもいいってこと?
「“マウイで山火事が起った場所は『日立が15分都市』計画を開始した場所だった”ということや、“ハワイのジョシュ・グリーン知事は今年の1月3日、『マウイ島は米初のスマートシティ/15分都市の1つになる』と発表していた”という事実を考慮すると、スマートシティ計画の邪魔になる建物や地元の人々を焼き払ったと見た方が辻褄は合います。」
(時事ブログ)
現地はどうなっているんだろうと思って、及川幸久氏のYouTubeを見ましたら、「マウイの被災者一人一人に、寄付が滞りなく届くように」との思いで立ち上げた基金が、ネットで炎上したという話でした。その基金を立ち上げたオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)とは、いったいどういう女性なのでしょう?